収納に困ったらまずは100均へ駆け込む私。
これまで100均で数々の収納グッズを買ってきましたが、間違いなくおすすめできるのがファイル売り場にあるいわゆる「ファイルケース」です。
なぜそんなにおすすめかというと、とにかく使い勝手の良さ。
ということで、今回は我が家で使用している実例と共にファイルケースの魅力をご紹介したいと思います。
ファイル売り場にありますよね?おすすめはダイソーの……
100均に行くと、ファイル売り場で見たことありませんか?こういうやつ。
たいてい「ファイルケース」的な名前で売っているのですが、色やサイズもさまざまなものが販売されています。
特にサイズなんかは用途によって選んでいただければと思うのですが、私の独断と偏見でひとつだけおすすめするとすれば、使い勝手が良いのはズバリ!ダイソーの「すっきり書類収納ファイルA4ワイド」という商品。
他と「何が違うの?」と疑問に思われるかもしれませんが、なんというかサイズ感といい素材の感じといい、開け閉めするパーツ部分の動きのなめらかさといい、安定感があるんです(笑)。
メイドインジャパンだからでしょうか?
今まで何回も同じ商品を購入しましたが、今のところ閉じる部分のパーツが青とピンクのものしか見かけたことがないので、多分この2色しか販売されていないのかなと思います。
個人的には「無印感(注:無印良品っぽいスッキリとした雰囲気のこと)」を出したいので、白とか黒が希望なんですけどね…ダイソーさん今後よろしくお願いします。
では、早速実例を交えながらおすすめ理由をご紹介していきましょう!
おすすめ理由1:とりあえず入れておけばすっきりして見える
お子さんがいらっしゃる方であれば、子供がお友達からもらってきたお手紙とか、子供が描いた、すぐに捨てるには忍びないお絵描きなどがどんどん増えてどうしよう…と困った経験があるのではないかと思います。
そんな時におすすめなのがこのファイルケース。
こちらの「すっきり書類収納ファイルA4ワイド」の場合は、A4サイズの紙が綺麗に収まるサイズで、なおかつ厚みも4.3㎝あるので、子供のお絵描きやお手紙も結構たっぷり収納できます。
お子様の1日あたりのお絵描き生産量やお手紙持ち帰り度にもよりますが、わが家では1カ月分くらいは収納できるので、「今すぐ捨てるのはちょっと…」というものはこちらに入れるようにしています。
そして、ケースにいっぱいになったら本当にとっておくか捨てていいかを子供に判断してもらって処分しています。
この棚は子供部屋収納でお馴染みのIKEAのトロファストなのですが、半透明で子供にも中身がわかりやすいですし、こんな感じで横にしても収納しやすいのでとっても重宝しています。
もちろん、子供のお絵描きだけではなく、気になるチラシやプリント類なんかも同じように収納すると良いですね。
綴じて収納するわけはないので、必要な時にとりだすのも捨てるのも楽ですよ。
おすすめ理由2:深さのある収納との相性が良い
これは我が家にある造り付けの棚の最下部の引き出しです。
結構深さがあって収納力はあるのですが、深さがあると小物はわりと収納しにくかったりするんですよね。
そこで、ここでも100均のファイルボックスが活躍してくれています。
これは子供たちがお絵描きの時に使っている画材です。
色鉛筆、クレヨン、ペン、その他…みたいな感じで、種類ごとに分けてファイルボックスに収納しています。
深さがあるので子供たちも片付けやすいですし、ファイルケースのつくりが結構しっかりしていてカチッと収まってくれます。
ちなみに、以前はこんな感じで透明のボックスを積み上げていたのですが、これだと下の方を取るのが面倒なんですよね。
たまにしか使わないものであればこういった上に積み上げる方法もなくはないと思いますが、やはり使用頻度の高いものは立てて収納する方が使い勝手が良いと思います。
おすすめ理由3:すきま収納にもってこいのほどよいサイズ感
先ほどからダイソーさんの回し者のようで申し訳ないのですが、ファイルケースはすきま収納にもピッタリです。
これはうちの洗面所ですが、このようにちょっとしたすきまに小物を収納したい時にもおすすめです。
完全に密閉されるわけではありませんが、水まわりで濡らしたくないものを入れるのにも向いています。
そしてこれは冷蔵庫の一番上の段です。単純にうちの冷蔵庫の構造のせいでもあるんですが、冷蔵庫内に微妙に高さがない狭い段をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
わが家の場合は、ここにファイルケースを使って「毎日使用するものではないフニャフニャしていて収納しにくいもの」を入れています。
「毎日使用するものではないフニャフニャしていて収納しにくいもの」というのは、例えばこのようなパン粉や小麦粉、あとは大判の焼きのりや煎りゴマなどですね。
乾燥剤と一緒に入れているので、心なしか湿気対策にもなっている気がします。
また、冷凍庫では冷凍した肉など細々としたストックを立てて入れたりもできます。
おすすめ理由4:外出時に台として使える
ここまで家の中でのファイルケースの活用例をご紹介してきましたが、このファイルケース、外出時にも便利なんです。
例えば、ちょっとしたピクニックなんかでは、このようにファイルケースの中にお皿やお箸、ウエットティッシュなどをひとまとめにして入れてカバンに入れます。
完全防水ではないものの、一応水を通さないのでお弁当や飲み物を入れたクーラーボックスに一緒に入れています。
近場の公園へのピクニックや運動会の時など、レジャー用のテーブルを持って行くまでではないけど、地面や芝生がボコボコしててちょっと安定感がない…という時には、このようにファイルケースがちょっとした台になってくれます。
レジャーシートの上での食事が慣れないからか、レジャーの場で子供が飲み物をこぼすアクシデントがうちは結構あるのですが、このようにコップ置き場を作っておくと子供にもコップの位置が把握できてこぼしにくいのでおすすめです。
また、旅行の際にもファイルケースの中にらくがき帳やペンなんかを入れておくと、車の中でファイルケースを膝の上に置き、台にしてお絵描きをしたりもできますよ(ただし長時間やると酔う可能性があるのでご注意ください)。
文:江戸リイ(30代・ライター兼2児の母)