キッチンは、家事を担当する主婦(私)の聖域。

ゆえに、自分だけがどこに何があるかわかる収納、またの名をゴチャゴチャ収納を守り抜いてきた。

 

でも、ある日夫に吊り戸棚の中にあるものを取ってもらったタイミングで、中の状態が公になってしまいました!

「ちょっとこれ……何とかしなよ~」と飽きれ顔の夫。

この一言を機に、ようやく重い腰をあげて、吊り戸棚の中の改造スッキリ計画を始めることにしました。

 

 

 

(BEFORE)自分だけがわかるカオスな空間

整理前の吊り戸棚は、私の性格をそのまま表したかのごとく、とりあえず物を放り込んだごちゃごちゃの状態でした。

 

整理前のごちゃごちゃ吊戸棚

 

よく見てみると、災害時に役立つ保存食のカレーやドライシャンプーなど……なんで?

そうだった、二か月前(!)に生協で頼んでどこに置こうか迷って、とりあえずここにしまったんだった。

自分に軽く絶望しつつ、ゴチャゴチャした戸棚をキレイにするにはまずは収納グッズでしょ!と、100均に足を運ぶことにしました。

 

吊り戸棚の中は扉を開けないと見えない場所なので、できるだけ安く済ませたい。

でも結局100均では「コレ!」というものを見つけず、ニトリへ。

ここで、吊り戸棚快適化計画には欠かせない収納グッズに出会ったのです!

 

 

 

その名もずばりニトリ『吊り戸棚ストッカー』

ニトリで見つけたのが、その名も『吊り戸棚ストッカー』という商品。

名前からしてもう吊り戸棚のための!商品だということがわかります。

事前に測ってきた吊り戸棚のサイズにピッタリだったので、購入して帰宅しました。

 

吊戸棚ストッカ―

 

【ニトリ 吊り戸棚ストッカー スリム】

サイズ:幅約17×奥行32×高さ22cm

重量:約400g

価格:476円(税抜)[514円(税込)]

 

【ニトリ 吊り戸棚ストッカー ワイド】

サイズ:幅約22×奥行32×高さ22cm

重量:約500g

価格:571円(税抜)[616円(税込)]

 

上記のスペック通り、スリムタイプとワイドタイプの二種類あり、幅が約5cm異なる以外はほぼ同じ。

色は透明のみですが、そこはあえてこの商品に合わせて作られてる!わかってるニトリさん!と言いたい。

 

キッチンの吊り戸棚は扉があるので普段使わないときは閉められた状態、ということはそこにしまう収納グッズの見栄えは重視しなくても大丈夫。

そして吊り戸棚からものを取るときに見上げる形になるので、取ろうと手を伸ばしたときに中に何が入ってるかわかる透明のほうがありがたいんです。

 

そしてそしてこのニトリの吊り戸棚ストッカー、最大の優秀点が持ち手!

100均のものと比べるとよくわかるのですが、圧倒的に持ち手が丈夫なんです。

 

丈夫な持ち手

 

持ち手の部分の上下が固定されているので、高いところから降ろしてもグラグラせず安全に取り出せます。

家にある100均のプラスチックのカゴと並べてみるとその差は明らか。

 

お値段は100均よりはもちろん高いのですが、数百円足しただけでこの満足感が得られるなら安いもんです!

収納グッズは見た目も重視するポイントの一つではあるけど、持ちやすさや丈夫さも実は大事なポイント。

「使いやすい」ということは毎日の家事のストレスを軽減してくれて、前向きな気持ちで過ごさせてもくれます。

 

 

 

ニトリの吊り戸棚ストッカーの容量

幅が5cm違うだけのスリムタイプとワイドタイプですが、実際に物を収納してみるとこんな感じになりました。

 

物を収納してみた吊戸棚ストッカー

 

スリムタイプには、キッチンハイターと掃除用洗剤と小物を、ワイドタイプのほうにはお菓子、ジップロックのタッパー、ストローなどよく使うものを収納することに。

キッチンハイターなどの形が不安定なものは吊り戸棚から取り出すときにグラグラしがちなので、広いワイドタイプよりもスリムタイプに収納したほうがあちこち動かないのでいいなと感じました。

 

反対にお菓子やタッパーは軽い上に幅があるので、こちらはワイドタイプに収納することできっちり収まりました。

実際に手にとってみるとよくわかるのですが、吊り戸棚ストッカーはかなり頑丈なので、今後重いものを入れても形が変わることはそうそうなさそうです。

 

そしてあれこれしているうちに、なんと吊り戸棚ストッカーが積み重ねできることを発見!

スリムタイプとワイドタイプは幅が違うので重ねられませんが、スリムタイプ同士・ワイドタイプ同士なら積み重ね収納も可能。

 

これはキッチンだけじゃなくて押し入れのほんの少しだけできたスペースでも使いやすいかも。

容量も400~500gと軽いので子どものおもちゃ入れにしてもいいかも?

色んな可能性を感じます。

 

 

 

(AFTER)収納グッズで生まれ変わった吊り戸棚

実際に吊り戸棚ストッカーに物を収納して置いてみました。

 

吊戸棚にセットした収納

 

以前のような「何がどこにあるかわからない」状態はすっかり解消されました。

しっかりとした持ち手のおかげで上から降ろすときも安定感がバツグンにいい。

これでもう物を取るときに雪崩におびえなくて済みます。

 

また吊り戸棚ストッカーの透明さのおかげで、中身がパッと見ただけでわかるので私以外の人間(夫)でも使いやすいはず。

こちらとしてもいちいち「ね~あれどこにあるの?」と聞かれなくても済むのは助かります。

 

……そうか!

収納を整えるということは自分だけじゃなくて周りの人にも手間をかけないようになる、ひいてはそれが周りめぐって自分のためになるのか、と今更やっと気付きました。

 

 

 

まとめ

ニトリの吊り戸棚ストッカーは

 

■軽いのにかなり丈夫。重いものを入れても形がかわらない。

■持ち手が上下固定されているのですごく持ちやすい。

■透明で中に入っているものが一目瞭然なので、吊り戸棚の高いところに置いても迷わずに手に取れる。

■お値段もスリムタイプは514円(税込)、ワイドタイプなら616円(税込)とスペックを考えるととてもリーズナブル。

■同じタイプ同士なら重ねて収納も可能。

 

まとめてみると改めてその良さがわかりました。

 

今までは“とりあえずここに”を繰り返した結果、ゴチャゴチャの空間が出来上がっていましたが、これからは自分のためにも家族のためにも、収納についてもっと考えてみようと思うようになりました。