クローゼットの収納でお困りの人って、意外と多いですよね。
「収納スペースに収まらない」「自宅のクローゼットが小さすぎる」「でも服を買ってしまう」。
こんな悩み、他人事とは思えません。
しかも私の場合、仕事柄いろいろなタイプの洋服が必要なので、容赦なく増えていきます。
そんなとき、トランクルームを契約することに。
なんとこれが、大正解でした!
洋服が多すぎて困っている方に向けて、「トランクルームをクローゼットとして使う」という方法をご紹介します。
そもそもクローゼットが小さい問題
まずは、自宅のクローゼットが狭いとどんなデメリットがあるのか、という点。
私自身、持っている洋服が多く、とても困っていました…。
1.収納スペースそのものは広がらない
どれだけ収納方法を工夫しても、物理的な限界は変えられません。
自宅のクローゼットの収納スペースには、悲しいですが限りがあるのです。
それでも頑張って収納しようとして感じるストレスやモヤモヤが拭えませんでした。
2.服のシワ
狭いクローゼットにたくさんの洋服を収納しようとすると、どうしても押し込む感じになってしまいます。
結果、いざ着ようと思ったときにシワがついていて悲しい思いをしたことが、何度あることか…。
3.着たい服が見つからない/服の存在を忘れる
服の手前に服を入れ、畳んだ洋服の上にも服を重ね…そんなことをしていると、下にある洋服を着ようと思ったらもう発掘作業です。
いや、発掘できればまだいい方で、着たい服が見つからないこともよくありました。
それどころか、せっかく気に入って買った服が奥の方に行ってしまって、ほとんど着ないまま存在を忘れてしまうことも…。
そして、これらのデメリットが、トランクルームをクローゼットにすることで解決したのです。
ぜひ皆さんにこの快適さを知っていただきたいので、以下にコツをご紹介します!
トランクルームに預けた洋服
どのような洋服をトランクルームに預けるかは、好みや事情によっても変わると思います。
でも何もないところから決めろと言われても、どこから手を付けていいのか分からなくなってしまうもの。
そこで参考までに、私がどんな洋服をトランクルームに預けたのか、どうやって決めたのかを記載します。
1.高価な洋服
滅多に着ないスーツやお呼ばれ用のドレスなど、保管は慎重にしたいけれど自宅にあっても邪魔になるものは、優先的にトランクルームに入れました。
湿度や温度が24時間体制で管理されているトランクルームを契約していたので、安心して預けることができましたよ。
2.季節もの
私の場合は、季節ごとにトランクルームに行って衣替えをしていました。
ですから、浴衣やマフラー、水着、ニットなど、特定の季節にしか着ないアイテムもトランクルームへ。
3.収納スペースを取る洋服
・単純にかさばる毛皮やジャケット
・他の服と揃わない洋服(長さや形が特殊なものなど)
こういう収納スペースを圧迫するタイプの洋服も、トランクルームに入れていました。
1枚預けるだけで3枚分のスペースが確保できるようなものは、よっぽど頻繁に着るものでない限り預けたほうが効率的です。
自宅に保管した洋服
逆に、トランクルームに預けなかった服はこんなものたちです。
・季節問わず着られる服
具体的には、薄手の長袖、カーディガン、ジーンズ系、生地に季節感のないもの、などですね。
・着る頻度が高い服
改めて言う必要はないかもしれないですが、よく着る服、お気に入りの服、使い勝手の良いもの、などは積極的に自宅側にしましょう。
ちなみに気をつけたいのは、喪服。
これは着る頻度は低いですが、突然必要になる場合が多いですよね。
急遽必要になったときに取りに行くのは大変なので、個人的には自宅に置いて正解でした。
(私は自宅から30分かかる物件を借りていたのですが、自宅から近いところに借りられる人は預けてもいいですね)
トランクルームをクローゼット代わりにするときの注意点
トランクルームをクローゼットにして収納することで、私はとても快適な生活を手に入れました。
ただ、注意したい点もいくつかあるので、お伝えしておきます。
1.何でもかんでも預けない
トランクルームを契約すると、「自宅クローゼットに入りきらない服の置き場ができた!」とつい嬉しくなって、どんどん預けてしまうものです。私もそうでした…。
でもそうではなくて、この機会に、要らない洋服を断捨離するきっかけにしましょう!
実際に私も、最初にトランクルームに預けたきり、一度も着ないまま預けっぱなしの洋服がいくつかありました。
2.トランクルームは慎重に選ぶ
トランクルームは、広さと賃料だけで選んではいけません。
特に注意したいのが、コンテナタイプのトランクルーム。全体的に、広さの割に賃料が安めなのですが、湿度管理・温度管理がされていない場合が多いのです。
私は引っ越しの手伝いで、知人が借りていたコンテナタイプのトランクルームに入ったことがありますが、夏は一瞬で熱中症になりそうなほど温度が上がります。
(私は冬には入ったことはありませんが、ものすごく寒いそうです…。)
クローゼット代わりに使う予定のトランクルームなら、なるべくルームタイプのトランクルームをおすすめします。
もし地理や予算、広さの関係でコンテナタイプを契約する場合は、高価な洋服や繊細な洋服は預けないようにしましょう。
3.シワ対策
トランクルームに預けている間、洋服は基本的に動きません。つまり長期間、同じ状態で置きっぱなしになるので、シワになりやすいのです。
大事な洋服を預けるのですから、これは死活問題ですよね…。
そこでおすすめしたいのが、ハンガーラックです!
私はトランクルームにカバー付きハンガーラックと引き出しタイプの衣装ケースを設置して、
・シワになりやすい生地のもの(綿やレーヨン)
・畳んで管理するのが難しいもの(スーツやドレス、特殊な形状のワンピース)
などはハンガーラックに、
・気を使わない洋服(Tシャツやパーカー)
・シワになりにくい生地のもの(ポリエステル、ナイロン)
などは衣装ケースに収納していました。
カバー付きのハンガーラックは、意外と安く手に入ります(耐荷重には注意しましょう)。
ちなみに私が使っていたのは2000円くらいのものでしたが、充分役に立ってくれましたよ!