主人は1年間のうち、ほとんどをスーツで過ごします。
仕事が忙しいため、私服を着る機会がありません。
そのため、主人のクローゼットはほぼ、スーツ。
私服の割合と言ったら、スーツに比べて20%ほど。
しかも小さく畳まれていて、もはやなにがなんだかわかりません……。
そこで、吊り下げるタイプの衣類収納棚を導入することにしました。
これ、便利なんです!
引っ越し前に整理してさらにコンパクトに!
子どもも成長し、家族のものが増えてきたので、引っ越しをすることになった我が家。
その前に、衣類を必要なもの、不要なもの(今後着ないだろうもの)に分けて、捨てることにしました。
すると、日頃スーツがメインの主人の衣類は、なんと数えられるほどの枚数になってしまいました。
休日にはもちろん私服を着ているのですが、このくらいの枚数であればわざわざ衣装ケースに収納するのも手間。
なにかいい収納ケースはないものか探してみたところ、「これ!」というものが見つかったのです。
ダンボールに収納するとコーディネートがおかしくなる
実は、この収納棚を購入するまでは、ダンボールに主人の私服を収納していました(ごめん)。
が、ダンボールに衣類を収納してしまうと、どんなことが起きるか。
私服のコーディネートがおかしくなるんです。
ダンボールに衣類を収納しておくと、奥にあるものを出すのが面倒になり、結局取り出しやすい手前にある服を着てしまいがち。
そうなると、上下の素材や色のバランス、全体のコーディネートなんておかまいなしになるんです。
手軽に取り付け可能な収納棚が大活躍
ダンボール収納ではだめだと気付き出会ったのが、クローゼットのバーに取り付けられる簡易的な収納棚。
コンパクトにまとまって、意外にもたくさんの衣類を収納できることにびっくり!
また、クローゼットのバーにマジックテープで固定するものなので、移動が可能。
収納棚自体も軽く、衣類を収納していない時はコンパクトに小さくなるので場所も取りません。
見栄えも良く、綺麗に収納しているように見える
簡易的な作りの割には、すっきり収納できるんです。
カラーもブラックで、空間全体が引き締まります。
あまり詰め込みすぎると、衣類が取り出しにくいのはもちろん、支えている下の棚が下に膨張していくので下の棚の部分が圧縮された状態になって、収納できなくなります。
見た目も悪くなるので、ある程度の枚数で止めておくのがオススメです。
後ろの部分はメッシュで通気性も◎
後ろの部分はなんとメッシュになっていて、後ろに衣類が落ちないばかりか通気性が良い作りになっています。
衣類は、長年保存しておくとカビや湿気でニオイの原因になってしまうこともあるので、このメッシュになっているのはとても良い点でした。
特に男性の衣類は、ニオイが付きやすいので通気性を意識した収納が重要。
これなら湿気がこもりやすい梅雨時季も安心です。
どんなバーにも合う
バーに引っ掛けるマジックテープのループは、比較的どんなサイズのバーにもマッチします。
きっとトランクルームなどでも突っ張り棒を使えば、便利に使うことができるのではないでしょうか。
収納スペースが5つ!最低限の衣類を分けて収納できる
収納棚のスペースは5つに分かれているので、最低限の衣類を分けて収納できます。
男性であれば、
・トップス(Tシャツ類)
・トップス(ニット類)
・ボトムス
くらいで済むので、5つもあれば十分です。
ニット類はかさばるので2つのスペースを使っていますが、それでもまだ余ってくるくらいです。
ウォークインクローゼットなら収納にまだ余裕があるので、もう一つ同じものを並べてシーズンで分けても便利だなと思っています。
小物も収納できる
一番下には、仕切りが付いた小物が収納できるスペースが付いています。
ここには、蝶ネクタイカフス、私服用のベルトなどを収納しています。
使わないものだけをダンボールへ!
衣類の整理で大事なのは、使うものを使用頻度で細分化すること。
私は、自分の衣類も「1軍」「2軍」と分けています。
そうすることでいつも使うものは一番取り出しやすい場所へ収納、シーズン外のものや時々使うものはダンボールや使わない収納スペースに収納できます。
さらに、1軍の衣類の中でも頻繁に着るもの、ちょっとしたお出かけ用などと分けるとさらにわかりやすくなります。
本当にいるもの、いらないものがわかる
この衣類を1軍、2軍に分けることにより、1軍に入れていたものでも今シーズン使わなかったものや2軍にいたものが実は結構使えたとなってくるのです。
1軍にいたものが何年も使わなかったらそれはもう今後も着ないといって良いです。
主人の衣類も少ない中で1軍、2軍と分け、2軍のものはダンボールに収納してしまいました。
これで今シーズン使わなかったら、もう今後使わないものとして判断できると思っています。
耐久性が良い
素材はナイロンで硬い芯が入っているような感じです。
試しにぎゅうぎゅう詰で衣類を詰め込んでみました。
下に膨らんではしまうもののマジックテープがものすごい強度が高いので、どんなに重くなっても落ちることはありません。
奥行きが結構あるので、見た目が悪くならないためには奥行きを活用すると良いですよ。
薄手のトップスだと小さくたたんで、使う頻度によって奥と手前に収納することができます。
普通にたたむと奥行きのスペースが余ってくるので、前に重心が行きやすく、衣類を積むと落ちやすくなります。
そう言った意味でも奥行きを有効活用することが大事です。
衣類で重たくなってしまう場合は……
バーに掛けても全体の長さが床に届かないこともあるので、その際はこの収納棚の下に何か収納ケースやダンボールを置くと支えになります。
マジックテープの強度が高いとはいえ、落ちそうになっている時もあるので見るに堪えない感じです。
落ちて衣類がばらけてしまう前にしたに支えとなる何かを設置しておくと安心です。
汚れを除去しやすい
素材がポリエステルなので、水を弾いて汚れも簡単に落とすことができます。
気にせず消臭スプレーなども振りかけていますが、とくにシミになるようなこともありません。