こんにちは……少し落ち込んでおります。
スペース・レンタル子です。
先日『スペースマーケット』というWEBサイトでレンタルスペースを利用して、少々がっかりしたことがありました。
スペースマーケットとは、サイト上にたくさんのレンタルスペース情報が掲載され、写真や備考を見ながら様々なレンタルスペースを探すことができるプラットホームのこと。
パーティーや会議など、利用用途に合わせて部屋を選ぶことができる、とても便利なサービスです。
でも、実際に部屋を借りてみたところ、ちょっぴり想定外なことが起こってしまいました……。
そこで今回は、スペースマーケットの失敗談から得た上手な部屋の利用法について語ります!
とっても便利なスペースマーケット!写真付きでわかりやすい
『スペースマーケット』というインターネットサービスをご存知でしょうか?
空いているレンタルスペースを貸し借りできるWEB上のプラットフォームです。
約1万件に上る多様なレンタルスペースが掲載され、部屋を貸したい人・借りたい人の双方を結び付けてくれる、とっても便利なサービスなのです。
部屋の種類も実に多種多様。
パーティーができるキッチン付きスペースから、会議や研修に使えるビジネス利用の部屋、さらに宿泊やスポーツができる部屋や古民家、お寺に至るまで、幅広いジャンルが登録されています。
利用エリアや、目的別に部屋を検索することができるので、借りたい部屋を見つけるのも簡単!
予算に合わせた部屋のチョイスも可能です。
また、各部屋の設備やサービスも細かに詳細が書かれており、ホワイトボードやプロジェクターなど備品の有無を事前に確認できるのもうれしいポイントです。
さらに、わたしが頼りにしているポイントは、利用者の『口コミ』投稿です!
部屋を貸す人=「ホスト」・借りる人=「ゲスト」と呼び、それぞれにゲスト・ホストへのレビューを5点満点で評価することができます。
レビューが高いホストから部屋を借りれば安心感があります。
逆に、レビューの高いゲストになることができれば、部屋を借りるときもホストから信頼を得られ、部屋を借りやすくなります。
新宿で借りた「億ションルーム」、いざ使ってみると……
先日、写真が趣味の友人と、レンタルスペースを借りて写真撮影の練習を試みることにしました。
事前にスペースマーケットのサイト上にある掲載写真をみて、もっとも魅力的だった新宿にある「億ションルーム」(1億円以上する高級マンションのこと)を借りることに決めました!
選んだ部屋は、かつて有名人が住んでいた部屋ということもあり、モダンな雰囲気が漂うおしゃれなマンションの一室。
キッチンやバスルーム、ベッドルームなども備わっていて、1時間3,000円ほどで借りられるお値段の手頃さも魅力でした。
レンタル当日、マンションへ到着したわたし達はホストへ電話連絡をし、いざお部屋へ案内してもらいました。
部屋に入ってみると、インターネットの写真そのままのおしゃれなで期待通りのお部屋が!
しかし、部屋の一部を見るとシャッターの閉まっている部分が……。
こ、これはもしや?
「あの、すみません、ここは寝室でしょうか?」
「はい、そうです。そちらはプライベートスペースなのでご利用いただけません。」
おっと……。
実はわたし達、インターネット上に載っていた『寝室』の部屋がとても魅力的で、一番撮影に使いたいと思っていた部屋なのでした。
「サイトに載っていた部屋なのに使えない?え、なんで!?」
心の中で戸惑いながらも、部屋は鍵で施錠されてしまっている状態。
どうにもできません。はぁ~~~(ため息)。
結局わたし達はそのまま、寝室以外のスペースを利用することに。
ホストから一連の注意説明を聞いたうえでレンタル時間をスタートしました。
でも、やっぱり寝室が使えないことに納得いかず、改めてその部屋のスペースマーケット詳細ページを見ると……
ありました!
詳細のいっっっっちばん下の備考欄に、長文の注意事項に紛れてさりげなく「寝室は利用できません」との文言。
これは、もちろん事前に見つけられなかったわたし達に落ち度があります。
しかし、部屋のトップ画にも利用している部屋が借りられないなんて、ちょっと不親切すぎませんか??
