季節の変わり目になるとやってくる衣替え。
手間と時間がかかります。
ズボラな私は、ついつい億劫で先延ばしにしてしまい、ギリギリになって慌てて出すなんてこともありました。
そんな衣替えをもっと楽にできないものか?と考え始めたのが約2年前。
その後、衣類の断捨離に着手し、クローゼットがかなりスッキリしてきたところで、衣類の保管に適した収納用品を選ぶことにしました。
そのとき選んだのが無印良品のポリプロピレンキャリーボックスです。
今回は、我が家の衣替えの工夫とキャリーボックスの活用方法をご紹介したいと思います。
無印良品・ポリプロピレンキャリーボックスの種類
まずは無印良品のポリプロピレンキャリーボックスについて説明します。
種類は10種類。
ロック付、ロックなし、折りたたみ式の3つに分けられます。
我が家の衣替えに使用したのはポリプロピレンキャリーボックス・ロック付なので、ロック付の詳細を載せておきます。
・ポリプロピレンキャリーボックス・ロック付・深 (税込1490円) (約幅36×奥行52×高さ33cm)
・ポリプロピレンキャリーボックス・ロック付・大 (税込1190円) (約幅36×奥行52×高さ16.5cm)
・ポリプロピレンキャリーボックス・ロック付・小・深型 (税込1090円) (約幅25.5×奥行37×高さ33cm)
・ポリプロピレンキャリーボックス・ロック付・小 (税込890円) (約幅25.5×奥行37×高さ16.5cm)
・ポリプロピレンキャリーボックス・ロック付・小・薄型 (税込690円) (約幅25.5×奥行37×高さ8.5cm)
カラーはすべて無色半透明です。
中身が透けて見えるので、扉がついている棚で隠す収納として利用すると、ごちゃつきを感じなくて良いと思います。
フタがついている収納用品は、どうしてもフタを開けるというアクションが増えてしまうので、よく使うモノを収納するには不向きです。
私があえて無印良品のポリプロピレンキャリーボックス・ロック付を選んだのは、3つの理由があります。
1)クローゼットの扉を開けたときにすぐに中身がわかる。
2)フタがあるので長期間保管しても埃が気にならない。
3)ロックが付いているので、上段から取り出すときにフタが外れて落ちてくる心配がない。
ポリプロピレンキャリーボックスを活用した衣替え
それまで我が家では、ホームセンターにあるような大きな衣装ケースを一人につき2つ使い、シーズンオフの衣類を収納していました。
それに収まりきらない服は、紙袋や余った収納ケースに入れておくという雑なやり方。
完全にキャパオーバーでした。
当時は衣替えのシーズンになると、衣装ケースから全部出すのも、全部しまうのも一苦労。
1日で衣替えが終わらず、数日間は洋服が散乱している状態でした。
この苦痛をどうにか解消したい……。
そこで、大きな衣装ケースをやめて、クローゼットの棚板を増やし、もう少し小分けにしようと考えたのです。
我が家のクローゼットにうまく収まったのが、無印良品のポリプロピレンキャリーボックス・大でした。
高さが16.5cmと浅いので、洋服を種類別に収納するのにピッタリです。
種類別に収納する方法に変えてから、次の衣替えのときに取り出すのが簡単になっただけでなく、一度にやらなければ!というプレッシャーがなくなりました。
今日はスカートだけやって、明日はパンツをやろうという気持ちになれるので、洋服が多くても苦になりません。
ただし、洋服はキャリーボックスに収まる量までと決めています。
また、ボックスが浅いので、服を詰め込みすぎることがなくなり、シワもあまりつかなくなったのは嬉しい収穫でした。
キャリーボックスは半透明で中身が見えますが、一応ラベリングもしておくと、さらにわかりやすくなるのでオススメです。
ところで、衣替えのたびに洋服の見直しは必要ですが、どうしても処分に迷う服もありますよね。
そのための保留ボックスを一つ用意してみてはどうでしょう?
スペースは取りますが、勢いで断捨離して後悔しないためのボックスです。
処分するかどうかを次シーズンまでに決めればいいと考えると気持ちが楽になりますよ。
小さいキャリーボックスは小物類の整理に活用
さらに我が家では、無印良品のポリプロピレンキャリーボックス・小を使って、衣類の小物を収納しています。
キャリーボックス大のちょうど半分のサイズです。
夏用のアームカバーや薄手のスカーフ、冬物の手袋やミニマフラーをそれぞれのキャリーボックス・小に収納。
この2つのキャリーボックスを収納棚の前後に並べて、季節ごとに入れ替えるだけで、小物類の衣替えは終了です。
奥のキャリーボックスにはフタをして、手前のキャリーボックスは取り出しやすいようにフタはしていません。
この方法にしてから、小物類の入れ替えのストレスがまったくなくなりました。
無印良品のキャリーボックス・小に収納しているモノを紹介しますね。
・水着セット
・スキー用の手袋、ゴーグル、帽子
・冠婚葬祭用のフォーマルグッズ、祝儀袋・不祝儀袋
ちなみにこれらは同時に使うことが多いので、家族分をひとまとめにしてあります。
ほかには、クリスマスグッズやハロウィングッズの保管にも使っています。
思い出として残したいモノは深型のキャリーボックスに保管
そんなに見返すことはないけれども、断捨離できないモノってありますよね。
我が家では、無印良品のポリプロピレンキャリーボックス・深を思い出ボックスと称して使っています。ボックスには次のようなモノを保管しています。
・子どもの絵・作品、成績表、卒業証書
・旅行先で購入したお土産、記念写真
・野球好きな我が家にあるプロ野球選手のサイン入りグッズや記念品
・寄せ書きやメッセージ、手紙、卒業文集
上記の中には、もちろん飾っているモノもありますが、全部飾っていたらキリがありません。
それこそ、飾り物だけでゴチャゴチャな部屋になってしまいます。
だからといって、無理に捨てる必要もないというのが我が家の方針です。
そこで、家族の人数分だけ(最終的に子どものボックスは2つになってしまいましたが……)
無印良品のポリプロピレンキャリーボックス・深を用意しました。
見返すこともほとんどないので、ポンポンと入れて、ざっくり収納にしています。
ただし、年に一度は見直してもらわなければなりません。
絶対に捨てたくない!と思っていても、時間が経てば、気持ちも変わるものです。
定期的に見直して、本人が手放す気持ちになったモノだけ処分することにしています。
ただし、キャリーボックスに入りきらなくなった場合は、断捨離を断行してもらうこともあります。
まとめ
ポリプロピレンキャリーボックスは、種類もサイズも豊富なので、クローゼットに合わせて選ぶことができて、重宝すること間違いなし。
モノの保管にも最適な収納アイテムです。
本当は衣替えの必要ないクローゼットが私の理想です。
でも、おしゃれを楽しみたいし、なかなか洋服もバッグも小物も減らせないのが現状。
そんな私にとって、無印良品のポリプロピレンキャリーボックスはクローゼット管理の強い味方になってくれました。
我が家のクローゼット収納はまだまだ発展途上。
これからも短時間で簡単に衣替えできるクローゼット作りを追求していきたいと思います。