妊婦さんや育休中のママにとっては、忙しい秋が到来しましたね。

さいたま市では、毎年10月1日から来年度4月の保育園施設の入園のてびきが配布されます。

来年度入園に向けて着々と保育園見学や情報収集を始めている方も多いのではないでしょうか?

 

筆者(kaeru)は、さいたま市在住の2児の母で、下の子が2020年4月に1歳児クラスに入園したばかりの保活経験者です!

今回はさいたま市の保育園入園を目指されているママたちに向けて、さいたま市の保活をしてみて感じたことや、これから保活をするママや妊婦さんに伝えたいことをまとめてみました。

 

・妊娠中から始める保活のメリット

・さいたま市の保育園を見学してみて感じること

・さいたま市の保活の情報収集について

 

 

妊娠中から保活をはじめました

 

「さいたま市の保活は厳しい」と聞いていたので、わたしは妊娠中から保活をはじめました。

「妊娠中からできることってあるの?」と、思われる方もいるかもしれませんが、むしろ妊娠中だからこそできる保活がたくさんあります。

 

他の区市町村はどうなのかわかりませんが、いくつか保育園見学をしていると、何度か妊婦さんにお会いすることがあり、さいたま市は妊娠中から動いている方が比較的多いな、と思います。

特にさいたま市は「第一子は0歳児クラスからじゃないと入りにくい」という話も聞くので、早めから行動されている方が多くなるのではないでしょうか。

実際にわたしが妊娠中から保活をしてみてよかったことを3つ挙げてみました。

 

 

1、役所が混み合う前から相談できる

区役所での相談は、来年度の保育園申し込み前後~申し込み内容の変更締切り前後、4月入園結果がでた後の2月頃が、特に窓口と電話ともに混み合っている印象でした。

春や夏は比較的窓口での相談や保育コンシェルジュへの電話が繋がりますが、混み合っている時期は待ち時間が長かったりでなかなかじっくり相談がしにくいです。

妊娠中から早めに相談することで、情報をしっかりと得ることができました。

 

 

2、子どもと一緒の見学は落ち着かない

出産してからも子連れで保育園見学もしましたが、妊娠中に1人で行く見学のほうが、子どもに気を取られることもなく、落ち着いて見学ができました。

場所見知りで泣いてしまったり、眠くてぐずぐずしてしまったり、授乳時間を気にしたり…と、子連れだといろいろなことが気になってしまいます。

子どもと保育園の相性が気になるということであれば、園庭開放を利用するほうが実際の保育により近い形で体験できるので、そちらがオススメです。

※園によっては園庭開放を実施していないところもあります

 

 

3、職場との情報共有が早めからできる

育児休業をとるにあたり、どれぐらいの時期に復帰できるのか、どれぐらい働けるのか、が職場側が知りたいところです。

 

実際に保活を始めてから気づくこともたくさんあり、土曜日保育を利用をしようと思っていたけど厳しそう、保育園の送迎に時間がかかりそう、年度途中の入園は厳しそう…など、そういった悩みも産休前から職場と共有できました。

わたしは年度途中の職場復帰はできず4月入園になりましたが、事前に状況を職場に伝えていたので、スムーズに延長の手続きができました。

 

「年度途中の入園ができませんでした」と、いきなり職場に伝えるよりも、「役所で相談して、この地域の年度途中の入園は厳しいと言われました」と事前に職場に伝えているとでは、延長するときの印象もかなり違います。

これから育児休業を明けた後に気持ちよくお仕事をするためにも、職場との情報共有は早めがおすすめです。

 

 

さいたま市の保育園を複数見学してみて感じたこと

 

ここからは実際にさいたま市の保育園を見学してわたしが感じたことをいくつかお話していきます。

 

 

1)さいたま市にはいろんなタイプの園がある

わたしは公立保育園、私立保育園、小規模保育園、ナーサリールーム、家庭保育室、こども園、認可外保育園…ひと通りすべて見学してきました。

どの園も特色はあるし、いいところや「ちょっとなー」っと思うところも正直ありました。でもそれは見学してみて気づいたことなので、ぜひ見学していろいろ感じて欲しいです。

 

わたしは当初、小規模保育園は選択肢の中になかったのですが、ある小規模保育園を見学したときに「小規模だからこそ、少人数で家庭のような雰囲気で保育することができる」というお話を聞きました。

今まで家庭で過ごしてきた0~1歳の子にとって、いきなり幅広い年齢層の集団生活に入るよりも、なるべく少人数で過ごしたほうがそのギャップが小さいですよね。その話を聞いて、小規模保育園も選択肢に入れて考えるようになりました。

 

 

2)駅チカ保育園も増えたけど、園庭がないところが多い

浦和駅周辺の話にはなりますが、ここ数年駅徒歩10分圏内の小規模を含めた保育園が増えてきています。

実際に見学してみると、駅チカでとっても便利な反面、園によっては子どもたちが生活するには狭いな、と感じる園もありました。また園庭がないからお散歩が多い園もありました。

