住宅の中で収納は大切な要素。

いくらあっても困らない、少ないととても困る、収納貧乏という言葉もあるくらい。

実に、収納は住宅の面積の約20%を占めるとも言われ、ものが増え続ける昨今、その割合は増加傾向にあります。

収納とうまい付き合い方ができると日々の暮らしは良いものになるということがおわかりいただけると思います。

 

また、人々の生活が流動的な現代では、家族の変化や生活の拠点の変化で収納の柔軟性も求められます。

あるときは増え、あるときは減り、またあるときは形を変える。

そういった観点から収納を考えると、「無印良品」の「ユニットシェルフ」がまさに現代にあった収納であると言えます。

今回はありそうでなかった「無印良品」の「ユニットシェルフ」の魅力を事例とともにご紹介します。

https://www.muji.net/store/pc/user/homewares/combinable/unitshelf.html

 

「無印良品」の「ユニットシェルフ」って?

無印のユニットシェルフの特徴は、主張しすぎないデザイン。

そして可変性の高い骨組みと、バリエーション豊富なオプションの組み合わせによるカスタマイズ性能の高さです。

まずは骨組みから。

基本はステンレスとスチールの2種類。

ステンレスは光沢があり汚れにくく、錆びにくいのが特徴。

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一方、スチールはステンレスに比べて白っぽく落ち着いた雰囲気。

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スチールの方が若干安価ですね。

使い分けは好みですが、洗面所やキッチンなどの水場はステンレスの方が適任でしょう。

落ち着いたテイストのスチールは、他にインテリアの主人公がいるリビングやくつろぎ空間となる寝室などに適しています。

 

棚は平板、網棚、木板など数種があります。

網棚は、水気のあるキッチンや洗面所の他に、軽やかさを出したい時に適します。

サイズも、高さ175.5、120、83、46cm、幅114、86、58cm、奥行き41、25cmと、あらゆるシーンにフィットします。

それらを連結させることで、多少変形した空間でも相手を選ばないのが良いところです。

 

中の収納オプションも、バリエーションに富んでいます。

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何にでも使える平棚は、ブリ材バスケット。

洗面台やキッチンなど水気があるところには、ワイヤーバスケット。

衣類やマガジンラックには、帆布バスケット。

その他、引き出しや扉付き収納など。

使用する部屋の用途に合わせ、拡張していく強みと自分らしさを見つける楽しさがあります。

 

棚は可動でき16cm刻みで高さを変えられます。

高さ16cmのバスケットも用意されており、調整次第であらゆるサイズを収納。

実は、使ってみると大きめの収納は使いづらいことが多いです。

奥行きも深すぎると取り出しづらいし、高さも高すぎるとデッドスペースが生じます。

それぞれのものにあったサイズの収納空間を、各所に作ることが理想と言えますね。

 

他製品との違い

無印良品 オーク材ユニットシェルフ・大・追加セット 幅83.5×奥行40×高さ175.5cm

 

他社も、ユニットシェルフを扱っています。

無印のユニットシェルフと他製品との違いは

 

①バリエーション

②デザイン性の高さ

③無印製品との相性の良さ

 

バリエーションは後述しますが、生活の全てを網羅するほどに各シーンにフィットします。

 

現在、無印良品は、小物収納からベッドやテーブルなどの家具、住宅に至るまで総合プロデュースしています。

住宅の中で、ソファやテーブルなどは良いものを買い求めますが、収納のデザインは軽視されがちです。

実際、生活の中に見えない収納はないため、実は収納のデザインも部屋の雰囲気を決めるのに重要な要素。

ユニットシェルフは、他の無印製品と同様、シンプルなデザインに徹しているため、どの空間にもマッチします。

 

インテリアが得意でない人には失敗がなくスマート。

さらに、得意な人には個性を出しやすいのが特徴ですね。

同じ思想でデザインされている他の無印製品との相性も抜群。

日々アップデートしていく楽しさがあります。

 

