私は自他ともに認めるズボラ主婦。
一応、家族分の洗濯を毎日干してたたみ収納していますが、、、
はぁ~洗濯ひとつ取っても、どうしてこんなに負担が多いのでしょう。
ズボラな私は、この家事の負担を減らし、効率よく収納する方法を考えています。
今回は、楽で使い勝手の良いクローゼットを目指した話をしたいと思います。
1つのクローゼットに家族3人分の服をまとめて収納
我が家には、クローゼットが2つあります。
結婚当初は、主人と私は別々のクローゼットに服を収納していました。
当時、赤ちゃんだった子供の服は、ベビーチェストに収納。
しかし、ただでさえ、慣れない育児と苦手な家事に悪戦苦闘。
洗濯物を洗って干すところまではいいのですが、その後、畳んで各自の引き出しに戻す作業が億劫でたまりません。
そのため、干したままの状態から直接タオルや服を取って使うことも1度や2度ではありません。
ある日、「いっその事、3人の服を1ヶ所に収納したら楽になるんじゃない?」と思ったのです。
寝室にあるクローゼットを普段使用するメインクローゼットにすることにしました。
早速、3ヶ所に分けて収納していた衣類を、メインクローゼットに移動。
もちろん全ての服は入りきらないので、毎日着るシーズン中の服のみです。
次の日。
いつもは、洗濯をたたみ終わると……
クローゼット1
↓
クローゼット2
↓
リビングにあるベビーチェストへ
このように3ヶ所を回り衣類を収納するのですが、3人分の服を1ヶ所にまとめたことにより、収納が一気に済むのでとっても楽になったのです。
しかし、気分よく過ごしていたのも束の間。
やっぱり洗濯たたみが嫌だよー!めんどくさいよー!
当時の私は、主人のワイシャツやスーツ、私のコートやワンピース以外は基本的にたたんで収納ケースに入れていました。
そう、これでは、たたむ量が多すぎます!
たたむ量を減らすために、ハンガーにかけられる物はできる限りハンガーにかけて収納することに。
そうすれば、洗濯物が乾いたらそのままクローゼットに移動するだけで収納完了です。
この日から、下着やパジャマ以外は全てハンガーに掛けました。
ベランダに洗濯物を干し、乾いたらメインクローゼットへ直行。
たたむのはタオル類、下着とパジャマ、型崩れの心配があるニットのみです。
「あー!こりゃ楽ちん。最高だわ!」と、確かにそのとき私は心の中で言いました。
その1週間後。
「いや、収納ケースの引き出しの開け閉めが面倒くさいな……」
ズボラも、ここまでくると重症でしょうか。
夜な夜な、「収納ケースの代わりになる何かよい方法はないか」と考える日々が続きます。
収納ケースをやめ、キャスターワゴンにしてみた
毎晩、収納ケースの代わりを考えながら眠りにつく日々。
ある晩、ひらめきました。
「キッチンでよく使われる3段ワゴンに収納すれば、引き出しの開閉をしなくて済むじゃない?」
キャスター付きであれば、すぐに動かせるのでクローゼット内の掃除もササッと済ますことができます。
私はすぐに、キャスター付き3段ワゴンをネットで注文しました。
ワゴンが到着後、すぐに組み立てて設置。
これなら、たたんだ下着やパジャマをポンポンと放り込むだけ。
これでやっと、開け閉めの煩わしさから解放されました。
ここまでくると、クローゼットの改善がもはや趣味になり、他にも何かできる事がないか考えるようになりました。
普段使うクローゼットの収納アイデア
普段使うメインクローゼットのハンガーポールには、3人分の服が掛かっています。
子供の服は小さいのですぐに分かるのですが、夫と私の服のサイズは同じくらいで好みのデザインも似ているため、少し自分の服が分かりにくくなっていました。
そこで、夫婦のスペースを区切ることに。
ハンガーポールの中央に、吊り下げ収納アイテムを吊るしスペースを仕切りました。
オーガナイザーの中には、私のパジャマや下着、あと帽子を収納。
これで、夫婦のスペースがはっきりと分かれ、見やすくなりました。
子供の服はすぐに分かるので、私のスペースに掛けます。
この工夫によりコーディネートがしやすくなり、足らないアイテムも一目で分かるので、お買い物の計画が立てやすくなりました。
新しいクローゼットは家族からも好評で自分でも大満足。
気を良くした私は、さらに生活が楽になるようなクローゼットの活用方法はないか模索するように・・
いろいろ考えた結果、クローゼットを衣類の収納する場所とするだけでなく、生活導線も組み込んだ便利なスペースにすることにしました。
夫や私のバッグ、あとティッシュやハンカチも一緒に収納してみると、お出掛けの準備が楽チンに。
現在、子供は小学生になっているのですが、学校や出掛ける前は自分でハンカチやティッシュを準備しています。
毎朝、「ハンカチとティッシュを持った?」と声がけしなくていいので、助かっています。
次に手をつけたのが、クローゼットの上段です。
普段使うメインクローゼットは寝室にあるのですが、上段にベッドの汗取りパッドやシーツを収納したことで、ベッドのリネン交換がスムーズにできるようになりました。
リネン類の収納方法ですが、定期的に交換するので収納ケースに入れずにそのままポンと置いています。
すぐに取れる状態じゃないと、ズボラな私はリネン交換をしなくなるからです。
クローゼットの改善で、すっかり気をよくした私はオフシーズンのクローゼットにも手をつけることにしました。
オフシーズンのクローゼット収納方法
寝室にあるメインクローゼットでは収納ケースを撤去しましたが、ここでは定番の収納ケースを使うことに。
なぜなら、長期間、衣類を保管する場所なので防虫剤を使用したかったからです。
(気持ち的に、収納ケースのほうが防虫成分がすみずみまで行き渡る気がする)
収納ケースはメインクローゼットで使っていた物もこちらに移動していたので、空のケースが余っていました。
そこで、空いている引き出しは、テーマごと ( 出張、旅行、 プール、テーマパーク ) にアイテムセットを作り収納することに。
例えば、出張・旅行セットには
・衣類を収納するパッキングバッグ
・衣類の圧縮袋
・化粧品や洗面用具を収納するポーチ
・耳栓やアイマスク
・ネックピロー
・胃腸薬などの薬
・パスポートケース
・モバイルバッテリー
などをまとめて収納します。
プールセットには
・水着
・バスタオル
・浮き輪
・日焼け止め
・虫除けスプレー
・絆創膏
をまとめました。
テーマパークセットには
・ポップコーンバケツ
・折りたたみの小さなイス
・折りたたみの座布団
・3人分のカッパ
などが入っています。
必要なアイテムをセットごとにまとめて収納してから、荷造りが楽になったうえ忘れ物がなくなりました。
特に、出張セットは私が働き始めてからよく使うようになったので大活躍です。
これで、オフシーズンクローゼットの改善も完了!
今では、さらに手間をはぶくためにメインで使うクローゼットの扉は常に開けています。
衣類を収納するまでのステップがひとつ減りさらに楽になりました。
また、扉を開けておくことで、クローゼット内の空気もこもらず快適です。
そして、私が担当するのは洗濯たたみまで。
たたみ終わった洗濯物は、各自が収納しています。
私は、自分の衣類とタオル類を収納するだけでよくなりました。
これで我が家のクローゼットは最終形態となり、じつはあれから10年以上経った現在も変わっていません。
次のクローゼット見直しは、子供が巣立った時にするつもりです。