小さな子供がいると、リビングにおもちゃが散らかっているのはごく普通の光景。
2歳の男の子がいる我が家も例外ではなく、常にリビングにはおもちゃが散乱しています。
気が向けば自分でおもちゃを片付けてくれることもありますが、基本的には散らかす一方です。
我が家では、片付けをするのは寝かしつけの前だけ。
時間は夜の8時~8時半頃といったところでしょうか。
食器洗いを終えて、「さぁ寝かしつけるか」と振り返ると、そこには荒れ果てたリビングが……。
「何じゃこりゃ~!」と叫びたくなることも珍しくありません。
でも、もはやこの時間帯の母(わたし)はヘトヘト状態。
バッテリー残量でいうと5~10%です。
片付けや収納に時間をかけていたら、寝かしつける前に私が寝落ちしてしまう(汗)。
ここは何としてでも、ラクにおもちゃを片づけられる方法を考えなくてはなりません!
インテリアの理想を打ち砕く魔の2歳児
さかのぼること、それは新婚時代。
もともとインテリア好きの私は、足繁くイケアに通い、かわいいキッズルームを眺めては、あれこれと妄想をふくらますのがいつものパターン。
「子供が生まれたら、これとこれを買って……」と新婚時代はインテリアを眺めるだけでも楽しかったものです。
あぁ懐かしい……。
しかし、実際に子供が生まれてみると、インテリアについてじっくりと考える時間はありませんでした。
そして、成長とともに大きな疑問を感じるように。
「子供が小さいときに、インテリアにお金をかけていいものか?」
1歳半頃から息子は、破けるものは何でも破く、おもちゃを破壊する、壁や家具に落書きなど。
現在進行形で、モンスターぶりを発揮しています。
今、インテリアを買い揃えたところで、ボロボロになるのが関の山。
私はしばらく理想のインテリアを封印することにしました。
ニトリのカラーボックス+引き出しでつくる収納が最高!
イケアの子供部屋の定番アイテムといえば「トロファスト」。
木製のフレームにビビットなカラーの引き出しを組み合わせた、とてもかわいいアイテムですよね。
私も「これ絶対欲しい~!」と思っていました。
しかし、お値段は一式揃えると、約7,000~1万円(2019年3月現在)。
ううーん。
庶民としては、ちょっと気軽に買える金額ではありません……。
ところが、ニトリのカラーボックスで似たような引き出し収納をつくれるというではありませんか!
早速私もニトリのネット通販でポチりました。
それがこちら。
とにかくリーズナブル!
最大の魅力は何といってもそのお値段。
我が家で揃えたカラーボックスと引き出しの価格は以下の通りです(2019年3月現在)。
・カラーボックス(ホワイト) 1,102円(税別)
・引き出し収納ボックス 浅型 277円(税別)4個で1,108円(税別)
・引き出し取り付け用のレール(2本組) 92円(税別)4個で368円(税別)
トータルで2,578円(税別)。
とっても財布に優しいお値段。
安いので兄弟で収納を揃えたい場合も安心して買い足すことができます。
ちなみに、上段は絵本を収納したかったので引き出しはつけませんでした。
しかし、絵本が散乱する状態に耐えられず、今は引き出しに入らない大きなおもちゃの置き場所になっています。
簡単に収納できる!
超ズボラでも、バッテリー残量5%でも、ポイポイ引き出しに投げ込めばお片付け完了です。
本当はもうちょっと分類したいところですが、2歳児のイヤイヤ期のお相手で疲れ果てているので、しばらくはこれでいいかと……。
リビングがきれいになればOKということで。
カラーバリエーションも豊富!
