18歳から一人暮らしを始めて、今年で10年目。
以前は、部屋は踏み場のないぐらいの物で溢れかえっていた時期もありましたが、現在は生活に必要な最小限の物を置くようにしています。
それでも間取り1LDKの部屋はやはり狭め。
そこで、収納スペースを確保するため、僕が実践したのは大きく分けて3つ。
①不要なものを処分する
②物の配置を工夫する
③収納を工夫する
この3段階で部屋のスペースを広くすることに成功したので、ぜひ皆さんも参考にしてください。
一人暮らしで必要なモノを考えてみた
1LDKの賃貸なので、どう頑張ってもこれ以上部屋を広くすることはできません。
そこで、まずは生活の中で必要な物と不要な物を分けて考えて、不要な物については処分していくように心がけました。
・衣類や生活用品などは、半年程度使用していないものは全て処分
・いただきものや思い出の品も思い切って処分(どうしても捨てられない場合のみ実家へ郵送)
・必要かどうか判断に迷うものは、処分
主に私が処分したものは、部屋の中に乱雑していた衣類とシューズがダンボール1つ分。
3年前から1度も使っていないマットレス、駐輪場所がなく、家の中に置いていたマウンテンバイクです。
衣類とシューズ、マットレスについてはゴミとして自治体に回収してもらいましたが、マウンテンバイクについてはリサイクルショップに持ち込んだところ、3,000円の値が付き、思わぬ臨時収入になりました。
物を処分してスッキリしたところで、次に考えたのは家具の配置を変え、居住スペースを増やす試み。
次の項で紹介していきます。
1LDKという限られた空間で家具の配置を考える
一人暮らしである僕の部屋にある大きな家具といえば「テーブル」、「ソファー」、「ベッド」など。
今までは1LDKに適当に家具を配置していましたが、くつろぐ空間と食事する空間を、2つに分けることにしました。
キッチンに近いところには食事をするためのテーブル、キッチンから遠いところにはソファーやベッド。
食事をするテーブルは、パソコンを置いたり、本を読むスペースとしても使っています。
そのためいつもテーブルの上は物で溢れていましたが、それらをいったん片づけて、あえて物を置かないようにしたところ、部屋の印象がスッキリしました。
食事をする場所、作業をする場所、寝る場所はしっかり区別をすることによって、毎日の暮らしがよりスムーズになり、快適に変わりました。
また、僕は白が好きなので、家具の色もすべて白で統一しました。
家具の色に統一感を持たせることによって、部屋全体にまとまりが出て、空間が広く見える効果がありますよ。
収納方法に工夫を加えてみた
部屋の物が最小限になった段階で、今ある物をどれだけ収納できるか考え、シンプルな部屋をイメージしました。
収納で工夫したポイントは以下の点です。
・部屋の中で目につく衣服は、ハンガーラックに掛けるか衣装収納ケースにしまう
・玄関を埋め尽くしていた靴は、手入れをしてからシューズボックスに収納し、ベッドの下にしまう
・パソコンデスク、テレビ周りにあるLANケーブルや配線は、テレビ台の下に隠してしまう
これら3つによって、格段に部屋がシンプルになり、居住スペースが広くなりました。
特にパソコン周りの配線は、LANケーブル・電源コード・マウス・キーボードなどがごちゃごちゃになっていたので、できる限り目につかない所へ配線を収納。
どうしても収納できないものについては有線接続の機器ではなく、Bluetoothなど無線のものへ切り替えました。
快適に暮らせるように、目につくものはできるだけ収納していくことを意識しました。
収納時のコツ
収納時に意識したことは、「生活を便利にする」、「部屋の中の雰囲気を崩さないようにする」という点です。
収納時にただハンガーにかける、ボックスに詰めるのではなく、取り出しやすいように工夫しました。
例えばハンガーラックに掛ける衣服は、1週間ローテーションで回すように右から順番に配置。
靴もボックスに詰めて、ベッド下のスペースに収納する際に、すぐに取り出せるようにボックスにガムテープを貼り、収納したシューズの名称をマジックで記入。
これらの工夫によって、効率的に、そして部屋の中の雰囲気を失わずにシンプルな収納をすることができました。
まとめ
1LDKという間取りでも、工夫をすれば十分広いスペースを確保することが可能です。
ただ収納するのではなく、日々の使用頻度の高いものを手前に配置したり、ボックスにマジックでネームを記載するなど工夫することによって、快適な生活をしながらも1LDKの空間を広く活用できました。
みなさんもぜひお試しください。