掃除だけで1日潰れてしまった、という方は多いでしょう。そこで、掃除の時間を10分、20分、60分に分けて、散らかった部屋を素早く片付ける方法を紹介します。
10分しかない場合、リビングのみに集中する
10分という短い時間では、あれもこれも手を付けて片付けても、部屋がきれいになる前に時間切れになってしまいますので、人目に付くリビングを最優先に片付けると部屋がきれいに見えます。
1)リビングのゴミ箱からゴミを回収
どんなに広いリビングでもゴミ箱は2~3つ程度なので2~3分でさっさと回収しましょう。
2)床に落ちているものを片付ける
雑誌や新聞、本は、専用のラックなどを配置して専用のラックに戻すように心がければ、部屋は片付き、きれいに見えます。
食べ終わった食器はテーブルからすぐに台所に移動します。
汚れた服はソファーなどに放置しないで、洗濯機などに入れておきます。
散乱しているもの片付けは、家族の人数やリビングの広さにもよりますが、7分もあれば十分です。
20分使えるときは、リビングに加えてトイレ、キッチン、バスルームを掃除
トイレ、キッチン、バスルームなどの水回りは使用頻度が高く、少しサボっただけであっという間に汚れが目立つようになります。
1)トイレ掃除はゴミを回収、便座カバー交換、ふたカバー交換。新しいトイレットペーパーに交換し終了。
2)キッチンは、最優先で生ごみの回収、調理器具や食器の整理収納を行います。
3)バスルームは、シャンプーやリンス、スポンジ、子どものおもちゃを整理整頓。
60分使えればカビ掃除、水垢掃除が可能
部屋の片付けに60分かけられる人は、リビングに掃除機をかけ、水回りのカビを落としましょう。
かなり見栄えが変わります。
特にトイレ、キッチン、バスルームは重要です。
1)リビングは、窓を開けて換気してきれいな空気を取り込み、床を掃除機やモップで床を掃除します。
ソファーやテレビなどのホコリは、静電気を使ってゴミを吸着するハンディモップで綺麗に取ります。
2)トイレは、あまり汚れていない場合は、使い捨てのブラシやクリーナーを使って素早く掃除をします。
汚れがひどい場合は、換気をしながら塩素系の洗剤を使います。
3)キッチンで特に汚く見えるのが油汚れですが、無理やりこすってもなかなかきれいになりません。
酸性を示す油汚れは、アルカリ性を示す洗剤や重曹を使って、化学変化させながら落とすのが効果的です。
油汚れにアルカリ性の洗剤や重層を吹き付けてから、ラップをかけて少し待ち、掃除します。
4)バスルームは夏場、掃除しても湿度が高いと数日でカビが発生してしまうことがあります。
カビは油汚れと同様にこすってもなかなか落ちませんので、カビ専用の洗剤を使うのが効果的。
清掃した後にエタノールを吹き付けてカビを防止しましょう。
まとめ
はじめから、掃除する場所、内容をしっかり決めておくことで、迷いがなくなり、スピーディーに片付けと清掃が行うことができます。
会社や学校から帰ってから、寝るまでの間にさっと掃除を完了させれば、気分もいいですよ。