誰だって部屋はきれいにしておきたい。
きれいな部屋で生活していれば、不思議とスッキリした気持ちになり、心にも余裕ができてくるものです。
しかし、少し油断するとすぐ、部屋はモノで溢れてしまいます。
今回は、部屋がとても汚い私の友人「てっちゃん」を例に、その特徴をご紹介します。
特徴1)根本的にモノが多すぎる
名前:てっちゃん(仮名)
年齢:26歳
家族構成:一人暮らし
家が汚い人の最たる理由は、そもそもモノが多すぎるということでしょう。
てっちゃんの場合も然りで、部屋には無駄なモノがたくさんあります。
なぜか毛布を何枚も所有していたり、本、漫画、ゲームなども場所をとっています。
中には一人暮らしではめったに使わないだろう、驚きのモノまで。
(下記参照)
・ホットプレート
・たこ焼き機
・かき氷機
・チョコレートフォンデュ・マウンテン
・茄子の全身コスチューム(謎)
・ヘリウムガス専用のガスタンク(謎)
てっちゃんの場合は、極端かもしれませんが、それでもモノが多いことは、部屋を汚くする大きな一因と言えるでしょう。
★★反面教師からのアドバイス★★
収納スペースに適切な物量を把握しましょう。
甲子園もベンチ入りメンバーは18人までです。それを超えてはいけません。
特徴2)モノに所定の位置がない
てっちゃんの部屋の特徴として、物に所定の位置がないということが挙げられます。
遊びに行くたびに、モノの場所が変わっているのです。
掃除はそれなりにしているようなので、ゴミやホコリといった汚れは目立たないのですが、いかんせん部屋全体が雑然としています。
各種リモコン、掃除用のコロコロ、ゴミ箱……。
訪れるたびにそれぞれの場所が違う。
テーブルなどの家具ですら、移動していることが少なくありません。
理由は明快で、使い終わった後、あった場所に戻していないからこうなるのです。
これでは、モノがどこにあるのか把握できなくなってしまい、
それを探すのにまた部屋を荒らしてしまうという悪循環に陥ります。
★★反面教師からのアドバイス★★
それぞれのモノに置き場所をしっかり決めて、使ったら元の場所に戻す。
その習慣を身につけましょう。
各人にポジション(役割)が定められていないサッカーチームが、試合に勝つことはできません。
特徴3)「積み重ね」地獄に陥っている
てっちゃんは、なんでもモノを積み重ねる癖があります。
洗濯されたTシャツやタオルは、きれいに畳まれた後、部屋の床に以前から重ねられているそれの上に乗せていきます。
本や漫画も同様。
新しく買ったものは、次々古い本の上に積み重なり、タワーになっていきます。
驚くべきことに部屋に備え付けてある広めのウォークインクローゼットすら同様。
奥から順番に積み重なった状態で埋められていき、今となってはパンドラの箱状態と化しています。
奥にどんなものが秘められているか、たぶん本人も知りません。
そんなんだから、衣類はいつも、クローゼットの手前に積み重なっている服と、カーテンにかかっているスーツのみを着回ししているようです。
この「積み重ね癖」最大の敵は、その依存性。つまり、楽チンなのです。
一度積み重ねたが最後、それをしまうのも面倒になり、さらにその上から重ねるという積み重ね地獄に、簡単に落ちていきます。
★★反面教師からのアドバイス★★
一度やってしまうと抜け出すには、相当なガッツと時間が必要です。
であれば最初から百均の収納グッズなどを用いて、どこになにがあるか一発でわかるような体制を作りましょう。
まとめ
いかがでしょうか。
当たり前のことのようですが、はまってしまうと意外と抜け出すのがしんどいことばかりです。
日常的に、そしてひとつモノを買ったら、ひとつモノを捨てる。
それくらいの気持ちでいるといいのかもしれないですね。
皆さんも、てっちゃんみたいにならないようお気をつけください。