一歳の息子を育てながら在宅でライターの仕事をしている、ならきちと申します。
現在コロナウイルスの影響で在宅勤務を余儀なくされ、子育てとの両立に苦労している方も多いのではないでしょうか?
本記事では、キャリア志向のバリバリワーママとは程遠い根性なしのヘタレママが、どうやって在宅ワークと育児を両立しているかをご紹介します。
夫と「土日に仕事時間確保協定」を結んだ
子守をしながらの仕事は、中断されて当たり前。
どうしても集中力が途切れがちになってしまいます。
そこで、まとまった時間を確保したいと考えた私は、夫に協力をお願いすることにしました。
我が家の場合、会社員として働く夫の休みは土日です。
そこで、週末に息子を数時間みてもらい、私は別室にこもって作業できるように協力要請をしました。
別室であれば完全に育児のことを忘れて仕事に集中できます。
それでも泣き声や物音は聞こえてくるので、可能なら夫が子どもとお散歩に行くなど外に連れ出してくれると尚良いです。
この「土日に仕事時間確保協定」を結んだことにより、平日思うように作業が進められなくても「週末にバッファがあるから!」と心の余裕が持てるようになりました。
そもそも確実にやり切れる量しか仕事を受けない
会社員でも、フリーランスでも同じですが、仕事を受ける以上は依頼物を納期までに仕上げ、納品することが最重要優先事項です。
しかし、子育て中の現在、子どもや自分が突然体調を崩すこともあり、病院へ行ったり看病したりでまるまる一週間潰れてしまった……なんていう事態に陥る恐れも。
私は確実にやり切れそうな量しか仕事を受けないと決めています。
新規の案件に挑戦したい気持ちとの葛藤もありますが、根性なしのヘタレママとしては自分自身が潰れてしまわないためにも「無理をしない」、そして受けたものを「完璧に仕上げる」ということに重きを置いています。
受けた仕事をきっちりやり切れたという達成感を得るため、そして何よりクライアントに迷惑をかけないためにも、「確実にやり切れそうな量しか仕事を受けない」のは大切なポイントだと考えています。
自力でコントロールできること以外には期待しない
子どもの行動は予測不能です。
お昼寝するかどうか、ごはんを食べてくれるかどうか、機嫌が良いかどうか、すべてが不確定要素。
そこで私は「自力でコントロールできること以外には期待しない」ことを心掛けています。
子どものことは、そのほぼすべてがコントロール不能なことに分類されます。
一方、自力でコントロールできることの例としては、体調が良ければ夜家族が寝たあとも作業する、予定が立て込んでいる月は受ける案件数をいつもより少なくする、などが挙げられます。
私の基本の作業時間は、平日の息子のお昼寝タイム。
ですが、まったく寝ない日や、寝たと思ってもすぐ起きてしまう日ももちろんあります。
そんなとき、一方的なこちらの都合で子どもにイライラするのはご法度です。
私は「子どもが起きている間は仕事のことを考えず思いっきり一緒に遊ぶ!」と割り切るようになってから、親子ともに笑顔で過ごせるようになりました。
文:ならきち
1993年生まれ。埼玉県出身。一児の母。
家事育児をしながらフリーランスとして在宅ワーク中です。
趣味は読書、文章を書くこと、音声配信をすること。
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