イケアのビビットカラーの引き出しもおしゃれですが、意外と自分の家に置いてみるとコーディネートが難しかったり、浮いてしまったりすることも。
ニトリの引き出しはペールカラーなので、インテリアが柔らかく優しい印象になります。
ペールカラーとは、明度は高く彩度が低い、淡い色調のこと。原色のような華やかさはありませんが、優しい色合いなのでインテリアに取り入れやすいのが特徴です。
ニトリの引き出しは6色の展開があります。
ホワイト、ライトグレー、ペールローズ、ペールターコイズブルー、ペールイエローグリーン、ブラウン(2019年3月現在)。
個人的にはペールターコイズブルーが好きです。
主張しすぎず、さわやかできれいな色ですよ。
カラーボックスにも14色もの展開があるので(ネット限定品を含む)、組み合わせ次第でさまざまなコーディネートが楽しめそうです。
用途を変えられる!
子供が成長すると、遊ぶおもちゃが変わったり、おもちゃが不要になったりしますよね。
そんな場合にも、カラーボックスなら用途を変えることができます。
子供部屋に移動して、教科書や本を収納したり、引き出しをそのまま生かして衣類収納に使ったりしてもいいですね。
壁紙を貼って、まったく違う収納につくり変えても面白そう。
シンプルなカラーボックスだからこそ、いろいろな使い道やアイディアが浮かんできます。
もうちょっとここを改善してほしい
ニトリのカラーボックス+引き出し収納、個人的には大満足です!
とってもお気に入りですが、少しだけ気になった点をピックアップします。
子供が引き出しにくいことがある
ニトリの商品レビューで、子供が自分で引き出そうとすると、引っ掛かってうまくいかないことがあるとの口コミを見かけました。
確かに、引き出しをレールの奥まで押し込むと、次に引き出すときに引っ掛かりを感じるときがあります。
大人なら難なく引き出せるので気になりませんでしたが、子供が自分で片づけるようになったら気になることが出てくるかもしれません。
引き出しをレールにのせるのが面倒
これは筆者の性格の問題ですが、疲れているときは引き出しをレールにのせるのすら、面倒に感じてしまうときがあります。
また、子供が引き出しをレールから外して、引き出しが部屋に散乱することも。
それも4個全部……。「あ~~!」ってなります。
いずれもレールの問題なので、レールを外して引き出しを棚板に直置きしてもいいのかもしれません。
その場合は3段になるので、浅型だとデッドスペースができてしまいます。深型の引き出し×3個にした方が良さそうです。
ニトリには、カラボにピッタリ合うプラスチックのボックスやカゴもたくさんあります。レール問題が気になる人は、ボックスやカゴ収納の方がいいのかもしれませんね。
カラボの引き出し収納は子供服の管理もしやすい
筆者はカラボの引き出し収納が気に入ったので、子供服の収納にも使い始めました。
同じような構成ですが、最下段を深型の引き出しにしています。
理由は、部屋着や肌着を畳みたくなかったからです。
部屋着や肌着は洗濯頻度も高いし、多少シワになっても気になりません(私は)。
部屋着や肌着は引き出しにポイポイ投げ込むだけで収納完了!
少しだけ洗濯家事がラクになりました。
今後、子供が自分で着替えをするようになるともう少し改善が必要かもしれませんが、あと一年くらいはこれでいいかなと思っています。
おもちゃに関しては、分類しなくていいと前述していますが、考えていることはあります。
電車、車、レールなど、おもちゃの写真を撮って引き出しに貼り付け、どの引き出しにどのおもちゃを片づけるか分かるようにしていく予定です。
また、100均のラベルシールも種類が豊富になりましたよね。
Tシャツ・下着・ズボンなどの絵が描かれたシールなら、字が読めない幼児でもどこに何が入っているのか分かります。
タンスにラベルを貼るのは躊躇しますが、プラスチックの引き出しなら気軽に貼れますね。
まだまだ子育てに手がかかる時期が続きますが、工夫を重ねながら息子(とわたし)にあった収納システムをつくっていきたいと思います。
<注記>
価格はニトリの公式サイトより引用しています。
https://www.nitori-net.jp/store/ja/ec/8841202?ptr=item
https://www.nitori-net.jp/store/ja/ec/8841394?ptr=item
https://www.nitori-net.jp/store/ja/ec/8841304?ptr=item
※まもなく消費税が変わるため、価格はすべて税抜き表記。