全家事の中で、洗濯に関わることが大の苦手です。
ひとり暮らしのときはまだよかったのですが、結婚し、特に子供が保育園に入り、洗濯物の量がぶわっと増えてからというもの、毎日の衣類管理に取られる時間の不毛さにイライラすることが多くなりました。
全自動のドラム式を導入して以降、ストレスはだいぶ軽減されましたが、洗濯機は収納まではやってくれません。
衣類の仕分け・判断をしていると迷いが生じて、非常に疲れます。
なるべく「判断」をしないで済ませるためにはどうしたらいいのかを、日々考えました。
洗濯物との戦い
繰り返しますが、すべての家事の中で「洗濯」が一番苦手な私。
洗濯機を回すにあたり、洗剤をいれたかどうかわからなくなる……。
脱水が終わったのに気づかないので干しそびれ、再度回すはめに……。
乾いた洗濯ものの取り込みを忘れたまま雨が降る……。
これらを順調に繰り返した結果、大の洗濯嫌いになりました。
そんな中、引っ越しのタイミングで、全自動乾燥機付きドラム式洗濯機を導入することができました!
ぱちぱちぱち。
これで上記の問題はほぼ解決されました。ドラム式様ありがとう。
さてあとは、乾いた衣類をどうさばいていったらいいか、それのみです。
全自動といっても、乾いた衣類のその後まではやってくれません。
深く考えてはいけない
ひとり暮らしのときは、洗濯ものを仕分けながら「下着」という1ジャンルをとっても「ブラ・ショーツ・ストッキング・レギンス」と意識していました。
しかし人数が増えるとそこまでやっていられません。
考えながらやっていては脳が疲れます。
考えてはいけないのです。
家族人数の布ランドリーボックス(上部にワイヤーが入っていて折りたためるもの)を用意し、乾燥機の前に並べ、乾燥機からポイポイとシュートしていきます。
家族のものに該当しないタオル類は乾燥機の上にタオル置き場があるのでとりあえず洗濯機の上に投げます。
このとき、とにかく機械的に「誰のもの」で分けるだけにします。
「長男のパジャマ」とか「妹ちゃんのタオル」など細かいジャンルを気にしてはいけません。
我が家ですと「パパの」「ママの」「長男の」「妹ちゃんの」「キッチン」「洗面所」、以上の6つです。
仕分けるときは実際に「声にだして」作業しています。
声にだすことで意識ができるというのもありますが、一番いいのはテンポが生まれることです。
テンポができると、ざーっとした流れでミスすることがほとんどなくなります。
園児たちの衣類は、収納スペースにあった量にすること
我が家の子どもは、現在3歳と1歳。
3歳になった息子は、好みの服がでてきたらしく、突然「この服はイヤー!こっちがいい!」と泣きながら引き出しを引っ掻き回します。
また、1歳の娘は定期的に、無差別引き出し攻撃をすることがあります。
そのとき、すべてのオムツ、衣類が子供部屋に散乱します。
子供の手が届かない場所に引き出しを置ければいいのですが、残念ながら我が家の子供部屋にはそのスペースがないので、これは定期的な災害だと思って受け止めています。
子どもには可愛い服をコーディネイトして着せたいと思っているので、シャツとパンツの組み合わせには少し気を使っており、シャツとパンツをセットにして収納していた時期もありました……。
しかし上記の災害が定期的に起こるので、これは断念しました。
「園児の服を畳むほどばかばかしいことはない」というのが学びです。
なので、仕分けは最低限、各自の引き出しにひたすら突っ込む……ということにしました。
このとき、タオルやハンカチも同じ引き出しに入れています。ハンカチは別の場所…という考え方があったのですが、幼稚園に行く準備をするときに着替えとハンカチを用意するというタイミングは同じなので、一つの引き出しから全部だせたほうがラクです。
ひとつだけ気を付ける点としては、いろいろ入れ過ぎてギュウギュウになるとシワになったり、管理の難易度が上がってしまうことです。
普段着ないもの(一週間に1度着ないもの)やオフシーズンのものは、速やかに別の場所に収納して、普段着の引き出しスペースは余裕を持つように注意しています。
主人の衣類をどこまで管理するか問題
我が家のパパはサラリーマンです。
職種的にYシャツで通勤しています。
うちの主人は料理は得意ですが、アイロンがけができません。
私は自分自身の服に関しては、一切アイロンがけを排除していますので、主人のYシャツのためだけにアイロンをかけるのはなかなか手間です。
なので、形状記憶やシワにならないものだけを買い、我が家からアイロンがけ全般を撤廃しています。
Yシャツを乾燥機で乾かしたあと、シワになるとそれを直すのも手間なので、乾燥機に入る手前(脱水までコース)でYシャツだけ出してハンガーにかけ、主人の部屋の扉につけたフックにかけて自然干ししています。
しかしこの途中で出すというのも手間なので、Yシャツは毎日は洗わないで一日おきに洗うようにしています。
さて、Yシャツはそんな具合で、私がハンガーにかけています。
問題は、それ以外の主人の衣類です。
前述したように、乾燥機の前にランドリーボックスを並べ、各自の衣類を仕分けるシステムです。
そしてランドリーボックスを各部屋前に運んで、各自が収納引き出しに収める……。
子供たちの分は当面は私がやるとして、小学生くらいになったら自分でやってもらう…という完璧な段取りのはずでした。
しかし、うまくいきませんでした。
これが、「主人の部屋に運んだランドリーボックスが返却されない問題」です。
主人の部屋は趣味の世界が広がっており、私が入る足の隙間はありません。
なので、部屋の前にランドリーボックスを置いています。
そしてそれがそのまま返却されないのです。
どうもランドリーボックスからそのまま下着等を着ているんですね。
何度返却をお願いしても「あ、ごめん」「やっとく」という生返事でイライラが募るばかり。
もう私はケースの返却を諦めることにしました。
そして、洗面所の一番天井に近い棚を「パパスペース」に改造。
主人の衣類をいれたランドリーケースはそこへ収納。
もう部屋まで運びません。
主人は部屋で足りなくなった衣類を洗面所へ回収しにくるようになりました。
可能な限り積むべし、ニトリ収納ケースで直感収納
そんな私は結構な衣装好きで、服を少なくしたいと思いつつなかなかできないでいます。
衣類はニトリの収納ケースを9段積んだ、通称ニトリタワーに収納しています。
大中小と3種類のケースを組み合わせており、収納力抜群な、背の高いタワーです。
アクセサリーや、オフシーズンのもの、スキーウェアなどもほぼここに収納しています。
9段もあるとどこになにがあるかわからなくなりそうですが、これも直感的にわかるようにすることで迷いを無くしました。
身体の部位と合わせて、上から、帽子やヘアアクセ・ブラキャミソール・シャツ・下着レギンス・スカートズボン…と並べています。
オフシーズンものは畳んで収納していますが、日常的に着用する下着やシャツは畳みません。
家のクローゼットは小さくて、冬物のコートだけでいっぱいなので、キャスター付きのハンガーラックをおいています。
よく着るスカートやワンピース、パーカー等はハンガーでかけるようにしています。
ちょっと着た衣類なんかはハンガーを使わずに直接、バサッとかけています。
おおざっぱな性格なので、細かくしている長く続きません。
とにかく何事も「直感的に」解決できることを心掛けています。