ぼくは20代の頃から服を買うのが大好き。
そのせいで、大量の服が自宅に眠っていて、最近それが悩みの種なんです。
サイズアウトしてしまった服もあれば、デザインが好きではなく、ほとんど着なくなった服もたくさん。
みなさんも、同じ服をよく着て、いつ着るかわからない服が眠っているなんてこと、ありませんか?
ぼくは、ミニマリストに憧れを持っています。
シンプルに、必要な物だけに囲まれて生活をする、そんなミニマリスト的行き方を目指したいと密かに思案中です。
今回はそんなぼくが、ミニマリストへの第一歩として「服の最小化」を進めていく様子をレポートします。
服のミニマリストになるための自分ルール
ぼくは、いわゆる本気のミニマリストではありません。
世間のミニマリストの人たちに比べると、所有物は多いほうだと思います。
それは何故かというと、捨てたり売ったりするのに、どうしても抵抗があるからなんです。
ですから今回、服のミニマリストになるべく、ちょっと厳しめの自分ルールを設けてみました。
着るかどうか迷う服は処分
着るかどうかわからない服、これは問答無用で処分です。
ポイントとしては、ちょっと厳しめ目線を心がけました。
やっぱり、ミニマリストになるためにはもったいない精神を捨てないとダメだと思うんです。
もったいないっていう気持ちがあったら、結局何も捨てられない。
なので「これから着るかもしれない」という服は思い切って処分することにしました。
ここでかなり大量の服を捨てることに成功。
気持ちのスイッチが入れば、着るかどうか迷う服ばかりになりましたね。
去年着なかった服は処分
去年の服装、覚えてますか?
ぼくはわりと、気に入った服をたくさん着回すタイプ。
なのに服を買うのが好きという、ミニマリストとは対極の人間です。
探してみれば、一昨年より前から着ていない服もたくさんありました。これも問答無用で処分ですね。
着ていなかった服に関しては、結構スムーズに処分の踏ん切りがつきました。
去年着なかったんなら、今年も着ないだろう…と楽観的に考えられたからですね。
安い服は処分
ミニマリストとはいえ、服の質にはこだわりたいんです。
いや、ミニマリストだからこそ、だと思います。
そのため、安くていつでも買えるような服は処分します。
長期の旅行用に買った、汚れてもいい安い服が大量に出てきました。
パジャマや家着として着るかな、と思って取っておいたんですが、結局着なかったですね。
ふと思ったのですが「家着」とか「パジャマ」って魔法の言葉です。
着なくなった服でも、有効活用できると思っちゃうんですよね。
ですが結局着ないのであれば、場所を取るだけ。捨ててスッキリします。
必要であれば、また買えばいいし。
同じようなデザインの服はどちらかを処分
意外とあったのが、同じようなデザインの服。
やっぱり人間の好みって、偏りがあるんですね。シャツだけでも、似たような服がありました。
少しもったいないような気がしましたが、そこはミニマリストを目指すために思い切って処分。
ちょっとデザインが違うなーっていうぐらいのものも、思い切って手放すことにしました。
似たような服はできるだけ買っていないつもりでも、意外とあるもんです。
季節ごとに服を買っていると、こんな事態になってしまうんですね。
これからは無駄遣いもやめよう。
服のミニマリストになって感じたメリット
今回かなりの服を処分し、服のミニマリストと名乗れるほどになりました。
そこで感じたメリットをご紹介しますね。
- 手持ちの服が把握できた
- 部屋のスペースが増えた
- 意外に着れそうな服が見つかった
- 毎日の服選びが楽になった
- 今後の服を買う楽しみが増えた
おそらくこれから、服をむやみに増やすことはないでしょう。
買うことはあると思いますが、その際はひとつ処分して、服の数をできるだけ増やさないようにしようと思います。
特にデメリットは感じず、メリットしか考えられなかったのが大きな収穫です。
今後不自由を感じたら買えばいいだけなので、服のミニマリストになって良かったと感じています。
服のミニマリストになれば、気持ちも見た目もスッキリ
今回ぼくは、服のミニマリストになることに成功しました。
今後もミニマリストとして生きるために、服選びは慎重になるかと思います。
それも、相乗効果のようなものですね。
服が好きだからこそ、あえてのミニマリスト化。
服好きのみなさんも、服のミニマリストを目指してみてください。
きっと処分するのも楽しくなるし、今後の服選びも楽しくなっていくと思いますよ。
文:シンプリー(30代・元商社マン、現WEBライター)