仕事柄、若い子(10代後半から20代前半)と接する機会が多いのですが、ほとんどの子が前髪をヘアアイロンでセットしています。

ヘアアイロンが自宅に1台以上あるという人も珍しくないでしょう。

 

私自身もセミロングからロングを目指して髪を伸ばしているのですが、美容室でオススメされたヘアアイロンを使用しています。

元から持っていたヘアアイロンと併せると、2本になり、収納についていろいろ試してみました。

上記のような体験から、狭いスペースでもコードを絡ませずに上手に収納するコツを紹介します。

 

 

ヘアアイロンのコードが邪魔でうまく収納できない問題

ヘアアイロンを愛用している人がヘアアイロンに求めるものは、ヘアスタイルを思うようにセットできることが1番でしょう。

しかし、実際問題となりがちなのが、ヘアアイロンの収納の問題ではないでしょうか。

 

ヘアアイロンには、電池式や充電式でコードレスのタイプのものもあり、とても便利ですよね。

私が愛用しているヘアアイロンは、残念なことに2つともバッチリ長いコードが付いています。

 

コードが邪魔なヘアアイロン

 

ヘアアイロン単体でも縦に長く、収納に困るのに、それにプラスして長いコードもついているため、収納にとても困っていました。

 

私の場合、結婚して家庭があるのですが、困ったことに夫が極度のきれい好きなのです。

夫は「死んでも床にものを置かない」主義から発展し、机の上や棚の上にも物を置かない主義で、超おおざっぱな私とは正反対の特性を持っています。

 

ヘアアイロンくらいは、ドレッサーの上に出しっぱなしでいいか…と思っていた私ですが、ある日ヘアアイロンの収納問題で、小さな夫婦喧嘩が勃発しました。

 

夫がドレッサーに置きっぱなしになっている私のヘアアイロンを見て、我慢できなくなったのです。

夫から「どうしてもドレッサーの上に出しておかないでほしい!!」と頼まれ、正直面倒くさい限りでしたが、夫婦喧嘩はエネルギーも無駄に消耗するので従うことに……。

 

 

1つの引き出しに2台突っ込むとコードが絡まる問題

毎日のように使用するヘアアイロンの収納について、私の意見は以下のような感じです。

「毎日出し入れするなら、その時間がもったいないから出しっぱなしにしておいた方が時間のロスが少なくて済む」。

 

元々の性格として、超おおざっぱで片付けが苦手な私にとって、毎日何かを片づけるということが苦痛だなと思っていました。

夫が何も言わなければ、本当はヘアアイロン本体にコードをぐるぐる巻きつけて、ドレッサーに放置しておくのがベストの収納(?)方法だと思っていたのです。

 

しかし、夫からするとそれがダメということなので、プラスチックの引き出しに2台とも突っ込むことを考えました。

ところが、この「ツッコミ収納」を実際にやってみたところ、2台あるヘアアイロンの双方のコードが絡まりあってしまい、朝時間のない時に取り出すのが逆に面倒になることが発覚しました。

 

時間がないのにコードの絡まりをほぐしている私は、鬼の形相だったでしょう。

それくらい、朝は追い込まれているのです。

 

朝早起きをして、朝食とお弁当を作って、洗濯をして、洗い物をして、子どもたちを送り出して、自分の仕事の支度もする…というように、とにかく時間との闘いです。

1分でも時間が惜しい私は、朝時間のない時でもサッと取り出せるように、収納の方法を考え直すことにしました。

 

 

100均のプラスチックケースにヘアアイロンを1本ずつ入れて収納

100円ショップイラスト

 

ヘアアイロン同士のコードの絡まりをなんとかするために、コードは、使用する際に電源まで届くギリギリの長さのみを残し、残りは結束バンドで留めてみました。

こうすることで、使用するたびにいちいちコードを巻きなおすことがなくなって便利だと思ったからです。

 

さらに、2本まとめて収納するとコードがからまった経験を活かし、自宅にあった収納ケースに入れてみました。

 

 

コードを最も使いやすい長さにコントロールしたヘアアイロンを、元から使用していたプラスチックの収納ボックスに入れてみました。

2本のヘアアイロンを別々の引き出しに収納して、隣には100均で購入したプラスチックの収納ケースに入れたブラシを収納しています。

 

こうすればお互いにコードが絡まることがないため、使いたい時にぱっと取り出せて、ストレスがありません。

注意点としては、使用後に戻す際、ケースがプラスチックのため、ヘアアイロンの熱が冷めるまで待たなければならないということが挙げられます。

 

私は、ヘアアイロンを使用した後、洗い物をしたり、洗濯物を干したりして1つ用事を終えるまでの時間で、ヘアアイロンの熱を冷ますようにしています。

 

こうすることで、あわただしい朝の時間でも効率的にヘアアレンジができます。

自宅での朝のあわただしさがまるでなかったように、職場では颯爽と所帯じみた感じがない(と自分では思っている)ようにふるまうことができるでしょう。

 

 

収納のコツさえつかめば複数本のヘアアイロンも収納可

上記のようなヘアアイロンの収納のコツを披露してきた私ですが、新しい収納方法に慣れるまでには時間がかかりました。

ついつい本来の片付けない癖が出てしまい、慣れるまではヘアアイロンをドレッサーに出しっぱなしにしてしまっていたこともあります。

 

ヘアアイロンの熱が冷めるまで、1つ家事をしていた私ですが、なんと家事をしている間にヘアアイロンを片づけることを忘れたまま出勤することがたくさんありました。

 

ヘアアイロンを収納するプラケースのデメリットである熱への弱さに対応するために、今はケースの底に耐熱シートを敷いて使っています。

こうすることで、完全に冷めるまで待たなくても、収納できるのです。

 

ヘアアイロンで髪の毛をセットするだけでも時間がかかるため、収納に時間と手間をかけないためのコツとして実践しています。