我が家では、郊外にある大きめの屋外型トランクルーム(レンタルコンテナ)と、自宅近くの屋内型トランクルームを借りています。
屋外型には、家電製品など比較的大型のものや趣味のキャンプ用品などを収納。
屋内型には着物や洋服、本やレコードなどを預けています。
いずれのトランクルームも、衣替えや季節家電の入れ替え時には気軽に訪問し、さらにGW明けから秋にかけてはキャンプに行くことが多いので、毎週のように訪れることになります。
どちらにしろ、人には依頼せず、すべて自分で荷物の出し入れをしています。
そこで今回は、「自分で運び込む時のポイントや注意点」、「プロに依頼するときのポイント」、「自分で荷物を出し入れしやすいトランクルームの選び方」について、私の視点でご紹介します。
トランクルームへの荷物運びは「自分で」が基本
我が家の場合、トランクルームへの荷物運びは自分たちで行うことが基本です。
その方が余計なコストがかからないということもありますが、自分で荷物を出し入れすると、「あ!ついでにこれも出しておこう」といった「発見」があるのも大きな理由です。
マイカーだって大きな荷物は運べる
実は自家用車でも、後部座席などを利用すればかなりの荷物を運ぶことができます。
特にハッチバックやステーションワゴンであれば、工夫次第で大きな家電なども運ぶことが可能です。
我が家はステーションワゴンに乗っているため、実際小さめのタンス、洗濯機程度であれば十分に運び込めます。
レンタカーやカーシェアリングを活用する
それでもものによっては、うちのステーションワゴンでは厳しい場合もあります。
また、そもそも車を所有していない方もいらっしゃいますよね。
そんな時はレンタカーでワンボックスカーを借りると便利です。
また、最近流行のカーシェアリングでワンボックスカーかトラックを借りるのもいいなと思っています。
あると絶対便利なもの3つ
★滑り止め付軍手★
ケガの防止、手先の保護という意味で軍手は必須です。
しかし通常の軍手を使用すると「スベって」しまい、素手よりもかえって疲れてしまいます。
そこでゴムの滑り止めが付いたラバー軍手を使用します。
おすすめは、手のひら全面がラバーコーティングされているものです(コンビニなどでも購入できるはず)。
★平台もしくは平台車×2★
平台車とは60cm×40cmくらいの板に4つの車輪が付いたものです。
台車から「取っ手」を取り除いたものといったら分かりやすいでしょうか。
この平台車、1台でも段ボールなどを積み重ねて移動させることができ便利なのですが、2台組み合わせるとかなり大きな荷物でも楽に移動させることが可能になります。
例えば大きなタンスやソファーを運ぶ場合、片側ずつ持ち上げて下にこの平台車を置きます。
片側ずつ持ち上げるだけなので、男性一人でも楽勝です。
そして台車に載せてしまえば、後は移動すればいいだけです。
(イコムでは、物件によっては台車無料レンタルがあります)
★荷締めベルト★
段ボールなどの荷物を平台車に何個も積み重ねて載せた場合、手で支えているだけだと崩れてしまい危険です。
そこで「荷締めベルト」があると安心です。
腰を痛めないように気をつける
荷物を運ぶ際、どうしても腰に負担がかかります。
そこで腰を痛めてしまわないように、以下のポイントに気をつけてください。
・滑り止めの付いた軍手を使う
・荷物は腰ではなくひざを使って持ち上げる
・荷物を身体から離さない(お腹に乗せるイメージ)
スタッフだけ業者に依頼することも可能
一人では運び込むことが難しい大きな荷物や大量の荷物がある場合、助っ人のスタッフだけ業者に依頼することもできます。
友達にお願いして御礼にご飯をごちそうするくらいの金額で依頼できるので、気楽にお願いできておすすめです。
例:『お助け本舗』
https://otasuke365.com/service/hikkosi.html
荷物の運び入れが楽なトランクルームの選び方
屋外型の場合は車で乗り付けられるトランクルームを選ぶ
屋外の敷地にコンテナが並んでいるような屋外型トランクルームの場合、コンテナの入口に車を横付けできるところを選びます。
そうすれば車からの移動距離がほとんど無く、荷物運び込みの労力がかなり軽減されるのです。
屋内型の場合は駐車場があるトランクルームを選ぶ
屋内型トランクルームの場合は、駐車場があるところを選ぶようにします。
駐車場が無い場合は近くのコインパーキングなどに停め、そこから荷物を運び込むことになりますが、距離が遠くて大変な上に駐車料金もかかるのでおすすめできません。
都心部の屋内型トランクルームの場合、駐車場が併設されているところは少ないですが、できればあるところを探したいものです。
屋内型の場合、エレベーターは絶対条件
屋内型トランクルームは雑居ビルやマンションのワンフロアを区切り、そのスペースをトランクルームとして貸し出ししているところがほとんどです。
そのためエレベーターがなかったり、住民以外はエレベーターが利用できないトランクルームの場合、階段を使ってえっちらおっちら荷物を運び込まなくてはならなくなります。
これを毎回行うのはかなりの負担増になるため、エレベーターが利用できることは絶対条件です。
自宅から近いトランクルームを選ぶ
当たり前ですが、日常の細々したものを収納する屋内型トランクルームは、自宅に近いところが便利です。
例えば妻一人のときでも、クルマを使うことなく手持ちや台車で運び込むことができ、「第二のクローゼット」として最大限有効に利用することができるはずです。
文:友三郎(40代・元歌舞伎役者、現ファイナンシャルプランナー)