以前、誰にも内緒で夜のお仕事をしていたことがあります。
そんな私ですが、結婚を機に退店し、たまにヘルプなどで出勤する程度になりました。
しかしそこで困ったのが、ワンピースや撮影用の水着やハデな下着、お客様からのプレゼントなど、夜職ならではの荷物たち…。
ヘルプ出勤があるので処分はできないし、レギュラーではないのでお店には置かせてもらえないし、当然家に置いておくこともできません。
そこで、衣類を中心とした夜職の荷物を隠すため、トランクルームに契約しました。
今回は私がトランクルームで実践している、ワンピースや水着を中心としたキレイな衣類のしまい方を紹介します!
衣類収納用のコンパクトなトランクルーム
フリマアプリなどを活用し、売れるものや、なくても構わないものは早々に処分。
そのうえで、0.5帖のコンパクトなトランクルームを選びました。
当然ながら、部屋が広ければ広いほど費用がかかるので、最低限の広さで十分だと判断しました。
しまい方さえ工夫すれば、十分に衣類を収納できるスペースです。
逆に、広いトランクルームを選んでいたら、なかなか荷物が処分できなかったと思います。
必要最低限の物以外、思い切って処分するきっかけにもなったので、コンパクトな部屋を選んだのは正解でした。
広さもさることながら、車を持っていないため、荷物の持ち運びや出し入れがしやすい立地条件も重要でした。
車があったとしても、家から離れたところにトランクルームを契約するのは、出し入れに何かと不便です。
さらに、たまにヘルプ出勤をしているため、やはり家から行き来がしやすい場所を選んだのは結果的に良かったと思います。
クリーニング店がすぐ近くにあるのも、衣類収納のことを考えると非常に便利な立地でした。
天井メッシュのトランクルームは突っ張り棒不要!
トランクルームには、完全密閉型のボックスタイプ(コンテナタイプ)と、天井が抜けているタイプがあります。
私が契約したトランクルームは、天井がネット状になっているタイプでした。
これ天井が完全に閉じておらず、網状にワイヤーが入っているので、ハンガーやS字フックなど吊り下げ式の収納にとても便利です。
私の場合、荷物の大半はワンピースなどの衣類なので、ハンガーでそのまま吊り下げられるのは大きなメリットでした。
洗濯ばさみが付いた物干しハンガーなども、そのまま吊り下げて収納することができます。
わざわざ収納用に突っ張り棒を買ったのに、結局使わずじまいとなってしまいました。
トランクルームによっては、壁があまり厚くない場合など、突っ張り棒が使いにくいこともあるようです。
また、磁石が使えるかどうかも壁の素材によるので、気になる方は事前に壁の素材や厚さを確認してください。
また、同じ「天井メッシュタイプ」と言えど、メッシュの穴の大きさは各社それぞれです。
メッシュが小さい方が防犯上安心かもしれませんが、穴が小さければ小さいほど、ハンガーを通すことが難しくなります。
ハンガーを通しにくいメッシュタイプかつ突っ張り棒が使いにくい場合や、背が低く天井に届きにくい場合などは、S字フックを2つ付け、S字フックの間に突っ張り棒や物干し竿を通しておく方法があります。
天井が抜けているタイプのトランクルーム内は、個室ごとの気密性が低いので、空気が篭りにくくカビなどが発生しにくいように感じます。
全室共通の空調が保たれており、夏場でもあまり暑さや湿度が気になりません。
ただ、他の部屋と空間が共有されるためか、独特のにおいが少しあり、念の為消臭剤を設置しています。
シワにしたくない衣類や水着、靴のしまい方実例
トランクルームに収納する場合に限らず、衣類のしまい方は
・畳む
・丸める
・吊す
の3択です。
取り出しやすさや衣類のタイプによって、しまい方を選ぶのがベストです。
普段着の衣替えなどの目的でトランクルームに衣類を収納する方は、畳んだり丸めたりして、衣装ケースに入れてしまうのが便利だと思います。
私が主に収納しているドレスワンピースなどは、シワになったり形崩れしやすいアイテムなので、畳んで収納する選択肢はありませんでした。
ドレスやワンピースなどは、ハンガーにかけて吊り下げて収納するしまい方が、シワや形崩れしにくく一番オススメです。
その際肩紐をハンガーに引っ掛けておくと、ずり落ちたり肩部分が伸びたりせず、キレイに保管することができます。
また、防虫・消臭効果のある衣類カバーをかけておくと、大切な衣類も安心して預けられます。
私はクリーニング店で、保管用の専用カバーをかけてもらっています。
有料ですが、クリーニング時に毎回取り替えてもらえるので衛生的な上、回収したものをそのままトランクルームにしまえる手軽さが便利です。
念の為、クローゼット用の吊り下げタイプの防虫剤も併用しています。
水着や靴など、かさばるけれど潰せないアイテムは、写真のように箱に入れて、積み重ねて収納しています。
特にビキニなどセパレートタイプの水着は、どれとどれがセットだったか迷子になりがちです。
箱に入れておけば、セットがバラバラになってしまうことも、潰れて形が崩れてしまうこともなく、かつ重ねて収納できるので省スペースにもなります。
靴や水着をしまっている箱は、100均で購入しました。
箱にしまって収納したくない小物類は、洗濯ばさみが付いた洗濯ハンガーにつけて、吊るして保管するのも一案。
帽子などの小物類は、洗濯ハンガーの洗濯ばさみに付けたまま収納しています。
帽子の形状にもよりますが、取り出しやすく、形崩れもあまり気になりません。
実は一度、雨の日に履いた靴をそのままトランクルームに置いておいたら、カビさせてしまったことがあります。
それ以来、必ず『炭八』という備長炭を置いています。
特に靴や帽子など、衣類はしっかりと乾燥させてから収納しましょう。
バッグや小物類は壁やフックをフル活用
バッグや小物など細々したものは、磁石が付いたフックを使って壁に収納しています。
このトランクルームは壁や扉が金属製なので、磁石を活用した収納も可能です。
最初はS字フックを使って天井にぶら下げていましたが、背伸びして手を伸ばさないと持ち手部分がフックに届かず、使いにくさを感じたため、壁収納に切り替えました。
メガネ・サングラスやアクセサリーなどの小物類も、100均の磁石付きボックスに入れて、壁にくっつけて収納しています。
床面積がかなり限られていますが、空間をフル活用すれば、意外と収納できるように感じています。
壁収納をする場合、吸盤タイプか磁石タイプか迷い、最初は両方試していました。
吸盤タイプは吸着力の問題や、トランクルーム内の温度や湿度の影響で、気がついたら外れていたことが多く、使わなくなりました。
頻繁に訪れるわけではないので、いつ取れるかわからない吸盤タイプより、安定して固定できる磁石タイプの方がオススメです。
限られたスペースであったり、しまいにくい衣類であっても、しまい方を工夫すれば意外とキレイにたくさん収納できます。
トランクルームに限らず、クローゼットやキッチンなどの収納でも活用できるので、ぜひアイテムやスペースに合った、ベストなしまい方を見つけてくださいね。