そして、文字ばかりの備考欄……。
一字一句読むことは大切ですが、見逃してしまうのも仕方ないのでは?
そう思わざるを得ないような掲載仕様でした。
わたし達はただただがっかりしながら、閉鎖された寝室を横目にその他のスペースで写撮撮影を開始しました。
それだけじゃない。こんなホストには気をつけて!
さらにわたし達がひそかに不満に感じていたのは、「ホストのキャラクター」です。
もちろん、部屋をレンタルするにあたっては、貸し出してくださるホストへの気遣いや配慮が大切です。
貸していただいた部屋をキレイに使い、原状回復をしてお戻しすることが前提ではあります。
しかし、今回お借りしたホストは、普段自身が住んでいる生活スペースを貸し出しているということもあり、部屋の利用方法や備品の利用注意に事細かな説明がありました。
部屋を借りる側は、借りる「時間」にお金を払っています。
レンタル開始時間から、限られた時間のなかで部屋を利用しなければならないにもかかわらず、初めから部屋の利用法についてひたすら長い説明……。
しまいには、利用法にはまったく関係のない「その部屋の逸話」にまで及ぶように……。
「ここは以前○○さんが住んでいたんですよ〜」
「この近所には、△△さんも住んでいてですね!」
もちろん、部屋自体に興味がある方にとっては、ホストとの楽しいおしゃべりタイムになるかもしれません。
しかし、わたし達にはそこまでの興味はなく、とにかく時間を削らずに部屋を利用したいという気持ちが本音でした。
スペースマーケットは、部屋の貸し借りを目的としたゲストとホストのマッチングサービス。
さまざまな部屋がある分だけ、さまざまなホストに出会う可能性があるということをこのときわたし達は学びました。
スペースマーケットに利用でここだけは確認しておきたいこと
さて、今回のスペースマーケット利用を通じてわたしなりに反省&大切なポイントをまとめてみます。
●面倒がらず「注意事項」は読み込もう
当たり前のことですが、わたしの場合は細かな注意文を読み込まず、掲載されている写真の情報ばかりを信じてしまったがために不測の事態が起こりました。
もちろん、紛らわしい掲載をしているホストも不親切極まりないと感じますが、注意事項に記載がある以上、それを読んでいなかった側に落ち度があります。
長文でも、面倒がらずしっかりと読み込みましょう!
●写真がすべてではないことを肝に銘じておこう
今回のわたし達のように、写真が掲載されているにもかかわらずその部屋が使えない、というパターンはレアかもしれませんが、やはり写真だけで部屋の情報すべてがわかるわけではありません。
写真だと広く見える部屋も、キレイに見える部屋も、実際と異なる場合は少なくありません。
平米数や口コミなど、多角的な視点でジャッジすることが賢明です。
●ホストに対する「気遣い」が大切なレンタルサービスである
なんといっても、スペースマーケットはホストとゲストがお互いに気持ち良く部屋を貸し借りするサービスです。
「お金を払うから、何をしてもいい」というわけではなく、部屋を貸してくれるホストに対して「貸してよかった」と思われるゲストでなければ、次のレンタルにも支障をきたしてしまいます。
「スリッパを持参する」「ゴミを持ち帰る」「部屋を汚さない」などなど。
部屋を貸してくれるホストへの気遣いを忘れてはなりません。
まとめ:使ってみないとわからない、一期一会のスペースマーケット
スペースマーケットには、利用者にわかりやすいように設備やサービスの詳細が一覧で記載されています。
細かな注意書きも多いですが、しっかりと読むことで部屋選びの失敗が少なくなることでしょう。
しかし、それでもインターネット上の文章や写真だけで、その部屋のすべてがわかるわけではありません。
部屋やホストの状況は、本当に利用してみた人でなければ実際のところはわからないものです。
だからこそ、数多あるレンタルスペースとの『一期一会』の出会いを楽しむことが、スペースマーケットにおける醍醐味なのかもしれません。
スペース・レンタル子も、想定外の出来事にめげず、スペースマーケットを通して個性あふれる魅力的なレンタルスペースとの出会いを広げていきたいと思います!
いつかは失敗談ではなく、成功談をお伝えできるように精進してまいります。
それではまた次回、お会いしましょう!