都内は家賃が高く、「収納たっぷりの広々した家」に住むのは現実問題難しいですよね。

らに、トランクルームは都内の立地によっても価格がさまざま。

アクセスがよく人気の高いエリアでは、利用料金が高くなってしまうのも避けられません。

 

近年、トランクルームには新たなサービスやタイプが登場し、選べる幅も広がりました。

東京でトランクルームを借りる際、どうやって選べばよいのか、ポイントを筆者の体験を踏まえてご紹介します!

 

 

 

広範囲でさがそう!「近さ」だけが重要なわけじゃない

虫眼鏡と家

 

わたしは以前、短期間だけどうしてもトランクルームを借りなければならなかった事情がありました。

私が住むのは品川よりの大田区で、はじめは近所にあるトランクルームを借りる気満々でした。

 

が、いざ申し込みをしようとすると、もともと借りたかった1畳程度のトランクルームがすべて満室!

あちゃーということで、もう少しエリアを広げて検索してみることに。

 

都内には多くのトランクルームがありますが、並行して世帯人口や利用者数も多く、トランクルームの需要も比較的高いのではないかと予想します。

 いざ探すエリアを広げてみて、改めて気づいたのが「荷物の運びやすさ」という重要なポイントでした。

 

わたしが最初に借りたいと思っていた近所のトランクルームは、住宅街のど真ん中にあり、家からは徒歩20分ほどのところ。

建物周辺は都内特有の入り組んだ細い路地で、道路も一方通行のところがほとんどでした。

 

もしそのトランクルームを借りていたら、わたしはたくさんの荷物を抱えて20分歩いていたのか……?

車を利用するにしても、細い路地に車を止めて荷物を出し入れ可能なのか……?

 そこから初めて「近さ」や「料金」だけでなく、荷物の運びやすさを意識するようになりました。

 

駅近くのトランクルームであれば、アクセスしやすくて便利かな、とも思いましたが、東京の複雑な電車を乗り継いで荷物を運ぶのもなんだかなぁ……。

 

そこで思いついたのが、都内でも「車でのアクセスのしやすさ」です。

わたしは車を持っていないのですが、カーシェアリングサービスをよく利用します。

カーシェアは、車を好きなときに時間借りできて、価格もリーズナブルなレンタルサービスです。

 

比較的大きいもの・重たいものを預ける予定だったので、車での移動は必須だな、と痛感し、

 

・車でのアクセスがしやすい

・駐車場(もしくは一時停車可能スペース)がある

 

という観点からトランクルームを探し、無事条件にあう空室を見つけることができました。

 

 

もちろん、家の近所で条件に見合うトランクルームに出会えれば理想ですが、大切なのは「近さ」よりも「預け入れやすさ」ではないでしょうか。

近所のトランクルームの空き状況や、荷物の運びやすさを念頭に入れて、広範囲で検索することもトランクルーム探しの一手です。

 

トランクルームバナー

 

出し入れの手間を省くなら「宅配型トランクルーム」が吉

宅配物を受け取る女性

 

最近では、「宅配型トランクルーム」のサービスが多く登場し、自宅にいながら荷物の預け入れができるようになっています。

 

都内のトランクルームは立地や広さによってレンタル料金が大きく異なります。

しかし、宅配型トランクルームは、基本的にダンボール1箱など小さなサイズから収納スペースを借りることが可能です。

 

料金は店舗型トランクルームよりもリーズナブルであることが多く、気軽に利用しやすいです。

荷物は集荷をして預られるサービスもあるため、アクセスや荷物の運びやすさなどを気にすることなく収納できます。

また、トランクルームに預けた荷物はスマートホンや専用アプリから管理できるサービスもあったりします。

(※運営会社による)

 

さらに宅配型トランクルームは、店舗型トランクルームに比べて満室となっていることはほとんどなく、いつでも申し込みしやすいところも特徴だと思います。

 

 

 

トランクルームは預けるものによって使い分けよう

宅配型、店舗型とトランクルームにも数タイプありますが、いったいどちらを選んだらよいのでしょうか?

トランクルームは、預けたいものや条件によって選ぶことが大切です。

 

【タイプ別・トランクルーム選びのポイント】

宅配と屋内外ストレージ

 

 

・屋外型:大きなもの、空調管理の必要ないもの、車で運ぶもの、頻繁に出し入れする人

・屋内型:セキュリティを気にするもの、空調管理の必要なもの、頻繁に出し入れする人

・宅配型:少ない荷物、荷物出し入れの手間を省きたい人、頻繁に出し入れしない人

 

トランクルームは、一概にどのサービスがいいというわけではなく、それぞれ収納したいもので使い分けましょう。

 コンテナや貸し倉庫などの屋外型トランクルームは、比較的価格も安く広いスペースを借りるのに便利ですが、空調管理やセキュリティ面ではどうしても劣ります。

 

一方、建物内の一部分を借りる屋内型トランクルームは、セキュリティや空調管理が徹底されている施設も多く、書類や衣類など、デリケートなものを預け入れたい人におすすめです。

 

わざわざ足を運んで出し入れしなくてもいい宅配型トランクルームは、とくにトランクルームビギナーにとっては手軽なサービスですが、荷物の出し入れには事前手続きが必要となります。

いつでも思い立ったときにすぐ荷物を出し入れできるわけではないうえ、一度の出し入れごとに費用が発生するため、頻繁に出し入れをしないものを預けるのであれば向いています。

 

 

東京には数多くのトランクルームがありますが、預け入れたいものに合わせて、タイプ別にトランクルーム使い分けることが、東京での上手なレンタルスペースの活用法です!