ひとり暮らしをスタートして2年。
間取りは1Kながら25平米あり、クローゼットもある。
引っ越したときは広々した物件だなぁ~と感じていたハズなのに……最近なんだか手狭。
そこで思い切って断捨離を決行!
また、収納についてもこの際見直してみることになりました。
まずは、収納ケースから溢れていたズボン。
これを上着と同様、クローゼットに吊るして収納してみることに。
結果、シワもできにくくなり、毎朝選びやすくなりました。
まずはモノを減らそう
いくらうまく収納してもそれはうまく隠しただけ。
家というスペースが決まっている以上は、モノを減らさないと根本的な解決にはなりません。
しかも、モノがモノを呼び寄せます。
例えば、服を買ったら収納ケース・合わせるための小物・スチームアイロン・洗剤・柔軟剤などなど。
なので、まずはそもそもの量を減らすことが重要。
とはいえ、人によって必要なものや量は違います。私が意識した基準は、自分に必要なものかどうか。
・試供品でもらったシャンプー
・買ったもののあまり着ることのなかった洋服
・頂いたもので捨てるのが申し訳ないと思っていた送別の品
当時は必要、欲しい!と思って購入したものも時間が経過すると使わなくなってることがありました。
これらはこれを機に思い切って処分しました。
空いたスペースをどうするか
部屋もクローゼットもスッキリしてスペースができると、「ここに欲しかったシューズを置こうかな?」なんて考えがよぎります……。
部屋に置いてあるズボンの入っている収納ケースが目にとまりました。
クローゼットのラックにもスペースができたし、ズボンを吊るして収納できればケースも処分できるかも!と思いつき、実際に試してみました。
ズボンによって吊るした方がいいもの・吊るさずに掛ける方がいいものなど、素材によっても違いがあることがわかり、最初は悪戦苦闘しました。
やってみてわかったメリット・デメリット
・機能的で安いハンガーが多いのでコストがかからない
今まで使っていたハンガーは、クリーニングしたときについてくるものをずっと使っていたので、ハンガーを購入するのは今回が初めてでした。
お店に行ってみると種類が多く、しかもリーズナブルなものが多くて驚きました。
100均でも手に入りますし、ハンガーの形状によっては5本で300円程、8本で500円程のものもありました。
ハンガーの首が回るものや、木目調のもの、滑りにくい素材のものや、幅が調節できるものなど、選択肢が多くて選ぶ楽しさもありました。
・シワがつきにくくなり、手入れの手間が減った
たたんで収納するとコンパクトになりますが、どうしてついてしまう折り目。
これがなくなることで手入れの手間が大幅に減りました。
特にスーツとスラックスのものはシワができやすく、気になってしまうもの。
そんな時は、ズボンの全体を挟む吊り式のハンガーを使い、ウエスト側ではなく裾側の部位をクリップでとめ、重みを利用してシワを伸ばすように保存するのが効果的!
すでにシワになっている場合は、霧吹きで水をかけた後に風通しの良いところで乾かしてから収納しました。
素材によって収納方法に気をつけよう
・素材の違いによるハンガーの選び方
ズボン用のハンガーは、両端を挟むクリップ式、掛けるだけのバー式、ズボンの端全体を挟む吊り式等など様々。
デニムは素材が強くシワがあってもそれほど気になりませんが、スーツやスラックス、チノパンなどはシワがあると清潔感が損なわれます。
そういう柔らかい生地のものはバー式・吊り式を使いましょう。
逆に、デニムやカーゴパンツのようなしっかりした生地のものは、クリップ式を使うと見た目もカッコよく収納できます。
男性であれば、横幅が30cm以上はあるハンガーを選ぶことをおすすめします。
中には横幅を調節できるクリップ式のものがあるで、ズボンに応じてベストな位置に調節できます。
ご自身の骨盤の幅より狭くないものを目安にハンガーを選べば安心ですよ。
・吊るすだけがズボン収納じゃない
シワになりやすいものは吊るす収納をご紹介しましたが、吊るしてみたら下の板にズボンがついてしまったなんてことがありました。
そんな時の吊るす以外の収納は、バー式のものを使ってハンガーに掛けるというもの。
特徴は、ハンガーに掛ける手間が少ないことと、滑り止めがついているものが多いのでストレスフリーな点。
スーツやスラックスなど柔らかい生地のものにも使えますし、カーゴパンツやスウェットなどのシワになりづらい生地のものにも使える万能さも持ち合わせています。
さらに私のように、クリップ式で指を挟むという痛い思いをしないで済みますよ!
・自然と愛着が湧いてくる
綺麗に収納できただけではなく、シワができずらくなったり、スマートに収納できるようになると、衣服を大切にしたい、この空間を乱したくない、という気持ちが芽生えてきました。
そんな風に愛着が出てくると、自然とモノを大切に使っていこうという気持ちになります。