東京都内のマンションに住んでいます。

狭いながらも家族3人楽しくやっていたのですが、ある日問題が発生しました。

義母が急に亡くなったのです。

 

妻は一人っ子で父親も既に他界しており、義母は賃貸マンションで一人暮らし。

慌ただしく葬儀を済ませ、年金や保険などの手続きが終わると、残る問題は自宅の賃貸マンションと義母の遺品です。

うちはマンションで収納スペースが狭く、家族3人のものでさえ工夫して何とかしている状態。

とても大量の遺品(着物)を置いておく場所はありません。

といっても、義母の賃貸マンションは家賃14万円。

このままいつまでも借りておくわけにもいきません。

ほとほと困ってしまいました。

 

そんな時見つけたのがトランクルームだったのです。

自宅から近くて空調もしっかりしているトランクルームは、着物などの大切な衣服を収納するクローゼット代わりに最適。

第2の押入れ感覚です。

今回は親の遺品整理を、トランクルームの活用で解決する方法をご紹介します。

おしゃれ大好きで衣装持ちの方にも参考になると思います。

ぜひ最後までお付き合いください。

 

トランクルームで解決 突然起こった親の遺品問題

桐のタンスの着物

 

義母は日本舞踊を教えていて、着物が趣味の着道楽な人でした。

そのため、桐の箪笥に3竿、他にも行李や衣装ケースにも、着物や和装小物がぎっしり詰まっていました。

義母が娘時代の振袖なんかもあり、妻としては「自分も成人式の時に着たから、今度は孫である娘にも」という思いがあるようです。

しばらくは頻繁に出し入れをしたいということで、自宅の近くでトランクルームを探してみました。

 

着物を保管する条件

着物の保管で一番気になるのは湿気です。

虫は防虫剤である程度対策することができますが、カビの原因になる湿気だけは気になるポイントでした。

近所のトランクルームを調べてみると、空調や換気の設備がしっかりしていて、温度は20℃、湿度は60%に設定され、一年中安定していることがわかりました。

念のために除湿剤を何個か置けば、安心して着物を保管できます。

たまたま2畳半くらいのトランクルームが空いていたので、早速契約。

料金は25,000円/月程度だったので、義母の賃貸マンションはすぐに解約し、遺品を運び込みました。

第2の押入れ

義母の遺品を収納するために借りたトランクルーム。

ですが現在は、娘が成長して入らなくなった服や、おもちゃ、私達の喪服なども一緒に収納しています。

自宅から歩いて10分くらいなので、いつでも取り出すことができ、今や我が家の第2の押入れとなっています。

 

トランクルームとは?

トランクルームの写真です

 

スペースを借りて自宅以外に荷物などを保管するサービスとして

レンタル収納スペース

レンタル倉庫

レンタルコンテナ

などなど、様々な名称のものがあります。

その中でトランクルームというと

・屋内型

・比較的小規模(1スペースが3畳以下)

のものを指すことが多く、また以下のような特徴を備えています。

 

空調・換気設備を完備

ビルやマンションの内部を仕切り、そのスペースを貸出す形式が多いトランクルームは、屋内型ということもあり、空調や換気の設備を完備しています。

そのため大切な衣服や書籍、コレクションアイテムなど、湿気や高温に弱い物の保管にも適しています。

 

セキュリティに優れている

各スペースごとに施錠されているのはもちろんのこと、警備員を常駐させ、業者側が立ち会いのもと荷物の出し入れをするなど、セキュリティに力を入れたところが多くなっています。

そのため、上記の定温、定湿度と合わせ、高級ワインの保管用としてスペースを貸し出しているトランクルームもあります。

 

運送サービス

最近では運送業者と提携し、荷物の運び入れ、運び出しのサービスを行っているトランクルームが増えています。

運び入れの際は自宅まで来てくれて梱包を行い、トランクルームまで運んでくれます。

またゴルフバッグを預けていると、プレーするゴルフ場に直接運んでくれる業者などもあるようです。

 

都心のトランクルームのメリット

都心

 

住宅が狭く、収納スペースに恵まれない東京などの都心部こそ、トランクルームの活用にピッタリです。

ここではそんな都心部のトランクルームのメリットをご紹介します。

 

1、アクセスが良い

自宅の近くにあったり、駅から近かったりと、アクセス性に優れるのが都心部のトランクルームの特徴。

収納したものが急に必要になってもすぐに取り出すことができるため、自宅のクローゼットと同じ感覚で利用できるのです。

 

2、雨に濡れない屋内施設が多い

郊外のトランクルームやトランクコンテナだと屋外施設のことも多いのですが、都心部のトランクルームの場合、ビルやマンションのワンフロアを仕切って貸し出していることが多く、そのほとんどは屋内施設型です。

そのため荷物を取り出す際も雨に濡れることなく、ゆったりと作業ができます。

 

3、家賃よりお得

家賃の高い都心部、特に都内の場合、荷物の整理のために部屋を借りるのは現実的ではありません。

その点トランクルームなら、収納に特化した第2の部屋、押入れと言えますが、家賃に比べればレンタル料は格安。

荷物に溢れかえった12畳の部屋よりも、トランクルームに荷物をすべて預けてしまった6畳の方が、部屋を広く使うことができ、トータルのコストも安いといった例もあります。

 

都心のトランクルームのデメリット

一方、都心部ゆえのデメリットも存在するのが事実です。

 

1、空きが少ない

都心部、特に東京は人口が密集しているのでそもそも家や部屋が狭い

収納スペースが狭い

トランクルームの需要が多い

すでに埋まっていて空きが少ない

という悪循環に陥っています。

家から近くて便利だなと思って問い合わせてみると、2年先まで空きがないと言われてしまうこともあります。

 

2、スペースが狭い

都心部は地価が高いので、トランクルームの値段を手頃にすると、必然的にスペースが狭くなります。

また広めのトランクルームは人気があり、めったに空きが出ないというデメリットもあります。

 

3、坪単価にすると割高

荷物のために部屋を借りるよりも絶対的な金額としては安いトランクルームですが、利用できるスペースを坪単価で考えると割高感は否めません。

トランクルームというよりも、都心部ゆえのデメリットです。

 

災害時の緊急避難場所にも

災害のイメージ

 

東日本大震災の時は家族との連絡がなかなかとれず、全員揃ったのは翌朝でした。

また直後は水や日常品が不足し、コンビニやスーパーに長蛇の列ができたことも思い出されます。

そこで、トランクルームも緊急時の家族の集合場所、緊急避難場所とすることを考えてみました。

 

防災グッズを保管しておく

いざという時のために自宅に防災グッズを準備しても、大震災の時は自宅自体が崩壊している可能性もあります。

そこでトランクルームにもう1セット防災グッズを保管し、いざという時はそちらも利用できるようにしてみました。

 

第2の自宅

自宅や公共の避難場所の他に「第2の自宅」を準備しておけば、すべてが使えないという可能性はかなり低くなります。

家族の安全、安心のため、このアイデアは参考にしていただきたいと思います。

 

第2の押し入れ・トランクルームで自宅を広々快適に

義母が突然亡くなったことに始まったトランクルームの利用ですが、今では自宅ですぐには使わないものも収納し、おかげで自宅のマンションで広々快適に生活することができるようになりました。

 

皆さんもトランクルームを上手に利用し、都心での生活を広々快適にしてみてください。

最後までお付き合いくださりありがとうございました。

 

文:牛若丸(40代・会社役員)

 
 
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