トランクルームのポータル情報サイトLIFUL(ライフル)トランクルームにおいて、最近「収納シェア」という新たなサービスが登場したのをご存知でしょうか?
収納シェアとは、個人間で収納スペースを貸し借りできるサービスのこと。
いわゆる「貸し倉庫会社」や「トランクルーム会社」という企業体によらず、個人で所有している空きスペースを貸し出し、借りることができるのです。
その実態はいかに。利用方法や特徴を調べてみました!
収納シェアっていったい何?トランクルームとの違い
収納シェアとは、その名の通り「シェアリングサービス」の一つで、個人の所有する空間を、収納スペースとして共有したり、貸し出したりするサービスのことです。
空き地や建物の空き部屋など、使い道のないスペースを「収納スペース」として貸し出すことで、所有者は空間の有効活用ができます。
収納スペースを探している人にとっては、近くにトランクルーム施設がない(もしくは費用的に合わない)という場合でも、条件に合う収納スペースを探すことができ、選べる収納の選択肢が広がります。
収納シェアの利用方法・ゲストとホストのマッチング
収納シェアの基本的な利用方法は、以下の通りです。
- 空きスペースを所有している「ホスト」が収納スペースをサイトに掲載する
- 収納スペースを借りたい「ゲスト」が施設を探す
- 借りたい収納スペースを見つけたら「ホスト」に問い合わせる
- 利用条件を「ゲスト」と「ホスト」の双方で確認する
- 決済手続きをする
- 荷物を受け渡す
- 取引完了
収納シェアでは、空きスペースの所有者である「ホスト」が、利用料金や写真を掲載し、荷物を置きたい「ゲスト」が問い合わせをし、双方条件合意によってレンタルが開始されます。
収納シェアとして掲載される収納スペースは、あくまで個人が所有している空きスペースなので、ロッカータイプやワンルーム型、スペースの一部を借りるタイプなど、さまざまなパターンがあります。
なかには1畳以下の小さいスペースから貸し出しもあり、一般的なトランクルームに比べると利用料金もお手頃なものが多い印象です。
また、個人間でのやりとりであるため煩雑な手続きも少なく、気軽にスペースを借りることができるのもメリット。
料金の支払い方法は、「クレジットカード決済」が採用されているので、取引前に双方スムーズな決済が可能です。
また、荷物の受け渡しについては「対面受け渡し」と「配送受け渡し」の2種類があります。
ホストによって異なり、収納スペースの情報ページに対応方法が掲載されています。
なお、ホストが収納シェアサイトへ掲載する費用自体は無料です。
もし利用者との契約が成約すれば、毎月の売上より成約手数料30%+税をサイトに支払うという仕組みです。
個人間のやりとりって安心できるの?万が一の保証サービス
しかし、やはり会社ではなく個人同士のやりとりになると、セキュリティ的に問題がないの?と気になります。
ライフルトランクルームの収納シェアサービスでは、万が一に備えた「保証サービス」を導入しています。
保証サービスでは、荷物の大きさや重さを問わず収納スペースに預けた「すべての荷物」を対象に、荷物の破損や汚損、紛失や盗難に際して最大10万円(免責3000円)の補償が受けられます。
補償を受けるには、事前に取引開始前や取引開始後の荷物写真や、損害が発生した荷物の写真などが必要になります。
不安な方は、万が一に備え保証サービスを受けられるように、適切な手続きをしておきたいですね。
収納シェアはどんな人向き?ポイントは「価格」と「エリア」
収納シェアは、一般的なトランクルームよりもリーズナブルな価格設定であること。
また、エリアも分散しているため、近くにトランクルームがないという方にもうれしいレンタルサービスです。
正直、セキュリティ性や空調設備、換気設備などで鑑みれば、企業が運営するトランクルームに軍配が上がります。
しかし、手軽に、低価格で利用できる収納スペースは、条件さえ合えば非常に優秀なレンタルサービスといえます。
まだサービス開始からまもなく、収納シェアスペースの掲載はこれから増加していくことが見込まれます。
車や宿泊施設などのシェアビジネスが普及するなか、この「収納シェア」も次世代型サービスとしてさらなる注目を集めていくのではないでしょうか。
以上、荷物収納のトランクルームに次ぐ新たな選択肢、今後の展開に大注目の「収納シェア」でした!
参考:https://www.homes.co.jp/trunkroom/share-article/9