「北浦和は埼玉大学が立地していて学生も多いらしいし、一人暮らしに向いているって話は聞いたことがあるんだけど、実際のところ本当にオススメなの?」
「浦和と比較したら住むメリットって少なそうな気がするけど……」
筆者は15年以上、浦和と北浦和のちょうど中間に住んでいます。最寄駅として利用しているのも北浦和。
浦和にもよく足を運びますし、もちろん浦和駅も利用しています。
北浦和は一人暮らし向け賃貸の数も多く、生活するうえでの利便性が高いエリアです。
コスパが高いエリアなのは間違い無いので、一人暮らしを始めるにあたり、浦和か北浦和で迷っている人はぜひ今回の記事を参考にしてください。
北浦和は本当に一人暮らし向きの場所?
単刀直入に、「北浦和は本当に一人暮らし向きなのか?」という疑問にお答えします。
僕は一人暮らしに向いている場所だと率直に思っています。
その理由を紹介します。
理由① 一人暮らし向き賃貸の候補が多い
北浦和は、大学も立地する学生街の顔を持っているので、一人暮らし向け賃貸の候補がとても多いです。
特に、駅西側エリアの埼玉大学周辺は充実している印象を受けます。
ですが、個人的には東側エリアもオススメしたいです。
こちらにも、女性を含めて若い社会人にもオススメな一人暮らし向けアパートが多く存在しています。
僕も実は、北浦和駅の東側で一人暮らししていますが、穴場な雰囲気があり、とても居心地がいいです。
理由② 家賃相場が浦和よりも安い
北浦和駅周辺エリアは、浦和駅周辺エリアと比べると、家賃相場は平均的に安く、1LDKでおよそ7.2万円。
浦和駅周辺エリアだと1LDKでおよそ7.8万円なので、北浦和駅周辺のほうが6,000円ほど平均的に安いということになりますね。
特に住むうえでこだわり等がなければ、月3万円代から北浦和駅周辺エリアのアパートを探すこともできます。
浦和駅周辺エリアだと最低でも4万円代からになってますので、この差は大きいです。
参考サイト:https://www.chintai.net/saitama/ensen/000000398/rent/
理由③ 浦和駅からはたった1駅
何かと利便性の高い浦和駅からたった1駅で行けるのが北浦和駅です。
北浦和駅に停車するJR京浜東北線は、本数も多く、時間はかかりますが東京・横浜までこの1本でつながっています。
自転車でこの2つの駅間を移動したとしても、10分程度。
家賃の安い北浦和駅周辺エリアに住みながら、自転車で浦和駅まで移動するという方法も選択肢としては存在します。
理由④ 治安が良い
北浦和駅前は賑やかですが、居酒屋は裏路地に集中していて、夜の店もほぼ存在しません。
駅前のメイン(東口のアーケード等)の通りは、物騒な雰囲気も全くありませんし、女性にも住み心地の良い場所だと思います。
北浦和での一人暮らしは便利なのか?
一人暮らしには向いていることはわかっても、実際に生活をするうえで利便性はどれほどのものか気になるところだと思います。
結論を先に言うと、生活に困る場所だなと感じたことは、15年住んでいて一度もありません。
理由① スーパーやコンビニが充実している
駅前を中心に、24時間営業のコンビニが多数あります。
セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップ、ニューデイズなどコンビニチェーンの種類も豊富です。
スーパーは、嬉しい24時間営業のマルエツを始め、良質な品物も手に入る東口の伊勢丹など、日頃の食事調達には困りません。
理由② 一人でも入れる外食チェーンが豊富
北浦和駅周辺には外食チェーンがひしめいていて、その数、浦和駅周辺と遜色ないほどです。
個人的な印象は、いわゆるファストフード(バーガーショップ、牛丼屋)やラーメン屋(日高屋や横浜家系ラーメン)といった一人でも入れる外食チェーンが豊富です。
理由③ カフェも多数、勉強やリラックスしたい時に活用できる
スターバックス(西口)、ドトール(東口)、ミスタードーナッツ(西口)や、最近できたコメダ珈琲店(東口)等があり、候補多数です。
勉強や、本を読んだりリラックスしたい時に活用できるカフェも多いので、女性を含め、学生や社会人の一人暮らしにも北浦和は便利です。
北浦和の交通の利便性は?
北浦和に住むうえで、都心への出やすさは重要です。
浦和駅ほどではないですが、北浦和駅の利便性は高いほうだと言えます。
JR京浜東北線は本数も多く、時間は多少要しますが、上野駅や東京駅といった東京の主要な駅に乗り換え無しで行くことができます。
所要時間やJRの運賃の高さが気にならなければ、横浜駅やさらにその奥の大船駅まで行けてしまうのはとても便利です。
早く都心へ出たい人は1駅となりの浦和駅に行けば上野・東京方面は上野東京ラインを利用することができますし、同様に池袋・新宿・渋谷方面は浦和駅から湘南新宿ラインに乗って1本です。
終電もJR京浜東北線は遅くまであります(大宮方面の最終電車は1:10着)。
大宮以北になると宇都宮線・高崎線の終電がかなり早いので、これは北浦和に住むメリットですね。
都心でのデートや飲み会の時でも、夜遅くまでいることができるので何かと便利です。
北浦和で一人暮らしする際の注意点とは?
北浦和は何かと便利で、都心へのアクセスも良い魅力的な場所。
ですが、一人暮らしするうえで注意するべきことがいくつかあります。
注意点① 駅の規模の割に利用者が多い
北浦和駅周辺からは、郊外へ向かうバス便が多く存在し、駅の利用者も多いです。
浦和駅と比べると、駅の規模にしては人が多く、混雑が激しい印象を受けます。
駅前のアーケードも朝や夕方はかなり混雑しています。
注意点② おしゃれな雰囲気はない
開発が進むさいたま新都心駅周辺や、最近になって再開発が行われた浦和駅週辺と比べると、北浦和駅周辺はあまりおしゃれな雰囲気がありません。
商店街や個人商店など、生活感が色濃く感じられる場所も多いので、割り切ってその生活感を楽しみましょう。
まとめ
北浦和は一人暮らし向け賃貸の数も多く、生活するうえでの利便性が高いエリアです。
家賃相場も比較的安く、都心へ出るのにも便利な場所ですので、住むメリットがある場所だと思います。
他の場所に住んでいる友達と話していても、「自分は便利でコスパが良いところに住んでいるな」と実感することが多いです。
コスパが高いエリアなのは間違い無いので、一人暮らしを検討している方はぜひ北浦和も候補に入れてみてください。