私は6歳男児と8歳女児、2児の母として、おもちゃが溢れかえるのを防ぐのに必死な毎日を送っています。
6歳男児はウルトラマンに、8歳女児はシールとシルバニアにハマっており、どれもアイテム数が多くて片付けが大変です。
私は正直、そこまで散らかっていても気にならない派ですが、夫が「床にはモノを置くな」派であり、義妹の子ども(2歳)も出入りする我が家は、床に小さいおもちゃを置いておけません。
収納にお金をかけても、子どもがおもちゃを卒業するまでの時間も早いですよね。
そこで、100均グッズで安く効率的におもちゃを片づけた経験を紹介します。
おもちゃは高い!収納グッズも高い!
子育て中の方には共感していただけると思うのですが、最近の子どものおもちゃは高額なものが多いと感じています。
ガチャガチャ1つとって見ても、昔は1回100円のものもたくさんあったのに、今は1回300円、500円のものもザラ。
ところが、夫の祖父母が子どもを連れだすと、ガチャガチャを「え!こんなに?」と思うほどやらせていただいて、小さなおもちゃが山のように増えていきます。
1回500円のガチャガチャなんて、捨てようにも捨てられないのです。
おもちゃが高くなればなるほど、大人としてはいらないのに、捨てられない状況に追い込まれていきます。
片づけても、ある特定のキャラクターやおもちゃにハマっている時期の子どもは、これでもか!というほど毎日収納場所から出して遊びますよね。
いっそのこと、片づけないでこのまま放置しておいた方が、効率がいいのでは…と思うほどです。
さらに、夫の両親と同居中の我が家には、義妹の子ども(2歳児・5歳児)も出入りしています。
特に2歳児の方は、まだまだ床に落ちている小さなおもちゃ(シルバニアファミリーの人形用のティーカップなど)を口に入れてしまうため、誤飲する可能性があります。
「片づけないでそのまま放置」案は、実行するのが難しい…。
ということもあり、夫が潔癖とまではいかないのですが、床にモノを置かない派の人なので、結論として収納グッズが不足しているから、買い足そうということになりました。
いざ、ホームセンターに収納グッズを買うための下見に行っても、ちょっとした収納ボックス1つで800円、1,200円もする事実に直面。
ガチャガチャや、その他食玩などの小さなおもちゃよりも、収納グッズの方が高い!という現実に、なかなか手を伸ばせませんでした。
このままでは、子どものおもちゃと収納で支出が増えるばかり…。
どうしよう…と考えた私は、なるべく支出を増やさない収納方法について考えるようになりました。
大き目のフタつき収納ボックスがダメだった理由
効率よく収納するために、私はまず、子どもたちが遊ぶ様子を観察してみました。
最初は大き目のフタつきボックスにおもちゃをどさどさ入れておくシステムにしていたのですが、観察しているとボックスから何度も何度も遊ぶ場所に往復して、メダルや小さなおもちゃを運んでいる子どもたちを見て、率直に「大変そう」だと感じたのです。
子どもたちを観察してみて、大き目のフタつきボックス自体を自分たちだけでは運べないから、小分けにして往復運送(?)してるんだ!ということに気が付くことができました。
子どもたちは、おもちゃを遊び部屋に運ぶ途中で何個も落としているし、拾う親側も大変です。
大きい収納ボックスは、子どもたちだけでは管理できないんだということに気が付いた私は、100均収納で「いいモノ」を発見しました。
小さいおもちゃには100均の取っ手付き収納ボックスが◎
子どもの興味はうつりやすく、せっかく買ったおもちゃもすぐに遊ばなくなってしまうものです。
私は一時的なおもちゃの収納にお金をかけるのがもったいないと思ったので、ホームセンターの次に、100均を探索してみました。
そこで私が発見したのが、半透明の取っ手付き収納ボックスです。
高さ約8.5cm、奥行約13cm、幅約22cmの透明な収納ボックスに、取っ手が付いているタイプのものを発見しました。
本来の用途はCDを収納するボックスのようですが、私の場合はおもちゃの収納に使っています。
このタイプの収納ボックスなら、上部に取っ手がついているため、フタをした後にこぼさず、子どもたちが遊びたい部屋に小さいおもちゃを落とさずに運ぶことができました。
ボックス自体が小さくて軽量のため、子どもが自分で運べるというのもよかったです。
ウルトラマン用、シルバニアファミリー用など、おもちゃの種類別にボックスを分ければ、片づける時もわかりやすく、次に遊ぶ時にも分かりやすいなと感じました。
取っ手も収納できるため、ボックスはスタッキングできる
取っ手付きの収納ボックスがたくさんあると、それだけで面積をとることがデメリットになるかな…と思ったのですが、その心配は必要ありませんでした。
100均の取っ手付き収納ボックスは、取っ手自体も収納できるため、複数のボックスを上に積み重ねてスタッキングできたのです。
ただ、私としては、あまり高く積むと崩れた時が怖い(子どものケガのリスク)ので注意が必要だなと感じました。
スタッキングできるものの、子どもが万が一スタッキングされた収納グッズを倒したとしても、ケガのない高さまでにしています。
私がこの100均収納グッズを利用してみて感じたメリットは、子どもがおもちゃを自分で出して、自分で片づけることが容易になったことです。
取っ手がついているため、「カバンみたい」と子どもたちも楽しそうに持ち運んでいます。
ただ、おもちゃの中でもトミカのように1つ1つのおもちゃに重さのあるものは、たくさん入れることで、取っ手が取れやすくなるというデメリットもありました。
このデメリットについては、「買い替えても100均だしな…」と思い、たとえ壊れてしまっても気軽に買い直すことにしました。
また、子どもたちが自分で片づけられるようになってきた時、必ずほめるようにしたら、私が手伝わなくても自分たちだけで片づける日が増えてきていると感じています。
おもちゃは子どもの生きがいですよね。
おもちゃに飽きるまでの一時的な収納だからこそ、これからもお金をあまりかけずに、できるだけストレスフリーな収納を実現していきたいです。