突然ですが、トイレって悩みが多い場所ですよね。
「狭い」「暗い」「収納がない」「掃除がしづらい」などなど……。
2か所ある我が家のトイレを頻繁に掃除するのは、ズボラ主婦にとっては至難の業……。
せめて掃除機やフロアワイパーをかける際にトイレの床掃除だけでもサクッと済ませてしまいたい。
そう思いながらも、「あるもの」がずっと邪魔だと感じていました。
「床置き」が掃除を遠ざける
これが改善前の2階のトイレです。
置き場所のない掃除道具が床の一角を占拠していました。
この状態では、フロアワイパーをかける前に掃除道具を動かさねばなりません。
そしてフロアワイパーをかけたら、もちろん掃除道具を元に戻す必要があります。
床に物があるだけで「動かす」「戻す」という2つの動作が増えて、「邪魔」「面倒くさい」という心理に陥っていました。
「掃除道具を収納したい」とずっと考えていたものの、2階のトイレは来客が使うことなどなく、家族しか使わないトイレです。
正直「お金をかけたくないな~」と思っていたので、保留になったままでした。
無印やニトリの「壁に付けられる家具」も検討したけど……
収納のない場所に収納をつくるといえば、無印の「壁に付けられる家具」やニトリの「ウォールシェルフ」が思い浮かびます。
一度は導入を検討しましたが、約1,000~2,500円の商品です。
家族しか入らない2階のトイレにはちょっともったいない……。
また、木製のシェルフはカビが生えないかも心配です。
トイレはどうしても湿気が多い場所。サッと拭けば、清潔をキープできる材質がいいと思い、あらためて探すことにしました。
ダイソーで理想の収納アイテムを発見!
「コストをかけたくないなら、やっぱり100均!
ダイソーをうろついていたら、「これだ!」という収納アイテムを見つけました。
ダイソーの突っ張り棒2本と専用の棚です。全部で税込み330円也。
お金もかからず、材質はポリプロピレン。カビも生えず、お手入れカンタン。
ついでに突っ張り棒に棚をのせるだけなので、設置もラクラクです。
突っ張り棒関連の収納アイテムはやっぱりダイソーが充実していますね!
ダイソー収納アイテム 突っ張り棒用「棚」のスペック
・ダイソー 100円商品
・サイズ W39.5cm×D25cm
・材質 ポリプロピレン
・ポール太さ10~13mmの突っ張り棒専用
尚、耐荷重は使用する突っ張り棒の耐荷重に準じるとのこと。
今回使用する突っ張り棒の耐荷重は1kgです。
2本使用なので1kg~1.5kgくらいは大丈夫かもしれませんが、掃除道具をのせる程度なので1kgもいかないでしょう。
また、今回は棚を1枚にしましたが、使用例の写真では棚を2枚並べて設置しています。
我が家の2階トイレの壁の有効寸法は75cmだったので、棚は2枚置けないのです……。これはこれでメリットもあったのですが、それは後に述べます。
もし、棚を2枚並べられると棚の間口は約80cm。
軽いものに限られますが、トイレットペーパーなどのストック収納としても使えそうです。
突っ張り棒の正しい取り付け方
余談ですが、突っ張り棒の正しい取り付け方法をご存知でしょうか?
私も最近まで知らなかったのでご紹介しますね。
- 突っ張り棒を取り付けたい間口プラス1~2cm伸ばしておきます。
- 手でギュッと縮めます(内部にバネが入っているので縮みます)。
- 片側を壁に押し付け、水平を確認しながらゆっくり手を離します。
この手順を知る前は、取り付ける間口より少し短い状態で壁にセットして、安定するまでグルグル回して設置していました(この方法で取り付けている人も多いのではないでしょうか?)。
そして、すぐに外れてしまい「も~!」と怒ることも多かったのですが、そもそも取り付け方法が間違っていたのです。
ちなみに、太いパイプで中間部にネジがついている突っ張り棒は「ジャッキ式」と呼ばれ、取り付け方法が異なります。
たかが突っ張り棒とあなどることなく、きちんと取り付け方法は読むべきですね……。
ダイソーの突っ張り棒用「棚」をトイレに設置!
さて、話を戻しましょう。
ダイソーの突っ張り棒用「棚」をトイレに設置します。
といっても、カンタンに設置できるので説明するほどではありませんが……。
- 突っ張り棒を取り付ける場所にマーキングしておきます。
- マーキングに沿って突っ張り棒を2本設置します。
- 棚の片側には突っ張り棒を固定できるよう「フック」があるので、手前の突っ張り棒にしっかり押し込んで固定します。
- 棚を回転して、奥側の突っ張り棒にのせます。
- 奥側の突っ張り棒の位置を調整し、棚が水平になるようにします。
税込み330円で理想の収納棚完成!
トイレの上部に突っ張り棒用「棚」を設置しました!
地味な改善ではありますが、ズボラ主婦にとっては床置きがなくなったのは革命的です!
必要最低限の掃除道具を置いて、棚がのっていない突っ張り棒部分はタオル掛けとして使います。
先に述べていたメリットは「タオル掛け」としての活用です。
通気性が良いので湿ったタオルもすぐに乾きますよ。
フックで掃除道具を吊るしても便利そうですね。
実はまだトイレブラシが床に置かれていますが、吸盤でタンクに貼り付けるか、使い捨てトイレブラシに変更するかを検討しています。
使い捨てトイレブラシならフックで吊るすことも可能です。
床置きがないのは本当に快適で、「床拭いておこう」と思ったら、すぐに行動に移せます。
ワンアクションで動けると、ズボラ主婦でもマメに掃除できそうです。
ダイソーの突っ張り棒用「棚」の使い道
プチプラで収納棚をつくれてしまう、ダイソーの突っ張り棒用「棚」。
気軽に取り付けできるので、他にも設置できそうな場所がないか、家の中を探してみました。
それがこちら。
我が家のレンジ台の内部です。
内部には炊飯器と電気ポットを収納しており、上部がレンジ台となっています。
収納内部に高さがあり、デッドスペースがもったいないので、突っ張り棒とワイヤーネットで棚をつくっていました。
棚には使用頻度の高いタッパーを収納しています。
大きな問題ではありませんが、使っているうちにワイヤーネットがずれ、安定感に欠けていたのがちょっとしたストレスでした。
収納内部の間口が約55cmなので、棚の間口は少し小さくなりますが、安定感がある方がタッパーの出し入れはしやすくなるはず。
この場所をダイソーの突っ張り棒用「棚」で改善したいと思います!
最後に私が思う、使用例をまとめてみると……
・奥行きや高さがある収納のデッドスペースに
・軽いけど存在を忘れたくないストック品の置き場所として
・押し入れやクローゼットの上部に
・棚板が足りない靴箱・玄関収納に
・洗濯機上部にタオルなど軽いものを収納(突っ張り棒が設置できる壁がある場合)
「突っ張り棒が設置できて、なおかつ突っ張り棒が見えても気にならない場所」が向いているといえそうです。
以上、ダイソーの収納アイテム突っ張り棒用「棚」のレポートでした!