お部屋の収納スペースとして活躍するクローゼット。
フリースペースなので、衣類や小物、シーズン物などどんなものでも収納しやすくて重宝しますよね。
しかし、クローゼットの中は人目に付きにくいこともあり、つい不要なものを押し込んでしまいごちゃごちゃしていることも多いのではないでしょうか?
ここでは、クローゼット内の限られたスペースを有効活用するための収納アイデアをご紹介していきます。
クローゼット上段の収納アイデア
クローゼットの上段の棚は、台を使わないと手が届かないですし高さもそれほどないので使いにくくて何を置いたら良いか迷いませんか?
ここでは、そのスペースに置くのに適した物や上手に収納するアイデアをご紹介します。
使用頻度の低いもの
例えばシーズン物。シーズンオフの寝具や衣類や靴などは、年に2回ほどの入れ替えをするだけで済みます。
普段はほとんど使用しないので、手が届きにくい場所でも問題ないですよね。
それから、写真やアルバムなどの思い出の品を収納するのも良いでしょう。
我が家では家族のアルバムを並べたり、子供の思い出の品を箱にまとめてクローゼット上段に収納しています。
使用する収納グッズは軽くて取り出しやすいもの
クローゼット上段で使用する収納アイテムは、取っ手のついたケースや軽い収納袋など上からでも簡単に取り出せるものが良いでしょう。
100均で購入できる段ボールの箱も軽いですし、最近はおしゃれな柄などもあるのでおすすめです。
クローゼット内のハンガーポール収納アイデア
クローゼットの中にあるハンガーポールには、洋服からコートまでついパンパンになるまでかけてしまうという方も多いのではないでしょうか?
夏物から冬物までごちゃごちゃにかけてしまうと、どこに何があるか分からず着たい洋服を探すのは至難の業。
そこで、クローゼット内のハンガーポールをすっきりさせて使いやすくなる収納アイデアをご紹介します。
使用するハンガーを工夫する
クローゼット内でハンガーポールにかけて使うハンガーは、スリムに収納できるものでなるべく同じものを用意すると良いでしょう。
薄めのハンガーやスカート用には3~4段式のハンガーがおすすめ。同じ枚数をかけてもスペースが少なくて済むのですっきりします。
パンツも素材によってはハンガーにかけて収納した方が良いでしょう。
ハンガーポールにかけるならニトリのすべりにくいスラックスハンガーがおすすめ。
スラックスハンガーはコンパクトで滑りにくく、片側が開いているのでかけたままでも取り出しやすところが便利です。
型崩れが気になるジャケットやブラウスなども、パンツと同じくすべりにくいハンガーを使用すると良いです。
ジャケットなら「アーチハンガー」がかけやすく、ブラウスなどはレディース用の小さめのハンガーを使うと肩の部分にハンガーのあとがついてしまう心配がないのでおすすめです。
かける順番を工夫する
クローゼット内のハンガーポールに衣類をかける時、空いている場所にどんどんかけてしまうとそんなに数が多くなくてもごちゃごちゃして汚く見えるかもしれません。
衣類をかける時にちょっとした工夫をするだけですっきりときれいに見せることができます。
・色ごとに分けてそろえる
・コート、ジャケット、パンツ、ブラウス、ワンピースなどアイテムごとに分ける
・衣類の長さが短いものから長いものと順番に並ぶようにかける
・春~夏物、秋~冬物とシーズンごとに分ける
吊り下げ収納を活用する
ハンガーポールにかけるのはハンガーや衣類、と思い込んでいませんか?
少ないスペースを上手に活用できる吊り下げるタイプの収納ボックスは、たたんでしまっておきたいものや帽子、バッグなどの収納におすすめです。
普段よく使うものなら手の届く場所にあると便利ですので、ぜひ活用してみてくださいね!
クローゼット内の引き出し型収納ケースはどう使う?
クローゼット内の洋服は、気が付かないうちにどんどん増えてきてしまいませんか?
どこに何を片付けたのか分からなくなって、いくつもの引き出しを開けて探すこともあります。
ここでは、探している服がすぐに見つかるようにきれいに収納するアイデアをご紹介します。
衣類は立てて収納!収納ケースの深さを変える
衣類は、立てて収納すると探すときに見やすいですしかさばらないのでコンパクトにまとめることができます。
クローゼット内に置く衣装ケースは、収納する衣類ごとに深さを変えると良いでしょう。
洋服であればたたんで立てておくのにちょうど良い深さ20㎝程のもの、下着や靴下などを収納するのであればもっと浅いものの方が取り出しやすくて便利です。
収納ケース内に間仕切りが見やすい
1つの収納ケースの中に、さらに不織布やプラスチックなどの小さいケースをいくつか入れると見やすく取り出しやすいので便利です。
下着や靴下などは小さくてバラバラになりやすいため、小さいケースにまとめておくと良いでしょう。
100均でもさまざまなサイズのものがあるので、収納ケースのサイズに合わせてぴったりになるように選ぶとさらにきれいに見えます。
収納ケース内も色ごとに並べて入れる
ハンガーポール同様に、収納ケースの中の衣類も色ごとに分けるとすっきり見えて探しやすいです。
色ごとに分かれているとコーディネートを考える時にも便利です。
また、同じ色の服をたくさん持っていることにも気が付きやすいので、似たような衣類が何枚もないかチェックすることもできますよ。
大きさをそろえて収納する
引き出し収納ケースの中に衣類を片付ける時は、立てたり色別に分けることをご紹介しましたが、大きさをそろえて収納することも大切です。
たたむ時に同じ幅や高さにそろえるように気を付けてみましょう。
収納ケースの幅や奥行ぴったりになるように合わせると、さらにきれいに見えて取り出しやすく片づけやすい収納が完成します。
クローゼット収納 バッグはどこへ?
バッグをクローゼットの中に片付ける時、どこに収納したら良いか迷いませんか?
棚などに並べて置くと意外と場所を取ってしまうし、素材によっては形が崩れてしまうかもしれません。
ここでは、クローゼット内にバッグを収納する場所やアイデアをご紹介します。
よく使うバッグはハンガーポールにかける
使用頻度の高いバッグは、その辺に置いておくと散らかっているように見えてしまうし、いちいち奥に片付けてしまうと取り出すのが面倒ですよね。
すぐに手の届く場所に取り出しやすいように収納しましょう。
ハンガーポールに大きめのS字フックをかけ、そこにバッグの取っ手をかけておくと出し入れしやすいのでおすすめです。
ただし、重い荷物を入れたままだと型崩れしやすく取っ手のつけ根に負担がかかってしまいバッグを炒めてしまう可能性もあるので注意してくださいね。
型崩れしやすいものは中に新聞紙を詰めてファイルボックスに
型崩れしやすい素材や形のバッグの場合、中に新聞紙などを詰めて形を整えておくと良いでしょう。
そしてファイルボックスに立てて収納することで、他のものに押されてつぶれてしまう心配もないのでぜひ試してみてくださいね。
使用頻度の低いバッグはまとめて収納ケースへ
旅行用のバッグや冠婚葬祭用など、使用頻度の少ないバッグは、大きなケースにまとめて収納しましょう。
なるべく場所を取らないように、大きなバッグの中に小さなバッグというマトリョーシカ方式で、たくさん詰めていくと良いでしょう。
型崩れしやすいバッグも中に小さなバッグが入ることで防止できますし、スペースの節約にもなりますよ。