我が家は夫と私と子ども2人の4人家族。
家族全員ベッドで寝ているので敷布団は来客用のもの1組だけなのですが、子どもも含め家族全員が大人用サイズの掛布団を使っています。
そこで浮上する問題が、夏場の掛布団の収納場所。
冬場は掛布団も毛布も使うので押入れのスペースに余裕があるのに、夏場の押入れはパンパン。
そんなある日出会たのが、クッションとして使える布団収納袋。
今日はオフシーズンやゲスト用の布団収納におすすめの、クッションとして使える布団収納袋についてです。
オフシーズン&ゲスト用の布団が邪魔すぎる問題
これは(我が家の押入れの)ある夏の日の思い出のメモリーです。
押入れ収納グッズを駆使して持ち上げたりなんかしてますが、布団のせいで押入れがパンパンです。
家をリフォームした際に、大工さんに頼んで取り付けてもらった天井の洋服掛けも虚しく、ただの手すりと化しています。
しかも、これに加えて他の押入れにはダブルベッド用の掛布団も収納されています……。
百歩譲って自分たちの掛布団はタオルケットが登場する夏場だけ我慢すれば済みますが、来客用の布団なんて、年に数回誰かが泊りにきた時、もしくは家族の誰かがインフルエンザにかかった時くらいしか出番がないのです。
もう思い切って処分し、必要な時はレンタルすればいいのか、とも考えてみたり……。
圧縮袋や布団収納袋を使ってみるも、不満がいっぱい
「布団が邪魔だ!さぁどうする!?」って、まぁ考えますよね、おなじみの布団圧縮袋。
実を言うと私も長い間使っていたのですが、布団圧縮袋のこういうところがずっと気になっていたんです。
・しっかりと袋を閉じていないとちょっとずつ膨らんで結局押入れでパンパンになる
・掃除機のホースを抜き取るタイプだと熟練の技が必要になる
・なんとなく布団に無理をさせている感じがして申し訳なく感じる
・そもそも圧縮する作業が面倒
・圧縮後の袋の収まりが悪い
しかも、皆さんご存知でしたか?
私、それまでガンガン圧縮してしまっていたのですが、布団圧縮袋って羽毛布団には向いてないらしいのです!(注:羽毛布団専用の圧縮袋なるものは販売されているようです)
調べてみると、
・圧縮することでフェザーが壊れる→ふんわりしなくなる
・フェザーの軸の部分が布団の生地に突き刺さって穴が開く→そこから羽毛が飛び出してくる
・カビが発生しやすくなる
その話を聞いてからは羽毛布団を圧縮するのはやめました。
それで、どうしたかというと、
こういうやつ、ありますよね。いわゆる布団収納袋ってやつです。
私も、せめて見た目だけでもスッキリさせたいと思って、こういう収納袋に入れるようにしたんです。
でも、見た目はスッキリしても、やっぱりかさばることには変わりないし、安いものだと袋が破れたりします。
クッションになる布団収納袋を使ってみた!
どうしたもんかと思っていた時に見つけたのが、クッションになるタイプの布団収納袋でした。
ネットで調べてみると色々なタイプのものが販売されているのですが、私が買ったのはフェリシモのもの。
現在販売されているもので、わたしが購入した商品と近いものは、こちらです。
フェリシモ/古着屋さんで見つけたような ユーズド加工のくたくた収納デニムザブトンの会
https://gc.felissimo.jp/goods_ja_sgd_28234.html
意外とお洒落じゃないですか?
我が家では主にリビングと繋がっている和室に置いているのですが、子どもたちがこれにもたれて本を読んだり、秘密基地ごっこの壁に使ったり、夫がくつろいだり、座布団というよりもビーズクッションみたいな感じで使っています。
「これ、中身布団なんだよ」とドヤ顔で紹介する私の圧力もあってか、遊びにくる友人たちにも好評です。
収納袋によって容量はもちろん違うと思いますが、我が家で使っているタイプはこんな風に使っていないタオルケットなどを掛布団でくるんで収納することもできます。
羽毛布団だけだと布団によっては座るとペシャっとする時があるので、こんな風に中心部に芯になりそうな毛布などを入れて調節すると、収納力もアップして一石二鳥。
もちろんこのまま押入れに収納することもできます。
我が家ではこのタイプの収納袋が4つあり、さすがにずっと和室に4つあると邪魔なので、通常は2つだけ和室に出して、残りは違う部屋で使ったり、押入れに入れたりとフレキシブルに使っています。
今では我が家の必需品!タイプも色々あるから選びやすい
クッション化できる布団収納袋ですが、その後別の形が販売されているのを発見して、さらに購入。
こちらは長座布団タイプです。
買ったばかりの頃はもっと青かったと思うのですが、いい感じに褪せてきました(笑)。
我が家で使っているものは洗濯も洗濯機でできるので、子どもが汚してしまった時も安心です。
生地もしっかりしているので、子どものヨダレくらいでは、中の布団に染みるような心配も無用です。
また、長座布団タイプでは、ダブルサイズの羽毛掛布団も収納できました。
こちらのタイプはお昼寝や子どもの歯磨きや耳掃除をする時など、ちょっと寝転がりたい時に便利です。
先にご紹介した四角いタイプよりも厚みが出ないので、長座布団としても使えますし、半分に折りたたむとゴツめのクッションにもなるので、四角いタイプより汎用性が高いかもしれませんね。
さらに、こちらもフェリシモのもので、抱き枕になるタイプの収納袋(というかカバー)です。
フェリシモ/のびのびパイルで作った 布団収納抱き枕カバーの会
https://www.felissimo.co.jp/kraso/gcd634091/?xid=p_kwm_fc_634091&vf=73&bid=12310
こちらはシングルの掛布団1枚をくるくる巻いて、伸びる筒状のカバーに入れる感じになります。
パイル地でできていて柔らかいので、写真のようにベッドの空いているスペースに置いて使ったりもしています。
このように、クッションになるタイプの布団収納袋も色々な形状があるのですが、メリットは主に次の6つになるかと思います。
・押入れにスペースができる
・布団をたたんで入れるだけなので出し入れが楽
・洗濯が簡単にできる(商品にもよると思いますが)
・クッションとして考えた場合、好みの固さに調節できる
・リビングなど人のいる場所で使うので、カビなどの心配が減る
・クッションとしてではなくそのまま収納袋としても使える(カバータイプを除く)
そして、注意点は、次の3つ。
・毛布などを詰めすぎると重くなる
・詰め方を考えないと表面がボコボコになる
・掛布団を使うシーズンに寂しい思いをすることがある
布団の収納方法は様々な方法がありますが、自宅の収納が限られている方は、このクッション化する布団収納袋はとってもおすすめです。
気になった方は是非チェックしてみてください。
文:江戸リイ(30代・ライター兼2児の母)