皆さんトランクルームを借りる理由は様々あると思います。
「服が収納しきれない」
「部屋を整理したい」
「使わないものを片付けたい」
私もトランクルームを借りなければならない理由を持ち、実際に東京でトランクルームを借りたうちの一人です。
私は、いわゆる「コレクター」で、服に靴、バッグにフィギュアなど様々物を買い漁りました。
部屋は常に多くのグッズやアイテムで溢れかえり、一時、ゴミ屋敷寸前に。
今回は、東京でトランクルームを借りた人間だからこそわかる、トランクルームのイメージとリアルの違い。
また、私のトランクルームとの向き合い方についてお話ししていきます。
なぜ東京に住んでいてトランクルームを借りるのか?
冒頭お話ししましたが、私生活でトランクルームが必要になった理由は、ひとえに「荷物多すぎる問題」。
もともとは、「最小限の物で生活する姿勢」や、「無駄なものは買わない主義」を徹底していました。
しかし、いつしか趣味が優先されて欲の限り物を買い漁り、買い物の量に比例して家の荷物が増えていくことになりました。
ちなみにわたしの趣味は、スノボにサイクリング、車関係、ゲーム、漫画、DVDと挙げればキリがないほどです。
これだけ物で溢れていれば、部屋がいくら広くなったからといって片付くわけがありません。
東京にあるトランクルームのイメージ
・1契約辺りの金額が高い
「東京の家賃は高いから、土地代を考えればトランクルームも当然高いのでは?」と最初は決めつけていました。
また賃貸とは異なり、管理費や、預けるためにかかる費用などの諸費用を含めると、結果的に「賃貸より高くなる」と勝手に思い込んでいました。
・狭い・汚い
最も懸念していた部分が、トランクルームの荷物を預ける環境についてです。
勝手な先入観で、「室外」、「埃っぽい」、「狭い」、「湿気がすごい」など、負のイメージがありました。
そのため大切な荷物を預ける場所には、やっぱり適していないと決めつけていたのです。
・立地が悪い(僻地にある)
たとえトランクルームの性能が良くても、立地が悪ければ使い勝手が悪く、無意味です。
ここも憶測ですが、「トランクルーム=郊外」という先入観があり、選択肢から外していました。
実際に借りてみた感想は?
部屋が広々と使える
トランクルームを活用し、何より変化があったのは部屋を有効に使えるようになったことです。
これまではコストパフォーマンスに合わないほど、部屋を無駄に使ってしまい、荷物の多さから一部掃除や整理整頓で、心身ともに疲れてしまっていました。
しかしトランクルームを借りたことにより、その気持ちも晴れ、今では「この部屋を保とう」と努力して物を買ったり、整理を行うなど、性格の一部を改めることも出来ました。
コストダウンに繋がった
結論からお話しすると、想像以上にコストダウンすることに成功しました。
私が借りたトランクルームは、かなり広い部屋のタイプですが、仮に同じエリアでマンションを引っ越すとなった場合にかかる費用と比べると、大幅なコストダウンになりました。
またトランクルームは預ける荷物や立地によって、金額もかなりばらつきがあるので、よりコストカットをしようと思えば余地があります。
トランクルームに対する全てのイメージが覆った
先程私が挙げたトランクルームに対するイメージも全て払拭されました。
何故なら近年のトランクルームはホテルやマンションを思わせるほど綺麗で、かつ環境が抜群です。
セキュリティ体制が整っていたり、室内も温度・湿度が徹底管理、様々な追加オプションありと至れり尽くせりの状態でした。
荷物を預けるだけにとどまらないトランクルームの新たな可能性
「第2の部屋」として活用する
これは読んで字のごとく、第2の部屋としてトランクルームを活用していく方法です。
この活用法であれば、荷物の管理も楽ですし、コスト面を考慮した時にもお得になります。
部屋を使い分けることによって荷物の整理にとどまらず、新しい部屋を手頃な値段で確保することができます。
災害時の避難場所や集合地点
私が最も重要視したい可能性は、「災害時の対策」です。
幸いにも災害にあった事がないので憶測の域をこえませんが、避難場所や生活の一部の機能をトランクルーム内に確保しておくことで、災害・被災時にも安心して対処できる点がメリットとなるためです。
また第2の部屋としてだけではなく、避難場所や家族の集合地点などにも最適です。
もちろんこれにはトランクルームの安全面や地理的な面も考慮した上での話になりますので、推奨出来るものではありませんが、一個人としてこう言った使い方や可能性の見出し方もありなのかなと考えています。
新たな人生の再発見
今回トランクルームを借りた事で、私は東京に住む上での生活を改めるようになりました。
トランクルームを契約したことを境に、荷物の”断捨離”を行なったり、不必要な物を売却するなど、生活を見直すことに着手しました。
結果、物の大切さが再認識出来たり、整理整頓の必要性など、人間の根幹に関わる部分を、トランクルームとの出会いで再発見することができました。