母になって11年。子供は小学6年生になりました。
お恥ずかしい話ですが、実は私、子供の教科書の存在をド忘れしていた母ちゃんなんです!
きっと、この記事をお読みになっているあなたは「え-!ウソでしょ?」と思われていることでしょう。
そんなおっちょこちょいな私ですが、少し変わった方法で教科書を収納しています。
この方法で子供がスムーズに時間割を済ませ、翌朝効率よく確認作業をするという習慣ができ、忘れ物を減らすことができました。
私が考えた教科書収納方法をご紹介させて頂きます。
教科書の存在をド忘れてしていた母ちゃん
まだ子供が年長さんだった頃、「東大生は小学生時代リビングで勉強していた」と耳にした私は、我が子もリビングで勉強させることに。
そのため、学習机の購入は見送りました。
ここで、もうお気づきの方もいらっしゃると思いますが・・
学習机がない
↓
教科書を片付ける場所がない
↓
教科書の収納スペースが別に必要だったのです!
春になり、無事に小学校の入学式を終え帰宅。
教科書を両手に持った夫は「コレどこに片づけるの?」と私に聞きました。
「ん・・・? あっ!教科書のこと忘れてた・・」
私は教科書を収納するスペースを、確保していなかったのです。
急いで教科書の収納スペースを確保
そんな訳で急遽、子供部屋の棚に置いてある本を取り出しスペースを空けて教科書を収納しました。
学校から帰宅すると、宿題を終わらせ子供が一人で時間割をします。
翌朝、登校前の子供に忘れ物がないかを確認させ、私は家事をしながらその様子を見守るのが日課でした。
当時はまだ小学1年生ということもあり、教科書やドリル等を入れ忘れていることが度々ありました。
何か忘れ物を見つけるたびに、子供が教科書を置いている自分の部屋とリビングを往復します。
本当は子供部屋にある棚の前で確認すればいいのですが、朝の忙しい時間帯ということもあり、私の目の届きやすいリビングで時間割の確認をさせていました。
でも、毎朝子供が行き来するのを見ていると可哀想になり、毎日の時間割と翌日の確認作業がスムーズに出来る方法を考えることにしました。
子供は毎日、キッチンのすぐ横にあるダイニングテーブルで勉強します。
できる限りムダを省くために、ダイニングテーブル付近に教科書を収納することにしました。
でも、キッチンやリビングには新たに棚を置くスペースはなく、教科書のためだけにわざわざ棚を置くのは抵抗がありました。
私の教科書収納のこだわりは3つ。
- 子供が時間割と翌日の確認作業をスムーズにできること。
- できるだけコンパクトに収納すること。
- インテリアの邪魔をしないこと。
仮にカラーボックスを置いたとしても、サイズが大きすぎ教科書も丸見えでインテリアに馴染みません。
布で目隠しすることも考えましたが、目隠ししたところで存在感が残りあまりスッキリ感がないように思いました。
試験的に、ボックス型の収納ケースに教科書を入れてみたのですが、実際に教科書を入れると重くなり、子供の力では移動しにくいのでボツに。
掃除する時や子供自身が移動させることを考えると、キャスター付きの収納アイテムがベストなんですが、なかなか良さそうな物が思いつきません。
やっと見つけた理想の収納アイテム。ところがまさかの問題発生!
なかなか良い収納アイテムが見つからず悩む毎日。
ある日、たまたま寄った無印良品で発見したのが「硬質パルプボックス・フタ式・ストッカー」です。
これならキャスター付きなので移動が簡単ですし、ちょうどよいサイズ感です。
フタ付きなので、お客さんが来るときはフタを閉めれば見た目もスッキリ。
当時、我が家はモノトーンのインテリアで揃えていたので、インテリアの邪魔もせず完璧でした。
ただ一つの欠点は、中に仕切りがないこと。
そのまま教科書を入れてしまうと立たせた状態で収納できないので、家にあったブックスタンドを使い立てて収納しようと思いました。
この欠点については想定内なので問題ありません。
ところが、購入してみると想定外の問題が出てきたのです。
パルプボックスを組み立てて完成させてから分かったのですが、ボックス内の所々に鋲(びょう)部分のパーツが飛び出しているのです。
そのため、ボックス内部はフラットではありませんでした。
ブックスタンドで教科書を立たせて収納したものの、出し入れする度に教科書が鋲(びょう)にあたりページがめくれて痛んでしまうのです。
置いているブックスタンドも直ぐにずれてしまい、教科書が倒れます。
子供が時間割をしたりボックスを移動したりすると、すぐに教科書が倒れるので私が直す羽目に。
これが毎日となると、かなりストレスを感じるようになりました。
問題を乗り越え教科書収納をひと工夫
もう諦めて、おとなしくランドセルラックを買おうか悩みました。
ランドセルラックのような専用家具なら、教科書はもちろんのことピアニカや算数セットを収納する場所もあります。
しかし、諦めの悪い私はもう少し粘ることに。
ある日、試しにキッチン収納で使っていたファイルボックスを使ってみることに。
パルプボックスの中にファイルボックスを入れて、内部のスペースを仕切ることにしました。
ファイルボックスは強度があり硬かったので鋲(びょう)の影響はなく、パイプボックス本体を移動させてもずれることはありません。
ファイルボックスを2つ入れ、余ったスペースは算数セットや辞書、 通信教材のテキストを入れることに。
中身は教科書だけでなく、勉強に関するものであれば臨機応変に収納することにしています。
勉強が終わったら消しゴムのカスを掃除するので、その時に使うミニほうきセットも一緒に入れてスタンバイ。
フタの内側にはA4ファイルを張り付け、時間割を入れるようにしました。
これなら、フタを開けばすぐに時間割が確認できます。
これで教科書の収納問題は一件落着。
現在子供は6年生ですが、パルプボックスの鋲(びょう)が外れたり痛みがあったりするものの問題なく使えています。
パルプボックスが丈夫なこともあり、買い直すことはなく費用も抑えることができたので満足しています。
最後に6年生になった現在の、進化した収納方法もご紹介しますね。
高学年になってからは、先生の指導で一部の教科書は学校に置いておくようになり、収納スペースに余裕が生まれました。
算数セットも使うことがなくなり、スペースの空きが広くなったのでボックスの中はスカスカ。
このスペースを有効活用するために、いままで別の場所で管理していたノートや文房具のストックを収納しています。
こうすることによって、新しい鉛筆や消しゴムが必要なときは、子供が自分で必要な文房具を補充し時間割と一緒に準備を済ませることができるようになりました。
また、いつも目につく所にストックがあるので残りの数が一目瞭然。
新学期が近づくと必要な物品を揃えるため買い物に行くのですが、出発前に子供にストックを確認させ買い物リストを作らせています。
おかげで、私の負担が減り効率が良くなりました。
あと、パルプボックスのフタですが途中で捨てました。
子供は私に似てとっても面倒くさがり屋なんです。
だからフタの開け閉めなんかやってられません。
時間割はA4ファイルに入れ、分かりやすいようにボックス内の一番端に入れています。
そんな我が子も来年はもう中学生。
今のところ学習机を買う予定はありません。そして、東大に入る予定もありません。
中学生になり教科書の冊数を確認のうえ問題がなければ、また無印良品でパルプボックスを新調するつもりです。
でも、もしかして何か別の新しい教科書の収納方法を見つけた時は、またご紹介させてくださいね。