我が家の賃貸アパートはとにかく狭くて古く、間取りもおかしいのです。
とくにキッチンはかなり狭く、収納もほとんどなにも標準装備されていませんでした。
ですが、我が家は転勤族。
ずっとここに住み続けるわけではないので、大型収納は買い足したくないのです。
そこで急場しのぎで、夫がキッチンの壁面にワイヤーラックとかごを使って収納をつくってくれました。
生活感丸出しですが、意外といい感じに使えているのでご紹介します。
■我が家の壁面収納を紹介します
では、実際に我が家の壁面収納を紹介します。
まずキッチン全体の狭さを見ていただきたいのですが……。
棚を置いているので、大人2人がすれ違うのにいっぱいいっぱいという感じです。
だいたい3畳くらいでしょうか?
壁面収納はこんな感じです。
使っているアイテムはいずれも100均。
ワイヤーラックを壁に固定し、それに棚やかごをひっかけています。
いずれもフックがあるので、ひっかけるのは簡単です。
ワイヤーラックは、壁にそのままネジでとめています。
これは賃貸物件によってはできないかもしれませんね。
我が家はかなり古い賃貸で、もともとボロボロなので気にせず開けていますが。
■我が家の壁面収納メリットデメリット
我が家の壁面収納は、100均とはいえ使い勝手は悪くないんです。
ありがとう、夫よ。
メリット①置くものに応じて収納を変えられる
自作だからこそのメリットは、置くものに応じて収納アイテムを変えられるということです。
たとえば一番上に置いてあるサプリは下の段のかごには入りません。
それぞれのかごや台は、あとから買い足していったものなので、統一性はありません。
でも、それぞれ入れたい調味料のサイズに合わせて収納を考えたので、サイズはぴったり。
メリット②元値が安い
かご、ワイヤーフック、いずれも100均なので、この収納にかかった費用はトータルで900円。
大きな食器棚と比べれば、当然ながらかなり安いです。
ちなみに食器棚は本棚を流用しているので、これまた安く2000円くらいですんでいます。
メリット③引っ越しても使える
我が家は転勤族。
食器棚を買った場合、次の家の間取りによっては使いにくい(または入らない)という可能性もあります。
ですがこの壁面収納であれば、壁さえあれば再現できます。
壁面収納を使わない場合も、処分にも困りません。
しばらく賃貸の予定なので、気軽に使える、再現性がある、場所を問わず使えるというのはメリットだと思います。
続いてデメリットを紹介します。
デメリット①重いものを置くと壁面収納自体が落ちる可能性がある
そこまでがっつり固定しているわけではないので、鍋やコップなど、重いものを置くのは怖いです。
壁面収納自体が落ちる可能性があります。
といっても、想像していたより耐久性はあるようで、サプリの瓶も今のところ余裕です。また、重いものを隅っこに置くと傾いてしまうので、置き方にも注意しないといけません。
デメリット②上の空間が無駄になっている
この壁面収納の上には、まだかなり空間があります。
やはり収納力を求めるならば、天井まであるような食器棚を買ったほうが空間は有効利用できますね。
デメリット③見た目がいまいち
素人づくりなので、見た目がごちゃごちゃっとしています。
後ろのワイヤーラックの色が違うだとか、サプリを置いている棚が傾きがちだとか、かごの色が違うだとか、よく見ると細かいところが気になります。
来客の目に触れたりするところではありませんが、一切隠せないところが難点です。
■今後改善したい点
・多すぎるスパイスを整理したい
写真の赤で囲んだ部分、全部スパイスなんです。
夫がスパイス好きで、どんどん買い足した結果こうなりました……。
スパイスだからそう悪くはならないだろう、と思いつつも、いつまでも終わらない「タラゴン」だとか、「タイム」だとか、「ローズマリー」だとかの瓶を眺めていると「使いこなせずすまん!」て気持ちになります。
夫がパン作りに使う機会もそう多いわけではなく、ここは思い切って一度整理したいです。
たぶん賞味期限も切れているし。
・食器も置けるようにキッチン全体の収納を見直したい
現状、食器類をもう少し増やしたいのに、しまう場所がなくあきらめています。
壁面収納だけでなく、キッチン全体で収納を見直さないとなーと感じています。
・しゃもじが傾いてよく落ちるのをなんとかしたい
写真の右端にあるしゃもじがよく傾いて落ちるんですよ。
たぶんしゃもじ置きを無理やりワイヤーでとめているせいだと思います。
衛生面を考えても、もう少し置き場所やとめ方を工夫しようと思案中です。