成長とともに移ろいゆく、子どもの好みとおもちゃのラインナップ。
一時期はウルトラマンおよび怪獣たちの王国と化していた我が家のおもちゃコーナーも、今はポケモン軍団に乗っ取られ、そこにはもう一世を風靡した彼らの姿はありません。
そんなわけで、子どものおもちゃ収納は、その時々のおもちゃに合わせてアップデートする必要があるので、なるべく低予算で抑えたいところ。
それならやはり、100均(ダイソー・セリア)が頼りになります。
ダイソー「セクションケース(大)」
子どものおもちゃを片付ける時、何がスッキリしないかって、細々としたおもちゃなんですよね。
ガチャガチャでゲットしたおもちゃや、どこかでもらったキーホルダー、バスボムに入っていたメチャクチャ小さいマスコットなど、とにかく細かい。
でも捨てようとしたら怒られる。
そんな厄介な細々おもちゃたちにオススメなのが、ダイソーの「セクションケース(大)」。
セリアにも「SIKIRI」シリーズとして同様のケース(見た目はほぼ同じです)が販売されていますね。
セクションケースの良いところは、半透明になっているので、どこに何があるかがすぐわかること。
細かいおもちゃをひとつひとつ標本のように収納できるので、ゴチャゴチャっと一カ所にまとめて置かれている状態より、子どもたちも「取り出して遊びたい」という気持ちが起こりやすいように思います。
女の子のおもちゃのペンダントも、セクションケースを購入するまではチェーンをほどくのに1時間くらいかけたりしたこともあったんですが、セクションケースに一つずつ収納するようになってからそんな無駄な時間を費やすこともなくなりました。
ダイソー「ザ・BOX①」
次にご紹介するのは、ダイソーの「ザ・BOX①」です。
我が家はおもちゃ収納にIKEAのトロファストを使っているのですが、この「ザ・BOX①」は3つ並べるとIKEAのトロファストにこんな感じでジャストフィットするんです。
しかも半透明になっているので、子どもたちもおもちゃを探すのが楽な上に、片付ける時も上からボンボン投げ込めるので、お片付けの時間短縮にもなり、私はとても気に入っています。
ちなみに、インデックスのシールはもとから貼られているものなのですが、商品によってはちょっとズレた位置に貼られていたりするので、一応買う時に注意した方がいいかもしれません。
おもちゃだけではなく、落書き帳や塗り絵、色鉛筆などの文具類の収納しても使いやすいですよ!
セリア「仕切りボックス 浅型」
お次はセリアの「仕切りボックス 浅型」です。
こちらも先ほどの「ザ・BOX①」と同様に、3つ並べるとIKEAのトロファストにジャストフィットします。
トロファストは追加の棚板が別売りされているんですが、その棚板を入れた時のちょうど溝1段分にこの「仕切りボックス 浅型」がジャストフィットするんですね。
引き出しのように使えるので、細かいおもちゃを収納する時は、トロファストのボックスを使うよりもスッキリと収納できると思います。
仕切りの板も2枚ついていて、おもちゃのサイズに合わせて動かせますし、側面が網目になっているので、子どもも何が入っているか分かりやすく、使いやすいのでおすすめです。
ダイソー「メッシュバスケット(CDサイズ)オフホワイト」
先ほどのものとちょっと似ていますが、今度はダイソーの「メッシュバスケット(CDサイズ)オフホワイト」。
こちらもIKEAのトロファストにジャストフィット系(ちょっと隙間ができるので「ジャストフィット系」としておきます)ですね。
引き出しやすいように穴が開いているので、少し高めの位置でも子どもが引き出しやすいです。
先ほどの「仕切りボックス 浅型」との違いは、仕切り板がついていないことと、こちらの方が少し深さがある点。
トロファストと合わせて使うのであれば、画像のように上から2段目の溝に棚板を入れるとピッタリとハマります。
収納用品には色々なデザインのものがありますが、デッドスペースを減らすのであればやはりなるべく四角いものを選ぶのがおすすめです。
このバスケットで言うと、縦のラインの「深さ」部分がなるべく床に対して垂直になっているものですね。
実は収納用品って、この縦のラインが斜めになっているものが多いのですが、それって重ねられる=輸送コスト抑えられるから、という理由らしいのです。
でも、斜めになっているとその分容量は減りますよね。
ですので、より収納量を増やしたいのであれば、是非「縦のライン」を意識して収納用品を選んでみることをおすすめします。
ダイソー「2段ラック(組み立て式)」
最後はダイソーの「2段ラック(組み立て式)」です。
こちらは100均と言いながらも税込み210円のシリーズなんですが(すみません…)、ご覧のとおり、脚の部分なんてなんだかドラえもんみたいになっていてかわいいし、耐荷重量も約5㎏以下と210円とは思えないほどの作りの良さ。
お風呂グッズ売り場に三角コーナータイプのものと並んで置かれていたので、おそらく本来はお風呂場で使用するものだと思うのですが、私は子どものおままごとコーナーで使っています。
おもちゃならある程度の量を置いても十分重みに耐えますし、何よりこの形状が子供にとっては取り出しやすい。
しかも、おままごとグッズの場合はお店の陳列棚みたいに使えるので、お店屋さんごっこにも使えたりして、我ながらすごくいい買い物をしたなと思っています。
文:江戸リイ(30代・ライター兼2児の母)