 

数年前に保育園児のお散歩中に起こった交通事故もありましたし、お散歩が多い場合には、交通の安全面も考えながら保育園選びが大切だなと思います。

とはいえ、園庭がなくても水遊びを上手にしていたり、他の園と連携して遊んでいたり、リトミックや英語を取り入れていたりと、各園で遊びかたを工夫されているので、良いところや気になる点も総合して保育園選びをしていくことが大切だな、と思います。

 

 

3)さいたま市の公立保育園の様子

公立保育園も場所によって施設面など多少違う部分もありますが、共通している部分をちょっとだけご紹介します。

 

・おむつは持ち帰り ※今後廃止になる予定

・お昼寝布団は持参

・土曜日保育は14時半まで

 

昨年見学に行ったときは、さいたま市の公立保育園ではおむつを持ち帰りをしていると聞いたのですが、そろそろ廃止になるとママ友から聞きました。

おむつの持ち帰りは衛生面が気になるので、正直廃止してもらいたいですよね。他の保育園の見学でも、ここはきちんと確認されると良いかと思います。

 

そして公立保育園はお昼寝布団の持参です。

私立保育園では布団のレンタルや、お昼寝コットと呼ばれるものを利用していて、布団不要のところもあります(逆にレンタル代などがかかることも…)ので、保育園を検討する際に確認するのがオススメ。

そして公立の場合、土曜日保育は行っていますが、14時半までです。

公立保育園で土曜日に利用する場合には、午前中ぐらいまで、と考えておくのが良さそうです。

 

 

4)保育園申し込み時に書く希望園は一度見学しておくことをおすすめします

これはママ友の失敗談ですが、上の子の入園申し込みの際に通えそうな保育園をたくさん書いた結果、見学していない保育園に決まったそうです。

しかし、実際に決まった保育園の保育士さんと入園前に話をしてみて「ちょっと…」と思うことがあり辞退して、抑えていた認可外保育園を利用した、と言っていました。

 

第一子のときは「とにかく入れれば」という思いで、つい書きすぎてしまうこともあるかもしれません。

でも、できる限り希望園を書く場合には一度見学なり、情報収集をしていておくと、「こんなはずじゃなかった」ということになりにくいと思います。

認可外保育園は「入園できなかった」「やっぱり認可を辞退したい」となってから探すのは大変なので、もしものことを考えて、入園結果発表前にいくつか検討しておくと安心ですね。

 

 

さいたま市の保活の情報収集はこんなところを利用しました

保活

 

・さいたま市のHP http://www.city.saitama.jp/

・さいたま市子育てWEB http://www.saitama-kosodate.jp

・さいたま市の各区役所支援課

・さいたま市保育園保護者連絡会掲示板 http://saihoren.bbs.fc2.com

・ウイメンズパーク      http://women.benesse.ne.jp/cos/

・ワークステーションさいたま http://ws-saitama.com/?x=1531628179

・市や産院の母親学級

 

最低限、上の3つは保育園入園のために必ずチェックしていくださいね!

市や産院の母親学級は情報交換の場でもあるので、育児の息抜きにもなるし参加することをおすすめします。

また私のブログでも「さいたま市の保活」や「さいたま市の子育て」についてご紹介していますので、ぜひこちらもご確認くださいね!

 

▶ さいたま市保活マニュアル|保育園見学から申し込みまで【先輩ママが解説!】

▶ 浦和どっとサイトの「さいたま市×保活」の記事をチェックする!

 

ちなみに、口コミサイトなどには情報が数年前のものもあり、現状とは異なる場合があります。

口コミ情報は鵜呑みにはせず、区役所の支援課の情報や、保育園見学や実際に通われている方に聞くなど現状の情報を得られることをおすすめします。

 

 

保活はライフワークバランスを考える良い機会

 

保活中はこれからどうやって働くか、どうやって育児と両立するかを考えることも増えていきます。

育児ばかりに追われるようになると、自分のことを考える余裕がない時もあるので、ぜひ保活をライフワークバランス見直しのきっかけにしてほしいです。

 

わたしは実際に保育園を利用してみて、家庭だけでは教えられなかったことを保育園で学ぶ子どもたちの姿を見て、育休から仕事に復帰してよかったと日々感じています。

もちろん子どもたちは寂しい思いをしていることもあるかもしれません。

 

でも「今日は保育園が楽しかった」「明日も保育園に行きたい」と言われると、寂しい思いだけではないんだな、と感じています。

今はコロナで感染症対策にも特に気を配っていただきながら、日々保育をしてくださる保育園の先生方には感謝の気持ちでいっぱいです。

ぜひこれから保活のママたちにも、職場復帰を不安に思わず、ぜひ前向きに後悔のない保活をしてくださいね!

 

 

 

文:kaeru

さいたま市浦和区で2児の育児中のワーキングマザー。

さいたま市で子育てしていて気づいたことをブログに書いています。

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