素敵な器でいただくお料理は、おいしさが増します。
私は、学生時代に一人暮らしを始めた頃から食器に興味を持ち、おしゃれな雑貨屋さんをブラブラしては気に入った食器を買うという生活を送っていました。
それは結婚してからも続き、とうとう食器棚はパンク状態。
そこで、引越しを機に、食器棚を見直すことを決意。
食器の収納に利用したのは無印良品のアクリル仕切棚と、アクリル仕切りスタンド。
今回はそんな私の断捨離から、食器収納までの過程をご紹介します。
まずは食器の断捨離
食器大好き!な私にとって、食器の断捨離は洋服以上に大変な作業でした。
整理を始めるときは「全部出し」が基本ですが、出し切れない量なので、出すのは棚ごとに。
でも、よく見ると使っていない食器の多いこと!
使いやすくて、本当のお気に入りだけを厳選し、それ以外の食器の一部をまず母や知人に譲りました。
残ったブランド食器などは、買取り業者さんに来てもらうことに。
手際よく梱包され、あっという間に買取り作業が完了。
ちょっとしたお小遣いにもなり、一気にスッキリしたので、業者さんに頼んで正解でした。
買取り不可だった食器は、すべて潔く処分しました。
無印良品のアクリル仕切棚と仕切りスタンドとは?
断捨離の効果で、ある程度スペースに余裕ができました。
そこで、次に考えたのが収納方法。
ネットで調べてみると、食器収納でよく使われているのが無印良品のアクリル仕切棚とアクリル仕切りスタンドでした。
しっかりとした作りなので、食器を収納しても安定感があります。
我が家のキッチンの吊り戸棚にも上手く収まる大きさで、色が透明なので、どんな場所に置いても万能。
悪目立ちせず、食器も見やすいという点が購入の決め手でした。
アクリル仕切棚 約幅26×奥行17.5×高さ10cm 税込590円
アクリル仕切棚 約幅26×奥行17.5×高さ16cm 税込790円
アクリル仕切りスタンド 3仕切り 約133×210×160mm 税込1190円
アクリル仕切りスタンド 3仕切り 約268×210×160mm 税込1490円
アクリル仕切棚は2種類。
高さが異なります。
高さ10cmのほうはお皿を重ねて置くのに向いています。
高さ16cmのほうは、背の高いグラスを下段に収納するのに向いていると思います。
幅268mmのアクリル仕切りスタンドは、よくフライパンや鍋の収納に使われていますが、食器の収納アイテムとして使うのであれば、複数枚を立てて収納するのが良いと思います。
幅133mmのアクリル仕切りスタンドは、大皿を立てて収納するのにピッタリです。
さっそく無印良品のアクリル仕切棚を食器棚に活用
このようにもっとも出番の多い「一軍食器棚」は、無印良品のアクリル仕切棚(高さ10cm)を活用。
これだけで、劇的に便利になりました。
アクリル仕切棚が、棚板のような役割を果たしてくれています。
そもそも我が家のキッチンの吊り戸棚は、横長で真ん中に柱があり、棚板を増やすのが難しい構造。
だから、この収納方法はまさにおあつらえ向き。
食器ごとに仕切れるのも良かったです。
また、重ねる枚数が減ったので、とても出し入れしやすくなりました。
食器の増減があってもすぐに変更でき、収納を見直しやすいのがポイントですね。
アクリル仕切棚は洗えて、お掃除しやすいのもメリットですね。
食器を立てて収納することのメリット
アクリル仕切棚のおかげで、かなり使いやすくなった我が食器たち。
でも、唯一の欠点は26cm以上の大皿や細長いお皿が、下段に収まらないことでした。
そこで、アクリル仕切りスタンドを使って、立てて収納することを考えました。
ただし、私は重ねて立てる収納は出し入れしにくいと感じたので、幅の133mmのアクリル仕切りスタンドで1枚ずつ並べる方法を選んでいます。
以前は平置きして重ねていたのですが、アクリル仕切りスタンドで縦置きしてみると、取り出しやすい!
その差は歴然でした。スペースにも無駄がありません。
また、アクリル仕切りスタンドは厚みと重みがあるので、お皿を立てても安定感は抜群です。
ファイルボックス&ファイルスタンドによる食器収納の比較
食器収納アイテムとして、無印良品のファイルボックスやファイルスタンドも人気ですよね。
せっかくなので、ファイルボックスを使った食器収納も試してみることにしました。
まず、通常のファイルボックスは幅10cm。
お皿を2枚重ねなければならないので、種類の違うお皿の収納には向いていないと感じました。
また、吊り戸棚に置くと、ファイルボックスごと取り出さないといけません。
アクション数が増えると、せっかくのお皿を使わなくなってしまいますよね……。残念。
けれども、引き出し収納ならば使いやすそうです。
あと、お弁当箱や保存容器、プラ食器の収納にはいいと思います。
次にファイルスタンド(幅5cm)とアクリル仕切りスタンドを比較してみます。
ファイルスタンドは重みがないので、地震のときに倒れやすいのではないかという印象を受けました。
それは怖いですよね。
よって、取り出しやすさ、安定感ともにアクリル仕切りスタンドに軍配。
最後は、コスパ。
幅5cmのファイルスタンドは、1つ590円。
1つの値段は安いのですが、アクリル仕切りスタンドは3仕切り。
同じように仕切ろうと思ったら、ファイルスタンドが3つ必要です。
そうなると、アクリル仕切りスタンドは1490円。
やはりコスパ面でもアクリル仕切りスタンドのほうが優れています。
まとめ
無印良品のアクリル仕切棚とアクリル仕切りスタンドを使った収納にしてからというもの、我が家の食器棚は、心底使いやすくなりました。
このシリーズ、食器棚の収納アイテムとして大人気なのも頷けます。
私は断捨離して食器を減らしましたが、処分に思い切れない人も多いと思います。
そんな人でも、アクリルシリーズを使って仕切ることで、食器を重ねすぎず、取り出しやすい収納が実現できるはずです。
我が家の食器収納もまだまだ改善の余地がたくさんあります。
今後も便利なアイテムを導入して、より使いやすい食器棚を目指していきたいと思っています。