重さを甘く見ると海外出張では痛い目をみます!
つまり、荷物を減らしてなるべく軽くするべし、ということです。
重量超過料金、うっかり油断すると大変な事態になります。
高額な重量超過料金を避けるためには、どんなことに気をつけなければならないのか。
出張では、スーツ意外に私服も必需です。
さらに、仕事資料やパソコン、サンプルの類についても考えなければなりません。
これらはプライベート旅行と違って結構な量になることも少なくありません。
快適な海外出張を満喫するための、「カサを減らす」ためのオススメグッズと「重さを減らす」ためのオススメグッズをご紹介します。
まずは重さにご注意あれ
・座席クラスによって数と重さが決まっている
航空会社によって個数や重さはまちまちですが、座席クラスによって預け荷物の数と重さは決まってきます。
エコノミークラス、ビジネスクラス、ファーストクラスなどの座席クラスによって1つあたりの重さや、一人当たりの許容個数が航空会社ごとに決められています。
この許容重量と個数が規定値を超えると、超過利用金を請求されてしまいます。
・重量がクリアしてもサイズが大きければ超過料金がかかる
重さだけでなくサイズにも規定があります。
サイズは3辺の合計サイズで決めます。
たとえば軽くても、かさばるサーフボードなどは超過料金がかかります。
・スーツケースは硬いほうがいいか、柔らかいほうがいいか
機内持ち込みができるサイズのスーツケースもありますよね。
国内線なんかだとビジネスマンはみんな「ゴロゴロ」を引いて闊歩していますが、飛行機の中では融通がきかないので大変です。
特に冬場。飛行機の荷物入れには荷物だけではなく、コートや手土産も入るのですからかさばります。
CAさんがあちこち空いている収納スペースを探して、とんでもなく離れたところに突っ込まれる、なんてこともあったりしますよね。
私個人としては、キャリーケースはハードタイプがおすすめです。
海外では空港職員にカッターでバッサリやられて中身を盗まれたり、という事件が発生しています。
海外のエアラインをナメるなかれ
・出発時は通過できても、帰りの海外発は要注意
泣くのは帰りの便です。
行きは日本の優しいグランドホステスさんがおおめに見てくれたりします。
ところが帰国の時はそんな奇跡がなかなか起きず、おまけにお土産を大量に買い込んでしまったりしたら、泣くしかありません。
これ、日本の航空会社ということではなく日本人ということが大きな要素だと個人的には思っています。
特にLCCは要注意です。
中には超過料金を払いたくないがために、衣類を取り出し重ね着して凌いだ、なんて猛者もいたりします。
・まるでペナルティのような超過料金
「超過料金」は「ペナルティ」のようなもの。
こんなことにならないようにするには、きちんと重さとカサをコントロールすることです。
海外出張の多い私が猛烈におすすめするグッズ
・そもそも「使うかもしれない」は訪れない
特に海外で、「なかったら困る」「もしかしたら使うかもしれない」「使いたいときに売ってないかもしれない」などなど、心配事は尽きないかもしれません。
だからといって、何でもかんでも持っていくのはいかがなものかと。
だいたい、「かもしれない」は訪れた試しがありません。
「かもしれない」と迷ったときに簡単な処理方法はただひとつ。
荷物リストから外しちゃうことです。
・重さを制するためにオススメのトラベルグッズ
どうやって荷物を減らすか。
そこで役に立つのが、携帯用のスーツケース測量器具です。
出発時は、全ての荷物を規定の8割ぐらいにして出かけるのがベストです。
この携帯用測量器具のいいところは、なんといっても簡単お手軽な点。
測量器から出ているヒモに荷物の取っ手を引っ掛けて、真上に引き上げて浮いたところで静止。
測量器の取っ手部分に測量器が埋め込まれていて、表示部も取っ手についています。
しかも、デジタル表示でわかりやすい。
これ、いつも本当に助かっています。
超過料金に比べたらはるかに安く(私の測定器は2,000円程度)、かさばらないので、おすすめです。
・「軽い」ことは他にもいいことがある
荷物が軽くて小さければ取り回しも楽なので、旅も楽になる。楽しくなる。
準備万端、使わないものまで詰め込んで、重たい荷物を引きずりながらの旅より、最低限必要なものだけを機能的に詰め込んだ荷物で機動的に旅した方が、旅自体が楽しいものです。
かさを小さくすることも大事
・絶対オススメ、登山用のスタッフバッグ
やはりアウトドア用に作られたものは、きわめて機能性が高いです。
強くて軽い、旅行には最高の資質です。
・防水対応なら圧縮収納だってできる
オススメは防水タイプのもの。
なぜかというと圧縮袋になるから。
ナイロン製の袋の口を何回か巻いて閉じると、防水処理ができます。
中の空気が抜けた状態で口を巻き巻きして閉じると、空気が入らないので圧縮状態が維持されるんです。
これ優れものです。
・大中小のサイズを組み合わせてスーツケースの中を効率よく「配置」する
私は、海外出張の時はまず、下着を小さめのバッグに入れて、圧縮しまくります。
そして、ワイシャツはシワが怖いので少し余裕をもって巻き、大きめのスタックバッグに優しく詰めます。
大きめのバッグなら何枚かのシャツを巻いた状態で突っ込めば、形が崩れにくくなります。
大中小のサイズと詰め方を工夫して、スーツケースの中に隙間なく詰めていきます。
こうすると、取り出す時も楽チンなんです。
こんな便利なスタックバッグたち。
価格もそれほど高くはありませんし、日常的にも色々な使い方ができるので、重宝します。