スーパーやコンビニで買い物をするたびについてくる、何かと便利なレジ袋。

そのまま捨てるのはもったいないので、何かに使うように取っておきたい……。

のですが、どうもうまくいかず、引き出しに突っ込んでみたり、畳んでサイズ別にしてみたり、可愛い専用袋を探したりと試行錯誤していました。

 

ふと出会ったスリーコインズのあるアイテムを使ってみたところ。

天井からかけられる、軽い、3段に仕分けできる、伸びるのでギュウギュウに詰められる、とまさに理想のレジ袋ストックになりました。

 

 

 

レジ袋をいちいち畳む母の姿に、疑問を感じていた実家時代。

レジ袋

 

スーパーで買い物をすることが多かった実家では、大きなサイズのレジ袋がいつもたくさんありました。

それと、ひと回り小さいミドルサイズ。

コンビニはそこまで利用していなかったので、小さいサイズはあまりなかったかと思います。

毎日数枚ずつ溜まっていき、たくさんため込んだものを、母がたまにまとめて畳み、プラスチックのメッシュかごに収納していました。

 

「たまには畳むの手伝ってよ」と声をかけられたりもしたのですが、私は、あとはゴミ袋として使うだけのものをわざわざ仕舞うためだけに畳むのは割が合わないと思っており、母に口答えしてばかりいました。

 

 

 

実家を出てからは引き出しに突っ込むスタイルに。

実家をでて一人暮らしをしてからは、畳まずにそのままキッチンの引き出しへ突っ込むスタイルとなります。

サイズが混ざると出したときに面倒なので、極端に大きすぎるものや小さいサイズは保存せず、一番使いやすいサイズのみを保存していました。

ビールの空き缶や500ミリのペットボトルを捨てるのに重宝していました。

 

しかし結婚してから、ビンごみや缶ごみの溜まるスピードもアップしました。

1.5リットルのペットボトルゴミも頻繁に出るようになってきました。

これは、特大サイズの袋もとっておいたほうが便利だと考えるようになりました。

 

その頃も相変わらず「引き出し突っ込むスタイル」で収納していましたが、取り出したときに欲しいものと違うサイズが出てくることも多く、地味に不便さを感じていました。

 

 

 

子どもが生まれてから小さい袋もとっておく生活に。

おむつ

 

そうこうしているうちに、子どもが生まれ、オムツを捨てる時に小さいレジ袋に入れるのが便利だということになります。

そうなると、3種類をストックしなければなりません。

ここでついに、引き出しをレジ袋だらけにするのも限界を迎えます。

 

とりあえず天井から大きいサイズのものを吊るし、その中にポイポイ入れるという状態でしのいでいました。

しかし当然、これまでと同様、欲しいサイズに当たらないことが頻発です。

いま!欲しいときに!欲しいサイズが出てこない!イライラ。

 

また、主人に「一番大きいサイズとってきて!」とお願いしたのに、中くらいのサイズを持ってこられて「ちがーう!なんど言ったらわかるのー!」ということも日常茶飯事でした。

 

地味に不便だったものが、確実に不便へと変わってきたのでした。

 

 

 

専用の収納袋を探してみたものの……。

そもそも、それまでレジ袋の収納について真剣に考えていたわけではありません。

ようやく、世の中にはなにか便利なものがあるはずだ、なにかいい収納方法があるはずだと専用の収納袋などを利用してみようと考え、店頭やネットで探してみることにしました。

 

それまで全然気にしていませんでしたが、探してみると、100円ショップやキッチン雑貨屋さん、ちょっとしたファンシー雑貨店にだって、お弁当箱&ドリンクボトルコーナー近辺に専用の収納袋が置いてあるんですね。

布製でティッシュボックスケースのようなデザインのものや、プラスチック製でしっかりしたストッカータイプのものなどもありました。

 

なかでも一番目に留まったのは、キャンバス地で天井から吊り下げるタイプです。

オシャレなデザインのものも多く、大好きなスヌーピーデザインのものを見つけたときはかなり心が動きました。

 

軽く丸めたレジ袋を上から無造作にポイポイといれて、下のほうについている出口からシュッと引き出せる作り。

畳まずに済みますし、こりゃ悪くないと思ったのですが、いかんせん種類分けに向かないのが最大のネック。

値段も安くありませんし、2つ買って並べるのもちょっと違うなぁと思えてしまいやはり決断できません。

 

ネットで収納ワザ等も調べてみましたが、丁寧に畳むタイプがとても多くびっくりです。

畳まずに収納するものもあるんですが、使い勝手や形状にピンとくるものがなかなか見つかりませんでした。

 

 

 

ついに出会ったのは、干し野菜ネット。

干し野菜ネットアップ

 

そんな状態を続けていたある日、実家へ遊びに行ったときのこと。

当時、密かに干し野菜作りに凝っていた母が、居間の窓際にかわいらしい専用ネットを吊るして、大根やらニンジンやらの薄切りを並べていました。

「100円ショップで見つけたのよ~いいでしょう、うふふ」といって自慢してきましたが、干し野菜に興味がなかった私にはいまいち価値がわかりませんでした。

 

でも、その後母とスリーコインズに立ち寄ったときのこと。

母はそこでも干し野菜ネットを見つけて「あら、やっぱり100円ショップのより大きくてしっかりしてるわね~」と手に取って眺めていました。

なるほど、それは実家の窓際に干してあったものよりもひと回り大きいものでした。

そこで、閃いたのです。

 

・全体がネット状で作られている。

・3段に分かれている。

・それぞれの段に入口がある。

 

あ、もしかして、この作りは、丁度いいのでは?

もしかして、アレの収納に使えるのではないかしら??

 

さっそく購入し、レジ袋ストッカーとして使用してみると……。

これが想像通り、見事に完璧です。

まさに求めていたスペックが揃っていました。

 

干し野菜ネット

 

まず、天井から吊り下げるタイプであるため、引き出しを圧迫しません。

そして全体がネットでできているため、たくさん入れてもある程度まで伸びてくれます。

また、それぞれの部屋を分けるためのワイヤーが入っているので、袋の量が少なくても形状が崩れないのです。

ネットなので、中が透けて見えます。

そのため、色付きの袋(ごくたまに必要になる)がどの辺りに入っているかもすぐにわかります。

 

サイズ感も大きすぎず小さすぎず、私の目的にピッタリでした。

100円のものをみてもとくに閃かなったので、それでは小さいと無意識に判断していたのでしょう。

 

そして何より最高なのが3段に分かれていることです。

上から、「小さいサイズ/中くらいサイズ/大きいサイズ」と場所を決めてそれぞれのサイズを収納してみたところ、これがとても直感的に仕分けられるのです。

 

この「直感的」にというのは日常的に収納をシステム化するのにとても重要だと思っている点です。

私や主人のようにおおざっぱな性格ですと、結局深く考えたり手間をかけると何事も続かないのです。

こうして主人もサイズを間違えることがなくなり、とても快適になりました。