皆さんは、ランドリールームをどのように活用していますか?
我が家のランドリールームは幅が狭く、設置できる棚が限られていたため、収納グッズを使っていろいろと工夫する必要があります。
引っ越してすぐに取り入れたスチールラックは、洗濯機横の扉とギリギリぶつからない程度のサイズ。
ほかに選択肢がないので、今でも使っています。
そのスチールラックに置く収納グッズは、なかなか最適解が見つからず、試行錯誤を繰り返しています。
そして、現在活用しているのが無印良品のソフトボックスです。
そこで今回は、我が家のランドリールームが無印良品のソフトボックスに落ち着くまでの収納遍歴を紹介します。
スチールラックを設置するまで
我が家のランドリールームは幅が非常に狭く、片側は開き戸があるため、棚の設置が難しい構造です。
それなのに、デフォルトで棚はついておらず、防水パンのみのガラーンとしたスペース。キッチンやインテリアのことばかり考えていた私は、ランドリールームにまで気が回らず、マンションに引っ越して、初めて使い勝手の悪さに気づいたのでした。
それからというもの、パンフレットに載っていたオプションの棚を注文すべきだったと後悔することしきり。
かといって、何もない状態では使いにくいので、狭いスペースに収まる棚を検討することに。
ジャストサイズの収納をあれこれ探し回った結果、購入を決めたのはネット通販のスチールラックでした。
まだ、収納の大切さに気づいていなかった私は、当初は洗剤や洗濯ハンガーなどをラックにそのまま乱雑に置くだけ。
スチールラックについていたスチールカゴは引っかかりやすく、取り出しにくいので、不満を感じていました。
不満を解消すべく、スチールカゴは早々に断捨離してしまいました。
そして最初に取り入れたのが無印良品のソフトボックスとファイルボックス、そしてハンドメイドのカゴです。
これは一見すると、そこそこ統一感があり、良さそうに感じました。
ファイルボックスとスチールラックの相性
さらに統一感を出そうと思った私は、自作のカゴはキッチンに移動させ、ファイルボックスに変更。
クリアのファイルボックスは、中身が見えるので少しごちゃごちゃした印象にはなりますが、見えるほうが取り出しやすいので、使い勝手としては満足でした。
ちなみに収納しているモノは以下の通りです。
・最上段ソフトボックス …古バスタオル、タオル類(ウェスや雑巾として再利用予定)
・中段ファイルボックス、ファイルスタンド、キャリーボックス …ハンガー類、洗剤類、お掃除セット
・下段ソフトボックス …ピンチハンガー、洗濯機の取扱説明書、洗濯ネット、洗濯バサミなど
ところが、このファイルボックスが曲者でした。
週に何度か、洗濯するたびに「ガシャーン!」という音が聞こえてくるのです。
行ってみると、ハンガーや洗剤がファイルボックスごと落下しています。
スチールラックはスペースに余裕がなく、洗濯機との間隔もほぼなかったので、洗濯機が揺れると、一緒に揺れてしまっていたのです。その横揺れで、ハンガーやファイルボックスがずれて、落下していたというわけです。
つまり、我が家のランドリールームに限って言えば、ファイルボックスとスチールラックの相性は最悪。
それでも何とかしようと、ラックにタオルを敷くなどの工夫をしてみたのですが、多少の改善はみられたものの、見映えも悪ければ、まったく落ちないわけでもない。
不満は募る一方でした。
ファイルボックスやファイルスタンドの奥行がラックよりも長いのも、落下してしまう原因だと思います。
結局我が家のランドリールームでの使用は難しいと悟り、収納方法を見直すことにしました。
無印良品のソフトボックスを活用
まず着目したのは、最上段と下段で使っていた無印良品のソフトボックスは落下したことがないという点。
そこで、ファイルボックスに代わり、ソフトボックスを使ってみることにしました。
ソフトボックスはナチュラルな色味で、その名のとおり柔らかい印象を与えるので、好きな収納グッズの1つです。
私が使っているソフトボックスは3種類。
◯ソフトボックス・長方形・中 幅37×奥行26×高さ26cm 1190円(税込)
◯ソフトボックス・長方形・小 幅37×奥行26×高さ16cm 990円(税込)
◯ソフトボックス・長方形ハーフ・小 幅18.5×奥行26×高さ16cm 790円(税込)
ただし、最上段に古タオルを入れていたソフトボックスは、そんなに頻繁に出し入れするわけではなかったので、古タオルごと別の場所に移動させて、よく使う手洗い用の桶と靴洗い用のバケツ(タブトラッグス)を置くことにしました。
また、無印良品のキャリーボックスに入れていたお掃除セットは、洗面所の収納棚に移動させました。
ソフトボックスの収納を一工夫
洗濯ネットを入れるためのソフトボックスは、ポンポン入れるだけでは、ごちゃごちゃして使いたいネットが見つけにくいと感じたので、仕切りを作りました。
仕切りとして使ったのは、牛乳パック。
それぞれをテープで固定しただけの簡単な作りですが、1つ1つに洗濯ネットが入るので非常に便利です。
ほかにも洗濯バサミやメラミンスポンジなど、細々としたモノを入れています。
ピンチハンガーはすぐに絡んでしまうので、1つのソフトボックスにピンチハンガーとズボン干しハンガーのみを収納する贅沢使い。
一番下に取扱説明書を忍ばせています。
小さな洗剤類はソフトボックス・ハーフにひとまとめにしました。
ハンガー類は吊るすと便利!
ハンガー類は、100均の突っ張り棒をS字フックに引っ掛けて、ハンガーを吊るして収納することにしました。
これがなかなか便利で、超オススメです。スチールラックの特性を唯一活かせた収納になっています。
ランドリールームの収納は洗濯機の買い替えも考慮に入れて
実は昨年、8年使ったドラム式洗濯機が故障して、買い換えることになりました。
なんとかギリギリ洗濯機置き場に収まるサイズのドラム式洗濯機を購入したのですが、スチールラックが扉と擦れてしまったり、蛇口とぶつかってしまったりと問題点だらけ。
幸い、スチールラックが可動式だったので、棚の位置や幅を変更することで、ラックを使い続けることができています。
それに伴い、無印良品のソフトボックスで収納を見直すことができたので、そこは怪我の功名といったところでしょうか。
痛感したのは、オプション工事の大切さです。
当時は、収納へのこだわりがなかったこと、予算オーバーだったこともあって、自分で工夫すれば何とかなると楽観していました。
やっぱり引っ越す前に収納についてもっと勉強しておけばよかったと、今さらながら後悔しています。
もしも、これから一戸建てやマンションの購入を検討している方がいたら、収納についてもプロに相談したり、自分で勉強したりすることを強くオススメします。
収納が変わるだけで、暮らしやすさが段違いです!