海外ノマドとして、世界中を職場にしている私。

モノを減らした結果、いつでもどこでも移動しやすくなり、幸せな暮らしをしていると自負しています。

 

モノを減らしてから幸福度が上がっているので、今の暮らしには満足。

でも、最近生活がマンネリ化している気がしているとも感じていました。そんなある日、ふと思い立ったのです。

 「極限までモノを減らしたら、新たな世界が見えてくるんじゃない?」

 というわけで、実録「物のない暮らし」スタートです。

 

 

30個のものだけで暮らす2週間

 

まずはものの絞り込みをしなければいけません。

さて、何個に絞ろうかと悩んだときに思い出したのが100個チャレンジ。

 

100個チャレンジとは、経営者デーブ・ブルーノさんがおこなった挑戦です。

名前のとおり、100個のモノだけで1年間暮らしてどのような変化が起こるか検証していて、2011年に書籍化もされています。

 

しかし、私がこの記事の締め切りまでに与えられた猶予は2週間。

さらに、2月中旬現在、滞在しているのは常夏のタイ・チェンマイでした。

 

1年間を100個で過ごせるなら、半分以下で問題ないはず。しかも南国なら防寒具がいらないから、なおさら心配はいりません。

きっと、30個くらいで大丈夫でしょう!

 というわけで、まったく根拠はないですが、勢いに任せて30個のものに絞り生活してみます。

 

 

厳選!30個チャレンジリスト

服が少ない荷物

 

数を決めたらモノを絞るのみ。何がいるのかもわからぬまま、とりあえず荷物を選びます。

 今回私が選んだ相棒はこちら。

 

  1. Macbook Pro
  2. 作業台
  3. イヤホン
  4. スマートフォン
  5. Osmo action
  6. SDカード
  7. 三脚
  8. メガネ
  9. ボールペン
  10. ベッド
  11. 掛け布団
  12. 歯ブラシ
  13. デンタルフロス
  14. 歯磨き粉
  15. シャンプー
  16. コンディショナー
  17. 化粧水
  18. カミソリ
  19. タオル1
  20. タオル2
  21. リュックサック
  22. Tシャツ1
  23. Tシャツ2
  24. タイパンツ1
  25. タイパンツ2
  26. ワンピース
  27. 下着1
  28. 下着2
  29. ビーチサンダル

 

ライターの仕事をしているので、仕事道具だけは削れません。

仕事に必要なモノだけで全体の3分の1を占めるのは正直想定外でしたが、私のなかでは完璧なチョイス。

 

でも、見る人がみればこれから出てくるトラブルに気づくでしょう……。

結論から言います。30個チャレンジなんてやるもんではありません。

 

 

30個チャレンジのルーティーンは?

 

30個チャレンジ当時、私はタイのアパートを借りて住んでいました。

30個のモノだけでどんな生活を送っていたか、簡単に紹介します。

 

■7:30 起床

太陽の光で自然に目が冷めます。

起きたらすぐ身支度。家になにもないので、朝ごはんを食べるために外出します。

 

■8:00 朝食

朝はカフェへ。朝食を抜いてコーヒーだけいただくことも多いです。

コーヒーだけなら150円ほどで飲めるので、迷わず外食します。

 

■9:001800 仕事

仕事場に移動して執筆します。

お茶やドリンクが出るので、ここでも困ることはありません。家には食器がなくて、ペットボトルの水しか用意できないため、ドリンク類は仕事中に飲んでおきます。

 

■19:00 夕食

持ち物に調理できるものやナイフはないので、これまた外食です。屋台、レストランなど日によってお店を変えます。

 

■20:00 帰宅

シャワーを浴び、その日に来た服を手洗いで洗濯します。洗剤を選ばなかったので、シャンプーで代用せざるを得ませんでした。

娯楽で楽しめるものを全然もっていないので、スマホで動画を見たり、電子書籍を読んだりするくらいですね。

家に帰るとなにもないので、マッサージに行って外で時間を過ごすこともありました。

 

■23:00 就寝

 

