約半年前、我が家にドラム式洗濯乾燥機がやってきました!

乾燥機能によって「干す」手間が省けて、家事の負担が減ったとともに、予想していなかった2つの大きなメリットがありました。

 

ひとつめは、家に洗濯乾燥機があると、「モノが減らせる」ということ。

もうひとつは、モノが減った結果、「収納スペースが空き、部屋が片付いた」ということです。

暮らしがスッキリすると、心までスッキリします。

 

 

家事の負担減を目的に、ドラム式洗濯乾燥機を購入。予想外の大きなメリットが

我が家は約半年前まで、乾燥機能のない、普通の縦型洗濯機を使っていました。

よく「ドラム式洗濯乾燥機、いいよ~。干す手間がないって本当にラクだよ~」という話を聞いていましたが、縦型の洗濯機に比べると、値段が4~5倍以上。

 

あまりの高額さにずっと買うのを躊躇していたのですが、第2子が誕生して洗濯物が増え、家事の時間も取れなくなったことを機に、思い切って購入しました。

我が家のドラム式洗濯乾燥機はパナソニック製で、洗濯が11キロ、乾燥が6キロまでできる機種です。

 

ドラム式洗濯機

 

普段の使い方は、洗濯するものをすべて洗濯槽に入れて、洗濯。洗濯が終わったらシワになりやすいワイシャツや縮んで欲しくない服などを外に出して、乾燥ボタンをポチ。

自分の手で干す衣類はわずか3枚前後です。

それ以外は全部洗濯機のなかで、そのまま乾燥させてしまいます。

 

実際に使ってみた感想は……。

「もっと早く買えば良かった!!!干す作業がないって、こんなにラクなの!?」

 

手軽さは想像以上で、ただただ感動しました。

そしてさらに、予想もしていなかった、大きなメリットがあったんです。

 

 

洗濯物を干すスペースや、物干し・洗濯バサミが要らなくなった

シワになりやすい服など、自分の手で干すのは毎回3枚前後。

と、なると、洗濯物を干すスペースはほとんど必要なくなります。

コート掛けにちょっと干したり、我が家だとジャングルジムに干してみたりで十分です。

 

これまで部屋干しするときは、折りたたみ式の物干しをわざわざ出していたのですが、それもしなくなりました。

干すスペースを確保しようと、洗面所に天井から電動で上げ下げできる物干しを取り付けようと思ったこともありましたが、それも今となっては不要です。

 

靴下や下着も乾燥機にかけてしまうので、ピンチハンガーも全く使いません。

洗濯物が乾かない湿度の高い季節は、毎日のように除湿機を使っていましたが、こちらももう出番はありません。

ということで、除湿機は先日リサイクルショップに持って行きました。

 

 

ドラム式洗濯乾燥機を購入して処分できたもの

  • 折りたたみ式の室内物干し
  • ピンチハンガー
  • ハンガー、洗濯バサミの数を半分に
  • 除湿機

 

これらをしまっておく場所やケース類も必要なくなり、モノが減って収納場所がスッキリ片付きました。

 

 

洗濯&乾燥が3時間で終わるので、衣類・タオル・寝具などのストックが要らない

家族みんなが同じタイミングで入浴する我が家。

ドラム式洗濯乾燥機を購入する前は、洗濯→乾燥までにかかる日数を考えると、バスタオルは最低でも1人につき2枚は必要でした。

乾燥しにくい時期は1人3枚でも足りないと思うほど。

 

でも今は、洗濯から乾燥まで3時間で完了するので、タオルは1人1枚でも十分。

なので、4人家族の我が家の現在のタオルの数は、4枚プラス予備1枚の、計5枚だけになりました。

(しかも、大き目のフェイスタオルをバスタオルとして使用しているので、省スペースでとしてOK)

 

ドラム式洗濯機2

 

あらゆる洗い替えが必要なくなったので、タオルだけでなく、衣類や寝具のストックも減らせました。

ストックを減らせたもの

  • 衣類
  • 肌着
  • 靴下、ハンカチ、スタイ
  • 布団カバー、シーツ
  • 毛布、タオルケット
  • バスタオル、フェイスタオル

 

我が家には小さい子どもがいるので、遊びや食事で汚しやすい子どもの衣類などは極端に減らせませんが、大人用の私服はワンシーズン2着あれば十分になり、クローゼットの中身は半分以下に。

 

 

ストックが減ると収納場所の省スペースにつながって、部屋もスッキリする

洗い替えが要らなくなってストックが減ったので、そのストックを収納するスペースも必要なくなりました。

それまで使っていた収納スペースが格段に減ることで部屋が片付きやすくなり、スッキリ。これも、嬉し過ぎる想定外でした。

 

こちらは我が家のベッド。

 

ベッド下収納

 

ベッド下の引き出しには、ずっと掛布団カバーやシーツなど、ベッドリネンを収納していました。

でも今では、春夏用のベッドリネンが1セット、秋冬用も1セットの計2セットで十分なので、収納もガラガラ。

 

洗い替えを入れていたときは、春夏用2セット、秋冬用2セットの計4セットを常備していました。

なので、常に3セットのベッドリネンがギュウギュウに入っていて、引き出しが閉まらず、引き出しからはみ出るなんてことも……。

 

 

洗濯洗剤、買うのは詰め替え用のみ。自動投入で洗剤のストック置き場も半分に

今回購入したドラム式洗濯乾燥機は、洗剤の自動投入機能がついています。

 

ドラム式洗濯機の洗剤投入口

 

以前は、液体洗剤のボトル1本とストック用の詰め替え1袋を常備していて、洗濯するときはボトルを取り出して都度、洗濯機に洗剤を入れていました。

でも今は、洗濯機本体に洗剤を入れておけるようになったので、洗剤のボトルを置いておく必要がなくなり、常備しているのは、詰め替え用洗剤1袋のみ。

 

洗剤だけでなく柔軟剤も同様に、ストックしているのは詰め替え用1袋だけなので、洗面所の収納スペースまでもがスッキリ。

 

さらに、それまでボトルから液だれしてストック置き場が洗剤とホコリでベタベタ汚れることがあったのですが、ボトル自体を処分したのでそんなことも全くなくなりました。

 

もちろん、自動投入機能自体もかなり便利です。

「洗剤・柔軟剤を入れる」なんて、ほんの少しの手間という感じがしますが、このささいなひと工程がないだけで、洗濯が劇的にラクになりました。

 

 

ドラム式洗濯乾燥機のおかげで、持たない暮らしに近づけた

家事の時短につながると思って購入したドラム式洗濯乾燥機。

干す手間がなくなったのはもちろんですが、家であらゆる布物が乾燥できるので、いろんなモノが減らせるということが想像以上に暮らしをスッキリさせてくれました。

 

無理せずに自然と「持たない暮らし」に一歩近づけたドラム式洗濯機。ぜひ、導入をおすすめします。

 

 

文:あさ(30代・できるだけスッキリ暮らしたい主婦ライター)