一人暮らしなのに、モノが多い私。
部屋は、もうこれ以上収納スペースを確保するのは無理……、という状況でした。
収納スペースがないから、収納ボックスなどを購入することももちろんできません。
そんなとき、ふと目に入ったのがベッド下。
「もうモノをしまうならここしかない」。
そう思った私はベッド下のスペースを活用することにしました。
これまでの私の部屋
実家の私の部屋は12畳ほどの部屋には、
・備え付けの棚
・勉強机
・箪笥
・3段ボックス2個
・2段ボックス2個
・衣類用収納ケース(大)1個
・衣類用収納ケース(小)2個
・犬用ゲージ
があります。
部屋の中央は犬と遊ぶためのスペースなので、真ん中にモノを置くことはできません。
したがって、上記の家具類はすべて壁ぎわに置いてあります。
壁ぎわにはもうスペースがないため、これ以上収納グッズを買い足すことはできません。
でも、大学から実家に戻る度になぜかモノが増えてしまう私。
「この増えゆくモノたちをどこに収納しよう」。
そんなとき目についたのが、ベッド下のスペースでした。
私はこのスペースを大いに活用することを決めました。
とりあえず収納ケースを買った
収納ケースを買うと決めたものの、私のベッドの足はあまり長くありません。
もし高さが高すぎるケースを買ってしまうと、せっかくの収納スペースを活かすことができません。
そこで、いつもズボラで大きさなどを測らずにボックスを購入する私が珍しく、事前にサイズを測ってから収納ケースを購入することにしました。
条件は以下の2点。
・キャスターがついていること
・デザイン性に優れていること
そして、フェリシモで上記の基準を満たすものを発見しました。
今回は思い切って3つ一度に購入しました。
スペック
私が購入した引き出し式収納ケースのスペックは以下の通りです。
・引き出し本体:縦x横x高さ=51cm x 44cm x10cm
・枠の厚さ:1cm
・キャスターを装着したときの高さ:14.5cm
組み立て式だったのですが、手先が不器用な私でも簡単に組み立てができたので、短時間でケースをつくることができました。
小さなお子さんがいる方でも、お子さんと一緒に組み立てられるほど簡単です。
高さのないものを収納してみた
組み立てが終わったので、次はいよいよ収納です。
ケース自体にあまり高さがないので、高さが低いものをメインに収納することにしました。
私は以下のものを収納しています。
・辞典各種
・ミニ顕微鏡
・鉛筆けずり
・手芸用の綿
・手芸用ビーズセット
・ミニ絨毯
・クラフトパンチ大(2個)
・クラフトパンチ小(1個)
・使っていない財布
・携帯ケース
・スタンプ台(6個)
・ハンコ(5個)
・脳トレゲーム
それぞれ大きさが異なるので、スペースをうまく活用するためには上手な組み合わせを考える必要があります。
アイテムによってはお菓子が入っていた缶などを活用。
クラフトパンチは全部まとめてディズニーで購入したクッキーの缶に、スタンプとスタンプ台もまとめて一つの容器に入れてから収納しました。
その他の辞書や顕微鏡、鉛筆けずりはそのまま収納しました。
使い勝手
キャスター自体は滑りが良いため、床にゴミなどがない限り、引っかかったりすることはありません。
また、引き出しを引いても大きな音がしないので、昼夜を問わず引き出しを開けることができます。
引き出しはカラーバリエーションが豊富なので、3種類異なる色を購入しました。
異なる色の引き出しにすることで、引き出しを開けなくても中身がわかるので便利です。
色を見ただけじゃ中身がわからないという場合には、引き出しにステッカーなどを貼って、ステッカーに中身のものを書くのもありかなと思いました。
ただ、ケースの中は仕切りもないので、仕切り用の板などがあればより使いやすいかなと思います。
紙袋をリメイクして容器にするもの一案だと思います。
今回の収納では使いませんでしたが、私はたまに紙袋をリメイクしてプチ収納ケースを作っています。
作り方は簡単。
紙袋の上部を切り取り、切り取った下半分を適当なところで折り目をつけます。
折り目をつけたら、クチが空いている方の四隅に切り込みを入れ、折り目を入れたところで山折りにするだけ。
最後に折った部分をマスキングテープなどでとめれば、ケースが完成します。
収納にあまりお金をかけられないときはこの方法はとてもおすすめです。
紙袋のサイズによって、容器の大きさが変わってくるので、普段から紙袋を捨てずに取っておくといいですよ。
天敵、ホコリ問題の解決法
じつはこのボックス、仕切りに加えて、フタもありません。
ベッド下にモノを収納するのに、フタが無い、というのは意外と不便です。
使い始めて、まず問題になったのが「ホコリ」。
ベッド下のスペースを使っているので、どうしてもホコリが溜まってしまうのです。
最初は数日に1度のペースでホコリの掃除をしていたのですが、毎週毎週頻繁に掃除をすることはできません。
そこで、百均で布を買ってきて、布をケースにかけることにしました。
布をかけても布にホコリが溜まってしまうのですが、中に収納しているモノにホコリがかかることはありません。
布自体は月に1-2度ホコリをとるだけで良いので、布を導入してから掃除の頻度が減りました。
また、空き缶を活用している引き出しについては、布をかけなくても、缶の中身はホコリから守られるのでそういった引き出しには布をかけなくて済むので楽です。
引き出し式収納ケースを3つ活用したことで、他の収納ボックスにスペースができました。
よく「塵も積もれば山となる」と言いますが、小さめのアイテムばかりを収納した引き出し収納。
小さくてもたくさんのものを収納すれば、少し大きめのモノを収納するスペースも生まれました。
この収納ケースを活用したことで、我が家ではそれまで棚やボックスに収納できなかった少し大きめのものも収納できるようになりました。