玄関には、家族全員分の靴はもちろん、傘、スポーツ用品や印鑑、帽子など、その家庭によってさまざまなものが置かれています。

しかし、玄関は家の顔。

散らかって雑然としていると気分も下がるし、急なお客さまが来た時も慌ててしまいます。

 

そこで今回は、100均アイテムで手軽に作れる「気持ちいい玄関収納」をご紹介します。

サッとしまえて、すぐに取り出せる収納方法にすれば、朝の忙しい時間もスムーズにお出かけできますよ。

 

 

 

ドア裏スペースを活用して忘れ物なし!の玄関づくり

ドア裏収納

 

まずは、意外と使える「玄関ドア」の活用アイデアから。

やり方はとっても簡単。

玄関ドアの屋内側に100均のフックやトレー、タオルハンガーなどを付けるだけ。

 

車や自転車のキー、家の鍵、定期券などの軽いものはもちろん、出すつもりの郵便物、明日に持っていく予定の荷物なども玄関の目に付くところに収納すれば、うっかり忘れを防げます。

 

ハンコとボールペンなども、玄関ドアに取り付けたケースに入れておけば、宅配便が届いた時に玄関先でスマートに対応できて便利ですよ。

 

他にも、小さなホワイトボードを付けておいて、「〇日は不燃ゴミ捨て」「△△を持っていくこと」など未来の自分に注意喚起したり、家族へのメッセージや連絡事項を書いておくと伝え漏れを防げます。

 

スチール製のドアなら磁石で引っ付くフックやケース、木製のドアならキレイにはがせる両面テープで付けられるものを選ぶとドアに傷をつけなくてすみます。

 

 

 

下駄箱下のスペースをキャスター付ケースで有効活用

下駄箱の底とたたき床面の間のスペースは、開放されているので、扉を開け閉めしなくてもものが置ける場所。

ついつい下駄箱に入りきらない靴やおもちゃを、とりあえず押し込んでいる方も多いのではないでしょうか。

 

ここは来客時にも目に付く場所なので、出し入れの便利さをキープしながら目隠し収納をしたいところ。

そこで、役立つのが、収納100均アイテムで作るキャスター台です。

 

100均のキャスターを好きな箱に釘やボンド、結束バンドなどで取り付けるだけで、前後左右に動かせるキャスター付きケースが簡単にDIYできます。

独立したキャスターではなく、フレームにすでにいくつかのキャスターが付いた状態の植木鉢用のキャスター台を買ってきて、好きな箱に取り付けてもいいですね。

 

キャスター付ケースに、玄関に転がりがちなボールやおもちゃを片付けてしまえば見た目もスッキリ。

子どもも軽い力で動かして中身を取り出せます。

履き掃除の際も、コロコロ移動させるだけでいいので便利です。

靴やおもちゃの他にも、ワンちゃんのお散歩アイテムなどの収納にもオススメです。

 

 

 

不要DMは即処分!簡易ゴミ袋をデッドスペースに設置

紙袋

 

郵便受けには毎日のようにDMの封書やチラシが入ってきますよね。

ついつい玄関の棚や下駄箱の上などの空きスペースに、郵便物や新聞と一緒に放ってしまいがちなのは私だけではないはず!

 

不要なDMをすぐに捨てたいという方は、玄関に紙袋を簡易ゴミ袋として設置するのがオススメです。

紙袋は一般的なゴミ箱のように場所を取らないので、下駄箱の扉の裏のデッドスペースに吊り下げて目隠し収納すれば、お客さまが来ても目にされることもありません。

紙袋が不要なDMやチラシでいっぱいになったらそのまま簡単に紙ゴミとして捨てられます。

 

 

 

突っ張り棒で簡単に下駄箱の靴が2倍収納できる!

靴箱内収納の突っ張り棒

 

とくに賃貸マンションやアパートにお住いの女性の場合、靴が下駄箱に収まりきらないことってありますよね。

ゆえに、玄関のたたきに、靴があふれるように並んでいるという方もいると思います。

 

実は、100均で買える突っ張り棒で簡単に下駄箱の収納量を増やすことができるんです。

 

棚板の上に靴を置いても上部スペースが空いている場合は、突っ張り棒を棚の高さの中ほどに2本水平に付けるだけで棚板の代わりになります。

デッドスペースをもう1段の収納スペースとして活用できるんですね。

この方法は、特に子どもの小さな靴やペタンコ靴などかさばらない靴の収納にオススメです。

 

また、ヒールの付いたパンプスがたくさんある場合。

そんなときは、下駄箱の棚に1本突っ張り棒を渡して、パンプスの片足のヒール部分をひっかけられるようにすれば、前後に並べてパンプスが収納できます。

横に両足並べて収納するのに比べて、およそ半分の幅でパンプスが収納できるので、グンと収納量がアップします。

お手持ちのパンプスのサイズやヒールの高さによって、突っ張り棒の位置は調整してみてくださいね。

 

 

 

靴以外の玄関まわりの小物はグループ別に収納

傘やスリッパ、掃除道具などのある程度大きさのあるものだけでなく、ポケットティッシュ、マスク、ペン、ハンコなど細々した物も玄関に置いておきたいという家庭もありますよね。

 

仕切りのない下駄箱スペースや玄関棚の上に、こんな小物やスプレー缶などの転がりやすいものをそのまま収納すると、すぐに散らかったり紛失しがちです。

 

細々したものはサイズの合った100均のケースに種類グループ別に入れておくだけでスッキリと散らかりにくく、ガサゴソと探さずにすみます。

 

たとえば「親が子供の学校に行く時のセット」として、携帯スリッパや保護者カードをひとつに。

「荷物梱包セット」は、ハサミや紐、テープ、梱包材をひとつに。

 

靴箱内にケースを並べたい場合は、種類や色をそろえると見た目もキレイです。

ちょっと手間ですが、ラベルを付けて中身が何かすぐにわかるようにするのがオススメです。

見える場所に置くのならば、玄関の雰囲気に合ったデザインのものを選びたいですよね。