メイクにはさほど関心がないものの、「スッピンでは外を歩けない……」という理由だけで、ほぼ毎日メイクをしています。

朝の時間のない時に「やっつけ仕事」的に行っているので、当然出したものを戻すという単純な行為ですら適当になり、気が付くといつも化粧品収納が「カオス化」しています。

そこで、今回はこの「化粧品収納のカオス化」ループから抜け出すために、化粧品収納と真剣に向き合い、収納を一新することにしてみました。

 

 

恥を忍んで私の「汚化粧収納」を大公開

 

はい、ぐっちゃぐちゃです(笑)。

これでも一応無印良品のポリプロピレンメイクボックス各種を駆使して化粧品収納を作ったつもりなんですが、完全にカオス化しております。

中央部分の白い塊はたしか100均で買ったコットンなのですが、貴様は何様かというくらい場所をとっています。

 

 

ちなみに、これが普段「汚化粧収納」が置かれている状態です。

全体的に薄汚れているのも確認できますね。

ちなみに、この棚もまた無印良品のパルプボードボックス・タテヨコA4サイズ・4段・ベージュ 幅37.5×奥行29×高さ144cmで、これを横に置いたものの一角に収納しています。

 

今回は、この一角の内寸である幅約33.5×奥行27.5×高さ34cm内に収納できるように、新たな化粧品収納を考えていきたいと思います。

 

 

まずは「全出し」して、化粧品と向き合ってみる

 

じつは私は現在、「整理収納アドバイザー」の資格を取得中なのですが、そこで学んだのが今現在収納されているものを全て出す、いわゆる「全出し」という手法。

ということで、化粧ポーチも含め、先ほどの「汚化粧収納」の中身を一度全て出してみました。

メイクが好きな方にとっては色々と突っ込みどころ満載かとは思いますが無視してください。

 

そして、「全出し」したモノを、次の4つの基準で分類してみます。

 

1.毎日使っているもの

2.気分によっては使うことがあるもの

3.たまに使うことはあるが、なくても正直困らないもの

4.現在は全く使っていないもの

 

現在の「汚化粧収納」は収納スペースに対して結構キチキチに入っているため、実は毎日取り出しくさも感じていました。

そのため、収納スペースにゆとりを持たせるためにも、3と4については思い切って処分したり、洗面台など使い勝手の良い場所に移動させました。

その結果、化粧品をこれだけの量に減らすことに成功!

 

 

かなり減りました!

使いかけのコスメでもフリマサイトなどで売れると小耳に挟んだこともあるので、捨てるにはもったいないものについては売る方向で考えてみたいと思います。

 

 

「カオス化しない化粧品収納」には「キッチリ定位置化!」

さて、収納するものが決まったところで、どうすれば化粧品が「カオス化」しないかについて考えました。

そこで辿りつた答えは、次の2つ。

 

・それぞれのアイテムの定位置をキッチリ決めること

・「毎日使っているもの」と「気分によっては使うことがあるもの」をキッチリ分けること

 

そこで、まずキッチリ定位置を決めるために、無印良品のポリスチレン仕切板・中・5枚入り 約幅36×奥行0.2×高さ7cmを使うことにしました。

この手の仕切り板って100均でも手に入るんですが、個人的な感想として無印良品のも仕切りは値段がそれなりにする分、しっかりしていてグニャグニャならないので、100均と比べると少し値が張りますが(このタイプで税込み490円です)、日々のストレスを考えてこちらを選びました。

 

 

そして、「毎日使っているもの」については、思い切って収納ごと、無印良品のポリプロピレン収納キャリーボックス・ワイド・ホワイトグレー 約幅15×奥行32×高さ8cmに変えてみることに。

こちらのボックスを選んだのは、何しろ持ち手がついていて持ち運びしやすそうな点。また、写真のように中の仕切りも動かせるのも便利そうだなと…。

 

 

