元来ズボラな性格で、片付けが苦手だった私。
モノは増えていく一方で、どんどん掃除もいい加減になっていくという悪循環。
そんな生活に嫌気がさして、一念発起して2年前から断捨離を始めました。
今さらながら、モノが減ると家事が楽になることを実感しています。
そして、最近はまっているのが「吊るす収納」。
100均などのフックを利用しているので誰でも簡単に真似できるはずですよ。
一軍キッチンツールは100均フックで吊るす
キッチンはモノがごちゃごちゃしやすい場所です。
引き出しや棚にしまえばスッキリ見えます。
でも、よく使うものまで引き出しに入れてしまうと、いちいち引き出しを開閉しなければならず面倒。
調理の最適化を図るには、やはり目の前にあって、サッと取り出したいと考えました。
そこで100均のフックを使って、よく使うモノは吊るすことにしました。
我が家のキッチンはマグネットがつかないので吸盤タイプのフックを使用しています。
100均のフックで吊るしている一軍アイテム(シンク上)
・水筒用スポンジ
・計量カップ
・ピーラー
・まな板
・水筒乾燥用グッズ(エコカラット)
・洗って使えるペーパータオル(乾燥用)
どれもシンク周りで使うモノばかりです。
ちなみに調理時間の短縮のみならず、シンク周りのモノを吊るすようにしたら、水回りの掃除が劇的に変化!
こまめにシンク周りを拭くようになりました。
実は吊るす収納に変えたのは、まな板の買い替えがきっかけ。
長年ヒノキのまな板を使っていたのですが、使い心地がよくて気に入っていたものの、その大きさから収納が悩みのタネでした。
専用のまな板スタンドに立てていましたが、不安定で、拭き掃除にも邪魔。
傷やカビが気になり始めたので、薄くて吊るせるまな板に買い替えました。
収納自体を工夫することも大事ですが、使いにくいモノをいっそ処分するというも1つの方法ですね。
キッチンの吊るす収納は非常に便利になりましたが、吸盤タイプのフックなので、たまに落ちるのがネック。
また、落ちるリスクがあるので、ガラスや陶器など壊れるものは吊るせません。この点は注意が必要です。
シンク周りの今後の課題は、食器洗い用洗剤とスポンジ。
なんとか吊るせる方法はないか、吊るせる洗剤やスポンジは商品はないものか、捜索中です。
ちなみに、100均フックではありませんが、コンロ横はこんな感じで超1軍のキッチンツールを吊るしています。
浴室のお掃除グッズも100均のフックで吊るせば快適
我が家では、浴室の掃除道具も全部吊るしています。
シャンプー類は、備え付けのタオルハンガーに無印良品のラックを引っ掛けて。
100均のフックを使って吊るしているのは、浴室のお掃除グッズです。
・スポンジ
・スクイージー
・掃除ブラシ
ほかにも、洗面器は吊るし、風呂椅子は浴槽に引っ掛けているので、風呂床には何も置いていません。
鏡の前にも何も置いていないので、本当に掃除が楽になりました。
梅雨時期のカビ・湿気対策にも良いですよ。
洗面所の引き出しも100均アイテムで無駄なし
洗面所下の引き出しは、無印良品のファイルボックスで洗剤類を収納しています。
モノを減らしたので余裕はあるのですが、より出し入れしやすくなるように、デッドスペースを有効活用したいと考えていました。
そこで100均のフックを引き出しの手前に取り付けて、吊るす収納を実現させました。
・窓拭き用スクイージー(ワンタッチでポール部分を挟めるフック)
・ゴム手袋(無印の引っ掛けるワイヤークリップと併用)
100均のワンタッチ式のフックは固定されるのでおすすめです。
スクイージーのポール部分は引き出し内に横置きしていたのですが、底から取り出すのが面倒でした。
それがワンタッチで簡単に取り出せるようになり、出し入れのストレスがなくなりました。
寝室のクローゼットの小物類も100均アイテム導入
クローゼットの扉の裏面に、ベルトの数だけフックを取り付けて、ベルトを選びやすくしました。
ベルトの向かいにはズボンを吊るしているので、ズボンを選び、そのままベルトも選べるようになっています。
この収納にする以前の夫は、ベルト専用ハンガーがあったにもかかわらず、ベルトをズボンから外さずにそのままにしたり、クローゼットの下に置いたりしていました。
ところが、フック収納にしてからは、必ずズボンから外してフックに掛けるようになったんです。
見やすくて、出し入れしやすい収納は、男性にもおすすめです。
また、もう一方の扉の裏面には、100均のフックと突っ張り棒を使って、夫のネクタイを吊るしました。
ネクタイの向かいには、ワイシャツ類が掛かっています。
ズボン同様、シャツを選んだらネクタイをすぐに選べるシステムにしました。
(この収納の唯一のデメリットは、扉を勢いよく閉めるとベルトやネクタイが扉からはみ出してしまうこと)。
100均アイテムは収納の可能性を広げてくれる
フックには、粘着タイプとマグネットタイプ、吸盤タイプがあります。
吊るしたい場所に応じて使い分けられるので、いずれも便利。
吊るす収納は、細かいモノが出し入れしやすくなるだけでなく、掃除もしやすくなるのでおすすめです。
ちなみに我が家の近くにある100均はダイソーとキャンドゥです。
今回ご紹介しているフックも、ダイソーかキャンドゥの商品。
ぜひみなさんも、楽しみながら収納を実践してください!