トランクルームと一括りにしても、種類や使用用途によって、複数の選択肢が存在します。

そのため、自分にあったトランクルームに出会うためには、その選択肢を絞り込み、比較・検討していく必要があると思います。

今回はトランクルームを実際に借りている私が、最初にトランクルームを借りる際、どのような点に注意し、実際にトランクルームのどこを見て契約するに至ったかについて、お話しします。

トランクルームを借りる上で悩むこと

・料金体系

トランクルームにかかる代表的な料金は、月額利用料や初回登録費、管理費などが挙げられます。

数百円単位で借りられるものもあれば、高いところでは数万円かかるトランクルームもあります。

このばらつきが、悩みの種の一つです。

・部屋の広さ

部屋（個室）の広さにも、当然かなりの幅があります。

会社によっては、ボックスに荷物を預け入れて送るタイプのトランクルームや、ロッカータイプの部屋に荷物を預ける所もあります。

中には1K(マンションの1ルーム、5〜6畳以上も存在する)ほどの広さを持つトランクルームもあったりします。

・利便性

好立地に面した場所に点在するトランクルームがある傍ら、車でないと行けないような場所にあったり。

また、屋内管理かどうかによっても、利用者の利便性に差が出ます。

・独自性

一般的なことでは、温度湿度が一定管理されていたり、セキュリティ面が万全といった部分が代表的なものです。

他にも、クリーニングや、ハンガー管理、人感センサーなどの友人管理、クラウド内でのアイテム管理など、各社独自のサービスが確立してきています。

実際に検討するときに注意しておくべき点

(c)icom

・料金には各社でかなりのばらつきがある！

先程料金体系の中で簡単に触れましたが、トランクルーム各社でかなり料金体系にはばらつきがあります。

安いものであれば数百円単位から借りる事が出来ます。

高いものだと初期費用含め数万円必要なトランクルームも存在します。

・預ける物によっては、そこまでの広さや金額、設備は必要ない！

当然ですが、おおむね賃料は広さに比例して高くなります。

「部屋の荷物を片付けたい」、「クローゼット代わりに利用したい」など、理由によってはそこまでのトランクルームは必要ないので、サービス内容を見極める必要があります。

・セキュリティ、トランクルームの環境はしっかり把握するべし！

預けるもの次第では、セキュリティや預ける環境は必須の条件になります。

現在は、各社そこまでの差はないものの、より良いサービス内容を求めるとなると、仮に女性が使うとなると、立地が良いだけでなく、夜間でも管理人の有無や明るい室内かどうか、有人管理や警備システムが導入されているかどうかなど、トランクルームに対する環境でも、見ておくべき点がたくさんあります。

私は「〇〇」でトランクルームを借りる事を決めた！

そもそも私がトランクルームを借りた目的は、次の2点。

1つ目は、家にたまった大切なコレクションの一部を保管するため。

2つ目は、増えつつある家賃などのランニングコストを抑える事が主な理由です。

・荷物保管場所として最高の環境が提供されている

先述したように、私は大切なコレクションの一部をトランクルームに保管するため、中途半端な環境や、単に預けられれば良いなどといったトランクルームは探していませんでした。

トランクルームの中には、有人管理有り、温度湿度が24時間徹底管理されている、クラウド上で預けたものをネット上で管理出来る、高級ドライクリーニング可能など、好条件のものがたくさんあります。

・立地の良さ

私にとってはトランクルームの立地も大切な条件の一つでした。

理由は、震災を経験して以降、住居や緊急性に対する考え方を再構築したからです。

震災以降、一部の生活の機能をトランクルームに持たせて、緊急事態に備えておきたいと考えました。

そのため、立地やアクセスの良さは必須でした。

これから借りたいと思っている方へ

・自身の目的にあったトランクルームを選ぶべき

私は荷物を預ける際に、「荷物の整理」、「貴重品の保管」、「最適な立地と環境」を条件にトランクルームを探し始めました。

もしトランクルーム探しの時点で各ポイントを比較しているのなら、優先順位をつけることが先決です。

「値段をは安く」、「立地はアクセスが良い所」、「部屋は広い」、「設備は抜群」など、理想のトランクルームの条件を挙げるとキリが無いですが、予算に際限が無ければそれは可能です。

「全ての条件を網羅することは不可能」と、一部割り切ってトランクルームを比較されるとベストなものが見つかるのではないかと思います。