埼玉県きってのターミナル駅として、大型百貨店やショッピングビルが建ち並ぶ大宮駅。
乗り入れ路線数は東京駅に次ぐ全国第二位、最新版住みたい街ランキングでは4位にランクインする大宮は、名実ともに埼玉県一の都会といえます。
そんな都会の大宮ですが、駅から少し離れると、天然温泉や昔ながらの銭湯など癒しの温浴施設があるってご存知ですか?
今回は、大宮駅西口から行ける温浴施設を3カ所ご紹介します!
1:休日は混雑必至!『おふろcafé utatane』
大宮駅から近くて、もっとも有名な温浴施設と言えばやっぱりここでしょう!
さいたま市北区大成町の施設です。
ニューシャトル鉄道博物館駅から徒歩7分と大宮駅から多少距離はありますが、乗り換えで1駅、また大宮駅西口から無料シャトルバスが出ているのでアクセスはバッチリです。
1260円でフリータイム漫画が読み放題で、美味しいご飯も食べられる。
ネットカフェさながらのサービスが注目されているおふろcafe utataneですが、肝心のお風呂も種類豊富です!
埼玉県児玉郡神川町にある天然温泉「白寿の湯」からの運び湯を使った露天風呂に、館内の大浴場もジェットバス、電気風呂、サウナなど。
さらにオススメポイントは、お風呂内のサービスやイベントが充実していること!
たとえば、女湯限定で無料泥パックを体験することができます。
おふろcafeグループの別の店舗で僕も泥パックを体験したことがありますが、パック前と後では肌の感じが全然違います。
残念ながら、おふろcafe utataneでは男湯には泥パックはありませんが、女性なら無料でしかも体験し放題!
これは絶対オススメです。
そして、サウナでは「ロウリュ」も体験できます。
「ロウリュってなに?」って人の為に説明すると、熱いサウナストーンに水をかけ水蒸気を起こし、それをうちわで扇いで熱風を起こし体感温度をあげるフィンランドに伝わるサウナ入浴法の一種です。
こちらもおふろcafe utataneでは、無料体験できます!
夕方から夜と混み始める時間帯ではあるんですが、サウナ好きは一度は体験して損はありません。
一気に熱風を体に浴びるので、通常のサウナと違って大量に汗をかくんですよ。
さらに、おふろcafe utataneでは、アロマオイルを入れた水をストーンにかけ水蒸気を起こしているのですが、いい香りの水蒸気に体が全体が「包まれるのが、何とも心地いいんです!
暑いけど心地いい。
心地いいけど暑い。
長時間は難しいですが、終わった後は通常のサウナとはまた違った爽快感があります。
これは男湯女湯両方でやっているので、是非体験してほしいです。
他にもお風呂で映画観賞や季節ごとのイベントも豊富で、まさに温泉エンターテイメント施設です!
【おふろcafé utatane施設詳細】
https://ofurocafe-utatane.com/
〒331-0815埼玉県さいたま市北区大成町4丁目179-3
JR大宮駅よりニューシャトル「鉄道博物館(大成)駅」徒歩10分
TEL : 048-856-9899
入館料:
大人(中学生以上)1260円
小人(小学生以下)630円
3歳未満無料
(フリータイム)
営業時間:10:00~翌9:00
休館日:年中無休
※数ヶ月に1度、設備メンテナンスのために休館することがありますので、詳細はWebサイトをご確認ください。
2:大宮に唯一残る、古き良き昭和の銭湯『日進湯』
次に紹介したいのは大宮駅西口から徒歩10分、さいたま市大宮区桜木町の銭湯『日進湯』
開業から70年以上という「日進湯」は大宮で唯一の古き良き昭和の銭湯です。
ここの特徴は何といってもそのレトロさ!
