時代は令和。
今や写真はスマホやデジカメでとるのが当たり前、写真の保存もクラウドやハードディスクが当たり前の時代。
がしかし、プリントした写真の保管方法に頭を抱える昭和生まれの女ここにあり!
幼稚園や保育園にお子様を通わせている方ならおわかりになるかもしれませんが、園ではイベントの様子をカメラマンさんや先生が撮影・販売してくれるんです(保護者はそれを結構なお値段で買う……)。
そこまでは大変有難いのですが、問題は「プリント販売のみ!データ販売はなし!」というパターン。
そんな事情で、放っておくとプリント写真の山、山、山。
今日は、子どもふたり、5年間分のプリント写真を、無印良品のポリプロピレンアルバムを使ってきれいに整頓したお話です。
写真放置のきっかけは「プリントはやめてフォトブック化計画」
今や、写真のプリントにかかる金額は10円/枚以下。
そんな安さもあって、わが家で二人目の子どもが生まれるくらいまでは、写真を撮る&プリントを繰り返していました。
せっせとプリントした写真をどうしていたかというと、当時はちゃんとアルバムに整理していました。
ちなみ当時使用していたのはこのアルバムです。
が、しかし、日に日に変化していく我が子の成長の嬉しさに写真はどんどん増えていき、すぐに5冊組アルバムが10セットめに到達。
本棚はアルバムに占拠され、しかも写真もたいして見返さないという無意味なルーティンと化したのです。
「子供が大きくなるまでこの先何年もこんなこと続けるなんて無理じゃね?」そう思った私は、意を決してプリントをやめ、フォトブックとして写真を保存することに。
でもその後、どうしたかというと……。
フォトブックを作るためにデータを整理したりレイアウトを組むのが面倒で、とりあえず放置。
ついでに、幼稚園のプリント写真もそのまま放置。
結果、写真の山ができあがりました。
とにかく収納力を!結果、無印のポリプロピレンアルバムにたどり着く
そうこうしている間に、気づけば上の子どもも小学生。
さすがに幼稚園時代の写真はそろそろ片付けないとヤバい……。
ということで、ついに放置し続けた写真を整理することに決めたのです。
前回は5冊組のアルバムを購入して失敗したので(あのアルバムが悪いとかではなく)、今回新しく購入するアルバムでは次のポイントを重視しました。
・大容量かつ省スペース
・シンプルなデザイン
・見返しやすい
・大量購入しても安心な価格帯
辿り着いたのが、無印良品のポリプロピレンアルバム L判・264枚用です。
以前購入していたアルバム5冊組 L判・48枚用は5冊で、240枚の写真が収納できるタイプ。
こちらは1冊で264枚も収納できるとのこと。
しかも価格もアルバム5冊組 L判・48枚用より安いときたもんだ。
迷わず10冊を購入!
ちなみに無印良品のネットストアでは10冊セットを買うと少しお得になります。
→【まとめ買い】ポリプロピレンアルバム 10冊セット・L判・264枚用
サイズは約314×298×15mmとなっていて、高さが約298mmでA4サイズと同じです。
見た目は良くも悪くも「無印の普通のファイル」といった感じなので、アルバムにデザイン性や高級感を求める方には不向きですね。
1,000枚超えのプリント写真を収納してみた!
さっそく、ざっと数えても1,000枚以上ある大量の写真をポリプロピレンアルバム L判・264枚用に1枚ずつ入れていきます。
低価格だとポケット部分の透明度や厚みが気になる方もいるかもしれませんが、個人的な印象としては意外としっかりしていると感じました。
フィルムを圧着させてポケットが作られていることもあり、ベロンとなったりフニャっとなったりすることもなく。
透明度に関しては……、アルバムの4分の3くらいまで写真を入れ終わってから途中1ページ分写真が入ってないことに気づく悲劇が起こるほどの透明感ですので、ご注意ください(笑)。
ちなみに、このアルバムはポケットが1ページごとについているわけではなく、片面のみについています。
意味わかりますでしょうか?
つまり、上の画像のように二枚の背中をあわせて収納していきます。
横向きの写真は良いとして、縦向きの写真はぼーっと入れていると向きがバラバラになってしまうので、注意が必要です。
1枚ずつ確認して入れていけば良い話なのですが、私の場合はとにかく枚数が多く時間がかっていたので、写真の裏に印字されている文字の向きを参考にして縦向きの写真を入れていきました。
また、ページが真ん中に差し掛かると、ポケットがついている向きが反対になるので、連写した写真など、ちゃんと順番が決まっている写真については入れる順番にも気をつける必要があります。
長年放置し続けた写真との戦いにピリオド!圧倒的な収納力に感動
袋に入った写真を出す→時系列に並べる→アルバムに入れる(途中入れ間違えて直す)という一連の作業で、合計4時間以上はかかりました!
しかし、見てください、長年放置し続けていた写真の山が見事にアルバムに収まりました!
見た目はスッキリしていますが、1冊につき264枚収納されているため、正直結構ずっしりしています。
そして、仕上げには同じく無印良品で購入したインデックス付箋紙・厚口フィルムタイプ 29×28mm・10枚×4色を貼ります。
半透明で主張しすぎず、位置が変えられるので写真を見る時の邪魔にならないのも便利です。
集合写真のことを忘れていた……
そこで大問題発生。
L判の写真はスッキリ片付きましたが、集合写真などによくある2L判サイズの写真をすっかり忘れていました。
急いで、同じ無印のポリプロピレンフォト・ハガキホルダー・2段・2L対応 2段・56ポケット・両面タイプを追加購入することに。
1ページにつき2枚ずつ、L版の写真を入れることができますが、画像のように片側に差し込み口がついていて、2L判の集合写真を入れることもできるのです。
ギチギチに入るので、写真がずれるということもないです。
ただし、写真の仕様が若干大きかったりすると入らない可能性はありそうです。
棚にもすっきり収納。やはりアルバム化は最高だ
リビングにある造り付けの棚に置いてみましたが、スッキリしていて非常に良いです!
5冊組アルバムのようにボックスに入っていないので、画像のようにブックエンドなどで抑えておかないとアルバムの重みで横に倒れてきそうですが、ボックスに入っていない分取り出しやすいですし、厚みがないので手に取りやすいと思います。
表紙も半透明なでいつの写真かわかりやすいし、目につきやすいので以前よりは見返すかも!?
今回は幼稚園のプリント写真のみを片付けました。
でも、これだけ場所をとらずにプリント写真を収納できるのなら、その他の家族写真も年末に写真をプリント→アルバムに収納という方法もおおいにアリだと思いました。
無印良品のポリプロピレンアルバム L判・264枚用は価格も手ごろ。
とにかく大量の写真をどうにかしたい(でもスペースはない)という方にはとってもおすすめです。
ご自宅にプリント写真の山がある方は是非お試しください!
文:江戸リイ(30代・ライター兼2児の母)