ご存知ですか?
工場直営グルメ。
食品工場に併設(もしくは同敷地で)されているスペースで、製造されている商品を試食したり、購入できたりするんです。
カステラ、かりんとう、肉まん、パン……。
できたてホカホカをいただけて、信じられないほどお得なアウトレット価格で商品が買えるのは、工場直売ならでは。
今回は、そんなつくりたての商品をお得にゲットできる、さいたま市内のおすすめ工場直売グルメを紹介します。
「文明堂カステラ」~切り落としカステラが超お得!~
「カステラ1番~電話は2番、3時のおやつは文明堂~♪」
三匹つながったぬいぐるみ(猫?キツネ?)が歌いながら踊るCMでお馴染みの文明堂。
筆者、そして子どもたちの大好物でもあります!
そんな文明堂の工場直売店は、お得で美味しい宝の山です。
駐車場入り口脇にある直売店舗の前には「切り落としカステラあります」の立て看板が!
みんな大好き文明堂のお菓子がアウトレット価格で買える!
こちらの直売店では贈り物用として詰め合わせしてもらえるレギュラー商品(カステラや三笠山(どら焼き)など)から、2等品(焼きムラあり、形崩れなど)の商品がアウトレット価格で販売されています。
また季節限定のカステラも通常の4割~5割引きと、どの商品も本当にお得でついつい買いすぎてしまいます。
配送も受付けているので、お中元・お歳暮シーズンや年末年始には狭い店内が混みあいそうです。
試食し放題でホクホク気分♪
カステラの試食も出されているのですが、1つが大きい!
スーパーの食品売り場などの試食をイメージしていくと、その太っ腹な大きさに驚かされます。
だいたい1切れ分くらいの大きさで、しかも味違い(ハニーとプレーン)で食べさせてもらえます。
子どもには「いくつでも食べていいのよ」と言ってもらえるので、ウチの子たちも大喜びでドンドン食べてました。
後ろに待っている人がいなければ、大人も数個はいただけちゃいますよ。
簡単ケーキ作りにも活用できる「切り落としカステラ」が超お得!
絶対おすすめしたいのは、カステラの端っこ部分だけをパックにしてある「切り落としカステラ」。
通常のカステラおよそ2本分(約30㎝)の量で600円前後とかなりお得です。
形はちょっと悪いのですが、当然のことながらお味は正規品とまったく同じ。
この切り落としカステラ、そのままでももちろん文句なしに美味しいのですが、お菓子作りにも便利です。
まずは切り落としカステラを適度な大きさにカットしてボールに敷き詰めます。
その上に生クリームを塗ってから季節のフルーツたっぷり並べて、また生クリームを塗ってを繰り返して中身が満タンになったら、切り落としカステラを数枚フタをするように乗せます。
そのまま冷蔵庫で2~3時間程度冷やし固めたら、ドーム型ケーキ「ズコット」の完成です!
オーブンなども使わず手軽に美味しいケーキができますし、なによりも「手作り」というところがポイント。
お誕生日やクリスマスなどには、ぜひお試しください。
早い者勝ち!焼き立てホヤホヤの「窯出しカステラ」をゲットしよう
毎月第1・第3土曜日曜には「窯出しカステラ」が数量限定で販売されます。
この窯出しカステラは、窯から出したばかり、まさに焼き立てホヤホヤのカステラをその場で切り分けて売られます。
しっとりとしたイメージのカステラですが、焼き立てのカステラは甘い香りでふわっふわの食感。
見ても楽しい、食べて美味しいお得カステラなんです!
なくなり次第終了となるので、確実にゲットしたい場合は早く行くことをお勧めします。
◆文明堂浦和工場売店
所在地:埼玉県さいたま市桜区在家182
TEL:048-852-0006
https://www.bunmeido.co.jp/shop/list.php?category=3
「エース食品」~個人でも買える餃子や肉まんなどの業務用食品~
エース食品の工場直売店では、ホテルや飲食店、お弁当屋さんなどで使われる業務用の肉まんやシュウマイなどを個人向けにも販売しています。
すべて冷凍されているので保存がきいて便利
売店というよりも会社の入り口、といった感じの玄関を入るとすぐに大きな冷凍庫があり、中には自社の商品がたくさん陳列されています。
こちらの商品は基本的にすべて冷凍状態で売られていますので、保管場所(自宅の冷凍庫の空き状況を確認しておきましょう)さえ確保できていれば大量に買っておくことができて便利です。
自宅に子どものお友だちやママ友たちを呼ぶときも、おもてなしの一品として手軽に活用できそうです。
こだわりの手作り肉まんがウマい!
