自分で言うのもおこがましいですが、私はものを大切にするタイプだと自負しています。
でもそれは裏返すと「ものを捨てられない」性格とも言えるわけで、家の中がもので溢れてしまうことも多々ありました。
服やアルバム、CDや本など捨てられないものはどんどん増え、一時は家族から苦情がくることも……。
嫌々ながらいくつかのものを無理に処分したこともありましたが、すぐ後悔して買い直すことばかりでした。
そんな経験を繰り返しているうちに、私はトランクルームに出会ったのです。
捨てられないものはトランクルームの中で保管するようにすれば、家をきれいに保ちながら、好きなだけ所有可能。
こんなに便利なトランクルームなのに、意外と活用している人は少ないのが残念でなりません。
そこで私なりの経験を元に、「捨てられないもはトランクルームで保管する」ことをおすすめしてみたいと思います。
トランクルームは捨てられないものの保管にぴったり
「トランクルームって何に使うの?」と思われる方のために説明すると、基本的にはものを預けるためのスペース。
どんなものを預けるのに適しているのかというと、今回のテーマである「捨てられないもの」がピッタリだといえるでしょう。
特殊な保管方法が必要なものや、こまめなメンテナンスが求められる機器などを保管 するにはあまり向いていません。
一方で、とにかく大量のものを置くスペースが欲しい人や、今後も増えることが予想される捨てられないものをしまっておくにはうってつけの場所となるのです。
捨てられないものは自分の意志に反して増え続けるもの。
「捨てられないもののための別荘」のような形で利用することができれば、家の中にものを溜め込む必要はなくなります。
私は以前は捨てられないものが多すぎるせいで部屋が汚れ、友だちを呼ぶのも難しかったのですが、トランクルームを使うようになってからはそんな心配はなくなりました。
捨てられないものを家の中に抱えることによって感じるストレスから解放されるためにも、トランクルームの利用はおすすめです。
トランクルームを使えば必要なものを冷静にジャッジできる
家の中を片付けたいなら、ものを捨てるのが一番とされる風潮があります。
しかし捨てられないものを無理に捨てると、私のような人の場合は、結局買い戻すことになって時間とお金を浪費することになるかもしれません。
そのため片付けをするのなら、捨てる前にワンテンポ冷静に考えるための時間を設けるべきだと私は考えます。
トランクルームを利用すれば、冷静にものの必要性を判断する時間は十分に得ることができるでしょう。
実際に私は、捨てた方がいいのか悩んだものは一旦トランクルームに預けて、自分の生活圏内から遠ざけるようにしています。
もしそのまま不必要だと思えたら、時期を見てトランクルームから直接処分でOK。
逆に少しでも捨てたくないと思ったら、再び家に戻すようにしています。
このトランクルームを活用した熟考システムのおかげで、捨てられないものを嫌々捨てて後悔することはほとんどなくなりました。
トランクルームに捨てられないものをまとめることができれば、家の中には必要なものだけを置けるようになり、効率的な片付けを行うことができるでしょう。
私がトランクルームに預けてよかったと思っているもの
トランクルームをそれなりに長く使っていますが、「これだけは絶対に預けた方がいい!」と思えるものがいくつかあります。
いきなり捨てられないものをすべて預けるのは気が進まない人は、以下のものを優先的に預けてみるといいでしょう。
季節ものの洋服
服は捨てられないもの筆頭のアイテムでありながら、とくに冬物はかさばります。
そんな服は、迷わずトランクルームに預けてしまいましょう。
トランクルームなら必要なタイミングでいつでも持ち出せますし、古くなってきたらそのまま捨てることもできます。
広いスペースのおかげで押し入れよりも管理がしやすく、虫に悩む機会も少ないのが魅力です。
将来の価値に期待できるもの
将来の価値に期待できるCDやDVDなどを、片付けのたびに捨ててしまうのはもったいないです。
ほとんど視聴しないのなら、トランクルームで保管してしまいましょう。
CDやDVD、その他古いレコードなどは、時間が経つほどに希少価値が出てくる場合があります。
今はそれほどの高値がつかないとしても、数年後にどうなっているのかはわからないので、捨てないでおく方がいいでしょう。
家に置いておくと些細なことで破損したり汚れたりしてしまい、せっかくの価値を落とすことにもなりかねません。
だからこそ人の出入りがないトランクルームに預けて、綺麗なままで保管するのがおすすめです。
トランクルームに捨てられないものを預けるときのポイント
捨てられないものはトランクルームに預けることで、効率良く管理と処分が行えます。
しかし何も考えずにただ預けてばかりいると、トランクルームの中がぐちゃぐちゃになってしまうでしょう(体験談)。
それではせっかく有料で借りたトランクルームを活かすことはできず、最悪、家の中とトランクルームの両方がもので溢れることになってしまいます。
いくつかのポイントを知っておくことでそういった事態は回避できるので、トランクルームを契約する前に以下の3点をチェックしておきましょう。
1)預けたものは、外から確認できるようにリスト化しておくこと
あらかじめトランクルーム専用のリストを作っておきましょう。
紙のメモよりも、簡単に追加と削除が行えるスマホアプリがおすすめです。
2)預ける前に、整理しておく
忙しいときなどはただ空いているスペースにポンとものを置くだけで終わらせていますが、それが続くとどうしてもトランクルームの中は汚れていってしまいます。
最初からトランクルームに預ける前に整理しておくと、その後の管理が驚くほど楽になります。
捨てられないものを長く管理するためにも、こまめな片付けは意識して行いましょう。
3)定期的にトランクルームの中身を確認する
トランクルームは有料ですし、スペースにも限りがあります。
捨てられないものが増えてくると、トランクルームがあってもさばききれなくなってしまいます。
そういった事態を防ぐためにも、定期的な確認は重要な作業。
捨てられないと感じていたけれど、時間が経つと「やっぱりいらなかった」となることはよくあるでしょう。
そんな心変わりしたアイテムを処分する機会として、月に1度くらいはトランクルーム内の「判定日」を作ることがおすすめです。
まとめ
捨てられないものが多いことが、長年の悩みとなっていました。
でもそれは、大切にしたいものが多い結果でもあるのです。
トランクルームを上手に利用できれば、家の中を綺麗にしつつ捨てられないものを管理することも難しくありません。
ものを捨てられないことに悩んでいる人は、これを機に近場のトランクルームを探してみてはいかがでしょうか。
捨てられないものを保管するのに最適な環境が、簡単に手に入るかもしれませんよ。