洗面所って、置いておきたいものはたくさんあるのに、意外と収納スペースが少なくありませんか。
最新住宅ではそんなこともないかもしれませんが、築20年超の我が家の洗面所は激狭、収納もごくわずかです。
そこで、イケアの竹製バスルーム収納「ドラガン」シリーズのボックスを使って、洗面所を片付けてみることに。
そんな収納のお話を、写真付きでご紹介していきます。
これまでの洗面所
収納の少なすぎて困っていた我が家の洗面所。
シンク下は洗剤やシャンプーの詰め替え、掃除用具などで埋まり、数少ない引き出しはタオル類で満員。
歯ブラシや化粧品など毎日使う小物類は、できれば鏡横にある棚に入れたいところですが、すでに家族に占領されているので自分のものを置くスキマがありませんでした。
引き出しや棚が埋まっているとなると、歯ブラシ類などは出しっぱなしにしておくしかないですよね。
ということで、今までは仕方なく洗面台横の空きスペースに雑多に洗面用具を置いていました。
そこで、これまでは無印良品のバスケット型のポリエチレンケースに物をまとめてみました。
でも、フタがないのでホコリが貯まりやすい。
さらに、化粧水や歯磨き粉など何から何までごっちゃにまとめていると、急いでいる時に目当てのものを探せない。
そんなときに出会ったのが、イケアのドラガン(DRAGAN)シリーズの収納ボックスです。
ドラガンで洗面所がおしゃれになった
とにかくまとまりのない、洗面台横のスペースを何とかしたかった私。
無印のポリエチレンケースに代わる収納を探す時、ゆずれなかったポイントは以下の4つ。
1)デザインがおしゃれなこと。
あわよくば海外のデザイナーズホテルのような洗面所にしたい…!という野望を抱いていました。
2)フタがついていること。
ホコリ対策ですね。
3)水に強い素材であること。
洗面所は水気の多い場所です。紙や木など、水に弱い素材は使えません。
4)取り付け工事が必要ないこと。
おしゃれな壁付け収納は憧れですが、我が家では壁に穴をあけることが許されません。
賃貸住宅でもこうしたお悩みをお持ちの人は多いと思いますが、「ただ置くだけ」で使える収納を探していました。
そこで購入したのが、これ。
私が購入したのは、「ドラガン バスルームセット4点」。
サイズの違うボックス2つが、セットになっています。
価格:999円(税込)
サイズ:17×12×12cm(大)、15×10×11cm(小)
素材:竹(透明アクリルラッカー仕上げ)
※私はイケアの店舗で購入しましたが、ネット通販でも購入できます。
ナチュラルな雰囲気ただよう竹製のデザインは、文句なくおしゃれでスタイリッシュです。
洗面所付近にプラスチック製の容器を置くと安っぽくなりがちですが、天然素材である竹のボックスがあるだけで、あたたかみが生まれます。
フタは、トレイ型なので物を入れることもできます。
私は、大きいほうのボックスはフタを閉めた状態で、小さいほうのボックスはトレイと箱を分けて使っています。
フタを外してしまえば、高さのあるものも問題なく収納できます。
竹材は水に強い素材です。
木材のように湿気で反ってしまうこともなく、表面が水に濡れてもサッとふき取ることができます。
毎日使うものはフタに、見せたくないものは中に収納
ドラガンのバスルーム4点セットを、実際どのように使っているのか解説していきたいと思います。
大きいボックスはフタを閉めて使い、小さいボックスはボックスとフタを別々に使っています。
組み合わせ次第でいろいろ工夫できるのが嬉しいですね。
大ボックスの蓋には、毎日使うコンタクトとメイク落としシートを。
毎日使うものは、すぐに手に取れるようトレイの上に置いてみました。
コンタクトはサイズがぴったりです。
大ボックスには、たまに使うアイテムたちを収納。
毎日使わないものって、気が付いたらホコリがたまって不潔な状態になっていることがありますよね。
集中ケア用トリートメントやメイクスポンジクリーナー、エレガードなどを入れています。
小ボックスは、トレイとボックスを分けてみました。
ボックスの方には、背の高いブラシやメガネなどを入れて、トレイとして使っているフタには化粧水・乳液・歯ブラシ・歯磨き粉など特に使用頻度が高いものをまとめてみました。
トレイだけずらすことができるので、別の場所で使いたい時も便利です。
また、2つのボックスはちょうどスタッキングできるサイズになっているので、重ねて使ってもいいですよね。
竹素材の魅力
竹素材の雑貨や家具って、日本では結構珍しいかなと思うのですが、イケアではドラガンのような小物だけでなくデスクなど竹製の大型家具も販売されています。
竹について調べてみると、実は竹は木ではなく草だそうです。
竹材の特徴は、湿気に強く水気にさらされても反りにくいこと。
洗面所やトイレ、キッチンなどでも使いやすいです。
一方、木材は、種類や組み方によりますが湿気には弱く反りやすいです。
特に無垢材など、すぐ反ってしまいます……。
竹材はこうした心配が少ないので、木目のようなナチュラルな雰囲気は持ちつつ、洗面所やトイレ、キッチンなどでも使いやすいです。
また、竹は生長がとても早いのも特徴なんです。
1日に1m伸びるものあるとか。
そして、イケアでは伐採に最適な4~6年生の竹を使っているそうです。
生長の遅い木のように伐採したら枯渇してしまう資源でもないので、非常にエコな素材といえるでしょう。
私が愛用している「ドラガン バスルーム4点セット」のほかにも、シリーズで商品がラインナップされています。
一回り大きなボックスとトレイ2つがセットになった「ボックス3点セット」・ソープディスペンサー・ソープディッシュ・歯ブラシホルダー。
新生活が始まる季節。
おしゃれで便利なドラガンシリーズで洗面所を変身させるのもおすすめです。