どうですかこの外観! 渋すぎです。
大きなビルが立ち並ぶ大宮駅の西口周辺では、ひと際目立つ昭和の香りを漂わせるその佇まい。
昔ながらの瓦屋根に、奥に見える煙突。
長年この大宮で人々を温めてきた歴史を感じさせるその姿は、ノスタルジックで心惹かれます。
中に入ると、昔ながらの木製の靴箱に、男湯女湯に分かれる入口。
今ではあまり見かけなくなった昔ながらの銭湯は、逆に今の若い世代には新鮮に映るんじゃないでしょうか。
まるで映画「テルマエ・ロマエ」に出てきそうな風情のある銭湯です。
戸を開けると、そこはすぐに脱衣所とお風呂があり、番台には銭湯のおかみさんも。
顔なじみのお客さんとは楽しそうにお話していたり、とにかく地元に根付いた昔ながらの銭湯という感じです。
脱衣場も風情満載で、高い折り上げ格天井に藤の籠。
まるで昭和初期にタイムスリップしたかのような内装は、銭湯ファンでない僕もテンションが上がります。
番台のおかみさんに話を聞いたところ、こちらの木製のロッカーはなんと開業当時からのものだそう。
棚には常連さんたちの入浴道具が並びます。お客さんと銭湯のつながりを感じられて何だかいいですね。
風情ある外観や脱衣場ですが、肝心の浴場は設備もしっかり整えられた快適な居心地のいい浴場です。
浴槽は深めと浅めの2つ、湯の温度は42~3℃と結構熱めです。
ぬるめの方に入ったのですが、それでも先ほど紹介したおふろcafé utataneよりも熱いです。
お客さんがご年配の方が多いので、そういった方に合わせているのでしょうか。
僕は長時間は浸かっていられませんでしたが、通常のスーパー銭湯などのお風呂では満足できない人にはぴったりかもしれません。
熱い風呂に浸かったあとは、フルーツ牛乳片手に涼みながら番台のおかみさんと、昔の大宮のことや銭湯のウラ話を聞いたり。
希薄になりつつある地域や人とのつながりを持てる銭湯です。
埼玉県内にある昔ながらの銭湯というのは、もう本当に数える程度。
その中の一つがここ大宮の「日進湯」なのです。
銭湯ファンでなくても、せっかく大宮に住んでいるなら是非一度は行ってみてほしい銭湯です。
【日進湯 施設詳細】
〒330-0854 埼玉県さいたま市大宮区桜木町2丁目478
JR大宮駅西口より徒歩7分
TEL : 048-664-6430
入館料:
大人(中学生以上) 430円
小人(小学生以下) 180円
6歳未満 70円
営業時間:15:15~21:30
定休日:月曜、金曜
3:大宮駅から一番近い天然温泉『湯けむり横丁おおみや』
最後は、個人的に大宮駅付近の温浴施設で1番オススメをご紹介。
さいたま市西区三橋にある『湯快爽快 湯けむり横丁おおみや』です。
大宮駅から一番近い天然温泉で、なんと源泉かけ流しの温泉です!
大宮駅西口から車で10分と少し遠いですが、こちらも駅前からシャトルバスが出ているので便利です。
ここ「湯けむり横丁」の魅力は天然温泉であるということに尽きます。
別名「熱の湯」とも言われる温泉は、体を芯から温める効果のほかに、神経痛や関節痛、疲労回復、健康増進にも効果的だそう。
あくまで個人的な感想ですが、本当にお風呂から出た後の保温効果が段違い。
ここの温泉に浸かれば真冬でもずっと体がポカポカしています。
館内はまるで温泉宿の内装で、食事やマッサージなどサービスも充実しています。
温泉にゆっくり浸かった後はここでまったりと過ごし、心やすらぐひと時を過ごすのもオススメです。
お風呂の種類が豊富で、サウナや電気風呂、ジェットバスなどの室内風呂はもちろん、桧風呂などの露天風呂も。
数あるお風呂の中でも、僕が一番オススメしたいのが「うたた寝之湯」。
浸かるタイプのお風呂ではなく、温泉がちょろちょろと流れる石床の上に横になるタイプのお風呂なのですが、背中を流れる温泉が身体全体をじんわり温めてくれ、これが気持ちいいんです。
全身が湯につかっているわけではないので、のぼせることもなく、心地良すぎてうっかり寝てしまう事もしばしば。
【湯快爽快『湯けむり横丁』おおみや施設詳細】
https://www.yukaisoukai.com/ohm/
アクセス:
〒331-0052埼玉県さいたま市西区三橋5-1010
JR「大宮」駅『西口』より無料送迎バスあり
TEL : 048-620-1126
入館料:
(平日)
大人 1日券 850円 / 2時間券 700円
子供 500円
(土日祝日)
大人 1,050円
子供 600円
(2歳以下無料)
営業時間:10:00~1:00(受付は閉館30分前まで)
休館日:年中無休
※数ヶ月に1度、設備メンテナンスのために休館することがありますので、詳細はWebサイトをご確認ください。