このルーティーンを守っていたら、30個のものだけでも生活は可能です。

最初の2日くらいはすごく余裕だと思っていて、逆に記事に書くことがないなぁと悩むくらいでした。

 でも、現実はそんなに甘くありません。

 

 

30個チャレンジ、想定外のトラブル

トラブル

 

ルーティーンを見ていると、案外問題なく生活できたように聞こえるかもしれません。

実は、不便なトラブルがたくさんありました。

 

1)気づけばアリまみれ!朝ごはんにこまる

30個チャレンジで冷蔵庫を選ばなかったため、悲劇が起きました。

 前日の夜に美味しそうなカットフルーツを買って帰宅。朝ごはんにしようと思って目覚めたら、フルーツの周りには大量の子アリがたかっていました。

 パンを買ってもアリが集まってきていたので、結局朝食は毎日外食しないといけなくなり、かなり不便でした。

 

 

2)天気が悪いと外に出られない

私の持ち物には傘がないので、天気が悪いと外に出られなくなりました。持ち物を選ぶときは晴れが続いていたので、全く頭になかったんです。

 朝天気をみて行動を決めて、雨が降りそうになったら晴れるまでどこかに待機する生活はなかなかストレスフルでした。当日空を見ないと予定を決められないので、自由を奪われた気分です。

 

 

3)服の洗濯に心が蝕まれる

お気づきの方もいたのではないでしょうか?

服が上下2セット、プラス夜用のワンピースしかありません。常に洗濯しないと洋服がないんですよね。

 

しかも私の部屋内には洗濯機がないので、基本は手洗いしないといけません。

サボると服がないので洗濯は貯まりませんでしたが、疲れて早く寝たいときは困りました。

コインランドリーに行くにも、そのための服がないので結局毎日洗濯しました。

 

 

4)髪が乾くまで寝られない

30個の持ち物に、うっかりドライヤーを入れるのを忘れました。

そのため、夜シャンプーすると、髪が乾くまで寝られません。

濡れたまま寝て、次の日の朝に絶望する繰り返しでした。

 

 

チャレンジ失敗。数を減らすことで逆にモノにとらわれた

2週間の30個チャレンジが終わった瞬間、開放感でいっぱいになりました。

物欲だらけで、今すぐ手に入れたいものがたくさん頭に浮かびます。

 

ハッキリ認めます、30個チャレンジは大失敗です。

 モノを減らしたらますます選んだモノに感謝し、物欲がなくなると思っていました。

しかし実際は逆。傘がないから外に出られない、冷蔵庫がないから好きなものが食べられない、と諦める事だらけでした。

 

行動を制限されるともやもやしますし、この2週間、頭の中は「欲しいモノ」でいっぱいです。

 多くのものを手放したときはすごくスッキリしたのに、何が違ったのでしょうか?

 

おそらく、数を制限することに意識がいき、必要なものを選び取らなかったことが一番の問題です。

自分らしく生活をするために必要なモノはしっかり手元に残すべきでした。

 

手持ちがわからなくなるほどの量や、いつ使うかわからないものをもつ必要はないでしょう。

一方で、「今」必要なものはしっかり残すことが大切だということがよく分かるチャレンジでした。

 

 

モノを減らすことを目標にしたらダメ。愛せる分だけ持てばいい

 30個チャレンジは失敗しましたし、誰にもすすめません。

モノを闇雲に減らしても、自由にはなれないからです。

 

一方で、モノが多すぎると息苦しくなるのも事実。

未来の不安からたくさんのモノを抱え込めば、溜まったものを見るたびに不安を思い出します。

何より、自分のキャパシティを超えたモノをもっていると、何が大切なのか優先順位がつけられないのが問題です。

 

モノを減らすのは、自分を見つめ直すためのきっかけなのだと思います。

取捨選択をすることで、今やりたいことにフォーカス出来るからです。

だから、何も考えずただモノを手放すのは意味がないのでしょう。

 

今回のチャレンジのように、数にとらわれて端から全部捨てていくようなやり方では自分と向き合えません。

 モノを減らす過程で自分の気持ちに目をむけ、大事に出来る分を選び抜いていくことが大切なのではないかな、と思います。

 

 

文:はらちあき(30代、海外ノマドWEBライター)

 

 

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