ウチの子どもが特に気に入っているのは「ミニ肉まん」です。
コンビニのレジ脇に置かれている肉まんは、大人にとってはちょうどよいサイズですが、子どもにとっては大きすぎたりします。
半分に割っても大きいので子どもむけにはあまり購入することがなかったのですが、こちらのミニ肉まんだと直径5㎝程度のかわいらしいサイズなので小さい子どもにちょうどよいのです。
朝食やおやつにぴったりなので、とってもおすすめですよ。
◆エース食品本社工場
所在地:埼玉県さいたま市見沼区中川618-5
TEL:048-685-6636
「伊藤パン」~とにかくおいしいパンが激安!~
ある一定世代以上には懐かしい「頭脳パン」。
こちらは1920年(大正9年)創業の老舗パンメーカー「伊藤パン」の看板商品です。
さいたま市岩槻区に本社工場があり、敷地内の売店ではアウトレット品が格安で販売されています。
美味しいパンがとにかく安い!
スーパーやコンビニでもよく見かける総菜パンや菓子パン類。
これが2個で120円、食パン1斤80円、3斤220円(カットされていないので好きなサイズで使えて便利!)。
さらに規格外パン(菓子パンや蒸しパン、コッペパンなどその時の生産ラインによって中身はバラバラです)は、4~5個入りで110円、と自社商品のパンが驚きの安さで販売されています。
ちなみに筆者は、菓子パン類6個・食パン1斤・規格外パン5個入り詰め合わせを買って、お会計は550円!
おもわず笑みがこぼれてしまうほどの安さです。
開店と同時にダッシュで入店!早い者勝ち
本社工場の門を入ってすぐ右側のプレハブが一般客向けの販売店です。
営業時間は平日8:30~14:30、土日8:30~13:00ですが、あっという間に売り切れてしまいます。
筆者が9時過ぎくらいに来店した際は、商品棚の半分くらいが売れてしまっている状態でガランとしていました。
次々とお客さんが入っており「どれも美味しそう!」とアレコレ迷っている間にもパンはどんどん売れていってました。
一般のお客さんのほかに、工場でお仕事をする人たちや配送のドライバーさんたちもランチ用にパンを買っていくようです。
商品が豊富な状態でパンを選びたいのであれば、開店と同時くらいの来店をおすすめいたします。
◆伊藤パン岩槻工場直売店
所在地:埼玉県さいたま市岩槻区末田2398-1
TEL:048-798-9855
http://www.ito-pan.co.jp/index.html
「舟和」~あれば即買い!老舗和菓子店のアウトレット商品~
浅草に本店を置く老舗和菓子店「舟和」の工場が浦和にあります。
ツルっとまるいフォルムが印象的な「あんこ玉」をはじめ、「芋ようかん」や「きんつば」など定番商品のファンも多いと思います。
何を隠そう、筆者も舟和のあんこ玉が大好きです!
小豆や抹茶、白あんの定番以外にも、イチゴやみかんコーヒーなど味のバリエーションもあり、何よりもカラフルでとっても可愛いので、ついつい買ってしまいます。
アウトレット商品があればラッキー!
製造ラインの関係もあるということですが、カステラやパンとは違い、あんこ玉や芋ようかんなどの商品については、規格外品があまり出ないそうです。
ただ「すぐれもん」や「パイ」「人形焼き」なども焼き菓子もありますので、運が良ければこれら焼き菓子系のアウトレット商品が売店に並ぶこともあります。
もちろんアウトレットですからお値段も通常より割安となりますので、見つけたらゲットしたいですね。
◆舟和 浦和工場売店
所在地:埼玉県さいたま市桜区大久保領家通前740
TEL:0120-278-201
「武蔵匠庵」~老舗かりんとう専門店の工場直売店~
お茶うけに最高のかりんとう。ポリポリの食感がやみつきになりますよね。
「武蔵匠庵」は、下記の工場直売と電話注文のみで販売されています。
ぜひ足を運んでみてください。
店内には30種類以上のかりんとうが!
定番の黒糖やきなこからハチミツ、ミルク、イチゴ、ザラメ、ミルクチョコなどの甘い系から、海苔わさびやねぎ味噌、野菜、きんぴらごぼう、生姜などおつまみ系まで数十種の商品が並んでおり、すべて試食もOK。
いろんな味を試せるのでドンドン食べてみましょう!
平日限定の「揚げたてかりんとう」はゲットしたい
平日限定で毎日12:00頃から揚げたての「美味新鮮/できたてかりんとう」が20個限定、5袋入り500円で販売されます。
中身は日替わりとなるので、行くたびに違う味と出会える楽しみがありますね。
せっかく足を運ぶのであれば時間を合わせてゲットできるようにしたいものです。
◆武蔵匠庵 工場直売店
所在地:埼玉県さいたま市南区辻7-5-4
TEL:048-866-6352
http://www.musashi-takumian.com/
まとめ
工場直売グルメの魅力はなんといっても「その場で作ったものが直接ゲットできる」こと。
しかも、通常は出回ることがないアウトレット品を安く買うこともできるので、お得な気分満載です。
食欲の秋。
さいたま市内の工場直売店に、ぜひご家族みなさんで足を運んでみてください。
文:MOTSUKO(さいたま市在住・40代ママさんフリーライター)