どんなシチュエーションでもマッチする

シンプルな家具

 

拡張性の高い無印ユニットシェルフ。

これが、それぞれのシチュエーションでどうマッチするかを紹介します。

 

リビング

リビングには、タンスやテレビボードがあります。

タンスは、扉付きの収納や棚などでバリエーションを出せます。

テレビボードは、テレビの大きさ次第では買い替えが必要なため、適任です。

可変性が高いため、他のシェルフを連結させるなどすれば、無駄になることは決してないはずです。

 

棚は、16cmごとに高さを変えられるため、OA機器の細かい収納にも適切。

面倒なコードも、背面から取り回せばOKです。

 

さらに、コーナー用のシェルフもあります。

ついついデッドスペースになりがちですが、コーナー部材があるだけで部屋の収納量は格段に改善。

普段使いづらいところも、余すところなく使えるとお得感を感じますよね。

 

キッチン

キッチン収納でも力を発揮します。

キッチン用品は、小物から家電などの大きな物まで、サイズ幅が大きいエリア。

高さで変化をつけ、見せたいものはワイヤーバスケット、隠したいものは扉つきなどと工夫できます。

 

背面パネルのオプションもあるため、ビン物などの落下の心配にも対応。

また、電子レンジやオーブントースターなどの電化製品のスペースも必要です。

下段は収納にし、中段は電化製品スペースとしてコンセント高さに合わせ、上段はまた収納にすることで、壁一面有効利用できます。

このプランは、リビングのパソコンコーナーや勉強机などにも使えます。

子どもの成長に合わせて、リビングに勉強スペースを作るのも良いですね。

 

洗面所

洗面所も収納に困る場所の一つだからこそ、大活躍します。

例えば、洗濯機の上は有効利用しにくいスペース。

でも、シェルフをはめて洗濯機の部分だけ棚を取り払い、上部にタオルや洗剤などの収納スペースを作れば、そこだけで洗濯が完結。

洗面台と洗濯機の間の微妙な隙間も、収納を差し込めばかなりの収納量が生まれます。

 

こんな人に合っている

新生活

 

大学、新社会人など今年から一人暮らしをする方には、特にオススメです。

今後、暮らし方や家族形態が変わっても、充分使い回せます。

デザインの好みが変わっても主張しすぎないため、コンテンツやファサードでデザインをそのときの好みに合わせられます。

 

転勤が多い会社員の方にもオススメです。

住む部屋が変わっても場所を選ばないため、持て余しません。

収納を買い換えるストレスもないし、経済的にも優しい。

使わない場合は、フレームにしてコンパクトに収納できます。

いずれ結婚して誰かと住むことになっても、形を変えてまた活躍します。

 

子育て世代の方は、子どもが成長するにつれて、収納量と質も変わります。

例えば幼稚園まではオモチャ、小学校からは教科書が増え、中学校以降からは部活道具など。

ライフスタイルに合わせて、収納も追従させられます。

 

無印デザインが好きな人は、その拡張性の高さや設計フィロソフィーに惚れ込むこと間違いなしです。

なるべく同じ製品で揃えた方が、インテリアの雰囲気は整頓できます。

Apple製品を好む人が同じであるように、それぞれの商品の互換性が高いのは無印製品でも同じこと。

好きなものに囲まれて暮らすのは日々の満足度が違いますよね。

 

まとめ

無印のユニットシェルフ、いかがでしたでしょうか。

ライフスタイルと空間に合わせて変化できる、デザインと使い勝手が最大の強みです。

人々の暮らしは、日々変わってきます。

変わらないものというイメージであった収納は、もう時代遅れかもしれません。

まさに現代の生き方に寄り添う収納と言えます。

何選べばいいかわからないから、とりあえず買ってみる、なんていうのもありです。

収納の考え方を変えるかもしれない、そんな小さな革命を感じてみてください。

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