ということで、「毎日使っているもの」はこちらのボックスに、そして「気分によっては使うことがあるもの」については、同じシリーズの無印良品、ポリプロピレンファイルボックス・スタンダードワイド・ホワイトグレー・1/2 約幅15×奥行32×高さ12cmを重ねて使うことにしました。

 

そして、出来上がったのがこちら。

まずは上段の「毎日使っているもの」の化粧品収納です。

 

 

取っ手の手前側が絶対に毎日使うもので、奥側左のメイク綿棒は頻繁に使うので、100均で買った入れ物からダイレクトに移し替えました。

取っ手の奥側には見やすさを考えて背の高いボトル系や、下段に立てて入れられなかったものもいれています。

 

 

中身を出すとこんな感じです。

メイクブラシやマスカラ、ビューラー、リップ系は特にカオスになりやすいので細かく仕切っています。

 

 

ちなみに手前の化粧ポーチはキャンドゥで買ったもので、手前がティッシュ入れになっているということで便利そうなので今回新調してみました。

「SJI-12583出入りキャット ポケティポーチ」という商品名のようです。

 

(そもそもお化粧直しもろくにしないのですが…)私の化粧品ポーチには、お化粧直し用のリップブラシと紙おしろい、化粧直し用のフェイスパウダーを常駐させています。

しかし、まゆずみやリップ、アイライナー、チークなどは朝メイクをした後にポーチに入れるため、入れやすさを考えて、ポーチに入れるものはこのように手前に集中させてみました。

 

 

このように、定位置がハッキリ決まっていると、入れ忘れもないかなと思います。

ただ、例えば「まゆずみはこのメーカーのこの商品しか考えられない」といった場合は、同じものを2つ買って、化粧ポーチに常駐させておいた方が楽だと思います。

 

次に、下段の「気分によっては使うことがあるもの」の収納についてはこんな感じになりました。

 

 

中に入っているものは、ごくたまにしかしないネイルと、ストックの化粧品、まだ捨てるには勇気が出せない空のコンパクト、コットンなどになります。

コットンは何様かといくらい場所をとっていたので、少し数を減らし、こちらの記事でもご紹介している100均の厚手のチャック袋に綺麗に詰めなおしました。

 

 

中身を出してみるとこんな感じです。

下段の仕切りには無印良品のポリプロピレンデスク内整理トレー3 約67x200x40mmポリプロピレンデスク内整理トレー2 約100x200x40mmを組み合わせて使ってみました(前から使っていたやつが汚くてすみません)。

こちらのシリーズは専用の仕切り板も別売りされているので、用途に合わせて追加で仕切り板を入れてると使いやすいです。

私は今回ポリプロピレンデスク内整理トレー用仕切板 トレー1.2用・3枚セットを追加してみました。

 

 

スッキリスリム化!これで化粧品収納の「カオス化」とはおさらば(多分)

 

そして完成したのがこちらです。

色も半透明ではなくホワイトグレーにしたのでボッスの外側さえ拭けば化粧品についた汚れも目立たないかなと思います(笑)

なんだか裁縫箱や救急箱にも使えそうかな~と思ったり、アイデアが広がります。

 

 

そしてこちらが元の収納場所に置いたところです。

ものを減らしたこともあり、キッチリ収まりました!帰宅したら手前のスペースに化粧ポーチを置いておこうかなと思っています。

なお、下段に使っているボックスにはこちらの倍の大きさのポリプロピレンファイルボックススタンダード・幅25cmタイプ・1/2約奥行32×高さ12cmホワイトグレーなるものもありまして…。

 

 

お化粧品が多い方やヘアケア用品も一緒に収納したい!という方はこういった使い方もできるかと思います。

 

 

このポリプロピレン収納のシリーズは、ファイルボックスタイプや専用のフタ、キャリーケースタイプなどもあるので、今後家のいたるところに活用していこうかと思っています。

 

 

文:江戸リイ(30代・ライター兼2児の母)