インテリア好きの間では常識となった「見せる収納」。
透明なケースにお気に入りのメイク用品や小物を収納してあえて「見せる」ことで、わかりやすく、オシャレなインテリアにもなるという収納方法です。
そして今や「見せる収納」はインテリアだけに留まりません。
毎日持ち歩くポーチも、透明で色柄のないシンプルなものが流行っているんです!
中でも人気なのは、無印から出ている「クリアケース」。
今回は無印良品の「クリアケース」について徹底的に全種類解説していきます!
無印良品の「クリアケース」全種類一覧
無印良品の「クリアケース」は大きく分けて3種類。
「EVAクリアケース」
「TPUクリアケース」
「片面クリアケース」
サイズやカラー、値段の展開を一覧にして一挙紹介します(価格は全て税込)。
「EVAクリアケース」サイズ:4種類、カラー:クリアのみ
・EVAクリアケース・ミニ……約85mm×73mm、90円
・EVAクリアケース・小……約120mm×85mm、100円
・EVAクリアケース・中……約160mm×85mm、120円
・EVAクリアケース・大……約220mm×85mm、150円
「TPUクリアケース」サイズ:2種類、カラー:本体クリア、ファスナー色つき
・TPUクリアケース……約19.5cm×16cm、390円(ファスナーの色:グレー)
・TPUクリアケース・マチ付……18.5cm×12cm×4cm、590円(ファスナーの色:ネイビー)
「片面クリアケース」サイズ:4種類、カラー:ホワイトグレー、ダークグレーの2色
・片面クリアケース(100mm×165mm)……99円
・片面クリアケース(120mm×190mm)……99円
・片面クリアケース・外ポケット付・B5サイズ用……299円
・片面クリアケース・外ポケット付・A4サイズ用……299円
サイズによって値段が変わったり、変わらなかったり……。
中には100円ショップよりも安いものまであるんです!
購入するときの注意点
無印良品のクリアケースは3種類とも売場が異なるので、注意が必要です!
「EVAクリアケース」はスキンケアやメイク用品売場
「TPUクリアケース」は小分け容器やトラベルグッズ売場
「片面クリアケース」はステーショナリー売場
それぞれ商品の扱いカテゴリーが変わるため売場も離れています。
店舗やネットで購入する時に、ぜひ覚えておいてくださいね。
用途に合わせて整理整頓!「EVAクリアケース」
EVAとは、Ethylene-Vinyl Acetate(エチレン 酢酸ビニル共重合樹脂)の略。
ポリエチレンよりも柔軟性と弾力性があり、劣化もしにくく、緩衝材やお風呂のマットなどによく使われている素材です。
触ってみると、とても柔らかいです。
ジップの動作もするするして快適。角も丸くカットされているので安心です。
100円ショップにも同じような商品はありますが、たいてい硬かったり、ジップの開閉もスムーズではなかったり……。
そのあたりはさすが無印です。
内側でビニール同士がくっついてしまうこともなく、さらさらしていて透明感も優しいです。
強いて改善点をあげるとするなら、ジップが最後までしっかり閉まりきらないこと。
気になる方は店舗で触って確かめてみてくださいね。
ちなみに私が買ったのは「ミニ」と「小」。
「ミニ」には、散乱しがちなヘアピンやゴム、薬類、仕事中に外す指輪やピアスを収納。
「小」には爪切りや毛抜き、小さいハサミなどのエチケットグッズがぴったりです!
その他にも「ミニ」はパフやチップなど、メイク用品を入れるのにもちょうどいい大きさ。
「中」と「大」は衛生面が気になるメイクブラシなどを収納するといいですね。
海外旅行の強い味方!「TPUクリアケース」
TPUとは、Thermoplastic Polyurethane(熱可塑性ポリウレタン)の略。
ゴムのように柔らかいプラスチックの一種で、丈夫で弾力がありスマホのソフトケースや医療用カテーテル、点滴の袋などによく使われている素材です。
無印良品の「TPUクリアケース」一番の魅力は、日本発着国際線の「液体物持込制限ルール対応」であること!
国際線で機内に液体物を持ち込む場合、液体物はそれぞれ100ml以下のケースに入れ、20cm×20cm以内の透明なジッパーつきの袋にまとめなければいけません。
全世界で共通のこのルール。
ジップロックなどにまとめる人が多いようですが、規格内のサイズをわざわざ買うのもめんどうだし、何より見た目と使い勝手も悪いですよね。
でも、無印良品の「TPUクリアケース」はこの規格に対応した透明ポーチなので、検査の時に慌ててジップロックに詰め替えなくても、ポーチごと取り出して見せるだけでOK。
私が選んだのはマチのない「約19.5cm×16cm」のタイプ。
なるべく機内に持ち込む荷物は小さくしたかったのと、グレーのファスナーカラーが好みだったのでこちらに決定。
早速、機内に持ち込む液体物をまとめてみると、マチがなくてもたくさん入ります。
とても柔らかくて角も丸く、ファスナーが布製なのでポーチとしても充分しっかりした作りです。
100円ショップなどではイラストや色のついたポーチが多いですが、こちらはシンプルイズベスト。
にごりのない透明感がキレイです。
試しに通帳と印鑑、朱肉を入れてみました。
中身が見えるので何が入っているかすぐにわかっていいですね。
ファスナーの持ち手にもチェーンが通せるので、人によって色んな使い方ができそうです。
無印らしいカラー展開が魅力!「片面クリアケース」
無印良品のクリアケースシリーズの中では新商品の「片面クリアケース」。
その名の通り片面のみクリア仕様になっていて、カバンやポーチの中でも存在感があり見つけやすいのがポイント。
中に入れたものもはっきりわかります。
カラーリングはホワイトグレーとダークグレーの2色展開で、どちらも少しにごりのある無印良品らしいオシャレな色合い。
値段も99円と299円とリーズナブルなので、同じサイズをいくつか買って、色で使い分けるのも良さそうですね。
私が選んだのは「120mm×190mm」のホワイトグレーとダークグレー。
片方には衛生面が気になるマスクを。もう片方にはレシートや領収書をまとめてみました。
お札にもちょうどいい大きさなので、「食費」「生活費」など色分けすれば、毎月のお金の管理にも使えて便利です。
ジッパーの上の余白部分に穴を開ければ、2穴でファイリングすることもできそうです。
「B5サイズ用」「A4サイズ用」は薄いノートやペンを持ち運ぶのに最適。
家計簿用のノートとペン、ミニ電卓などをまとめたりするのもいいですね。
マチがないので分厚いものを入れると形が崩れてしまうので注意が必要です。
無印良品のクリアケースは一見地味ですが、デザイン、素材、価格、全てにこだわりが詰まった魅力的なラインナップだと思います。
ぜひ、用途に合わせて自分にぴったりのクリアケースを選んでみてくださいね。