「もうちょっと全体的にスッキリさせたいのよね」

「とはいっても、なかなか進まなくてねぇ」

「あなた片付け得意でしょ。うちの収納考えてくれない?」

 

実家を訪れるたび、母は毎度このように言ってきます。

うちの母はどちらかというとモノに愛着を持つタイプで、なかなか捨てられないタイプ。

父も「物を大切に。使えるものは捨てない」というタイプなので、片付くはずがありません。

 

頼まれた私が「わかった、手伝うよ。このあたりの物はもう使ってないよね」と捨てる提案をしても、「あーそれはだめなのよー」「これはあれが壊れたときの予備なの」といった具合で、なかなか物が減りません。

 

そんな生活が20年ほど続いてきたのですが、なんと、つい最近、母が大変身をしたのです!

きっかけは私もびっくりした理由からでした。その経緯をお話します。

 

 

 

モデルルームで目にした「夢の家事室」

私が小学6年生のとき、我が家はマンションを購入しようという話になり、週末ごとにあちこちモデルルームをみて回っていました。

いくつか見て回った部屋の中で、特に母の気に入った家がいまの実家というわけです。

 

間取りや周辺環境など理由はもちろん沢山あるのですが、その中でもキッチンの奥に備え付けられた「家事室」という空間に目を輝かせていたのをいまだに覚えています。

家事室というのは、主婦用の書斎のようなものとでもいうのでしょうか。

 

モデルルームで目にした家事室は、3畳弱ほどの空間に、オーブンレンジやストッカーが置いてあり、備え付けられた机の上にレシピ本が開いていました。

たぶんさりげなく洒落たティーカップなんかも置いてあったかと思います。

 

ポイントとしてはとにかく、広すぎない秘密基地のような雰囲気で、主婦が仕事の合間にほっと息をつくことのできる……そんな空間に見えました。

 

しかし、いざ引っ越して生活が始まってみると、現実は、洗濯機、乾燥機、レンジ、ストッカーのほか、ゴミ箱なども置かれ、ものがごっちゃり。

つまりは、あっさり倉庫化してしまったのでした。

 

 

 

引っ越してからの現実

ホームベーカリー

 

うちの両親は、人を呼んでパーティーなどをするのが好きな人たちです。

なので、玄関から廊下と居間は、モノが多いながらも、いちおう整頓されています。

 

しかし、先に説明した家事室をはじめ、和室の押し入れ、各部屋のクローゼットには衣類やら、謎の健康器具やらが押し込まれていました。

 

さらに、もともとパン作りを趣味としていた母は各メーカーごとのホームベーカリーを研究したいと、なぜか4個も5個も6個も購入し、しかもキッチンに全部おくとブレーカーが落ちるという理由で各部屋に置いていました。

 

そんな様子で10年以上が過ぎ、やがて30代半ばになった弟と私がバタバタと結婚。

それから出産ラッシュで現在、3歳、2歳、1歳の孫ができたわけです。

 

孫たちが遊びに来るようになり、ちびっこ恐竜がところかまわず散らかしたり壊したりするわけで、両親はやむなく部屋を片付けることになりました。

 

 

 

我が家へ泊り込み

私が二人目を妊娠中のことになるのですが、我が家は2つ隣の駅に引っ越しをしました。

妊婦の私には保育園の送迎が重労働、こともあろうに頼みの綱である主人が骨折してしまう事件(ローラースケート転倒)が発生。

 

そこで、三角巾で腕を吊るした主人と並び、母に頭をさげ、上の子の保育園送迎をお願いすることに。

主人が完治するまで、母には月~金まで我が家に泊まり込んでもらう生活です。

週末は父の生活をしている実家へ戻り、平日はまたうちで過ごす、という日々になりました。

 

 

 

セリアでみつけた収納ストッカーと母の意識改革

セリアの赤い収納ボックス

 

長期休暇で実家に滞在中のある日、母と近所のセリアをうろついていると、真っ赤な収納ボックスが目にとまりました。

スッキリした四角のデザインで、厚みがなく、母の好きそうなデザインでした。

 

おすすめしてみたところとても気に入って、その場で4つほどレジに持って行き買って帰りました。

そして、それをきっかけに母の収納魂が目覚めたようなのです。

 

 

しばらく後に私が実家を訪れたとき、家事室の様子が大変身していました。

何かに使うため捨てられないジャムやお菓子の空き瓶、貰ったものの飲まれることなく貯まっているお茶などなど、とにかく何度言っても片付かず溢れかえっていた様々なものたちが、赤い収納ボックスにいれて仕分けされているではありませんか!

 

また、母は空のペットボトルをいくつかストックしておきたい性分で、いつのまにか多くなりすぎてあふれかえっていたのですが、収納ボックスを決めて量がコントロールされているようでした。

「キッチンのシンク上の扉の中をみてみてよ!」

ほら!といって開いて見せた扉の中は、すっきりとボールやら小鍋が並んでいました。

 

母は「ずいぶん変わったでしょう。はー、スッキリしたわ。一体いままで何が入ってたんでしょう」と首をかしげていました。

 

母曰く「家を離れる時間が増えて客観的に自分の家をみられた」そうです。

なるほどと思いました。

 

「ずっと家にいると片付いていないのに目が慣れてしまって手の付け所がわからない」とも言っていました。

確かにそうなのだと思います。

 

 

まとめると、我が家へ長期滞在することで、

1、自宅への客観視ができ

2、同時に私の収納習慣の中で生活するうちに、視点が変わり

3、さらにそのタイミングでセリアの収納ボックスに出会ったのだと思います。

 

この意識の変化には、母自身も驚いていました。

あとは、ちびっこ恐竜たちの襲来に備え、部屋を強制的に片付ける必要性が発生したのも良かったのだと思います。

 

引っ越しの必要がない持ち家に長く住んでいると、なかなか収納を仕切り直すのは難しいと思います。

 

 

セリアの赤い収納ボックスはその後も買い増しして、合計で20個くらい買ったようです。

キッチンのあちこちにスッキリ並べられており、とても満足そうにしていました。

これでお客さんが来た時に家事室を見られても恥ずかしくない、ととても喜んでいます。

 

片付いた家事室

 

 

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